ZOIDS SHOP ~細目な店長の店~ [ゾイド] -68ページ目

それは確かに そこにあった

どもです(・ω・)ノ


いよいよ暑くなってきましたね。

しかし店長の旧ゾイド熱はもっと熱いですよ。








1983年発売 RMZ-07
ハイドッカー


初期マイクロゼンマイ機の販売時期違いのバリエーションについては、今まで散々紹介してきました。

そしてついに今回ハイドッカーのバリエーション、第1期から第4期までの全てが揃い踏み。

全部揃ったのは初めてです。
どれか1つとかならまだ見かけますが、揃えるとなると骨が折れます。
この並びには値段以上の価値があると言って良いでしょう。

では、改めて解説させていただきます。








ハイドッカー第1期です。
全てのゾイドの中でも極初期の品。

特徴はやはりナンバー表記が無いこと。

また、大きなZOIDSロゴが青単色です。
ゾイドが海外から展開を初めたシリーズだからなのか、一部表記に英語が使われているのもこの第1期版の特徴になります。




付属カタログはもちろん最初期の物。

この初期カタログには表紙は同じでも複数の内容違いがありますが、このハイドッカーに付属していたのはビガザウロ発売直前の極めて貴重なカタログでした。







第2期版のハイドッカーです。

この時期から箱上面にナンバーが記されるようになります。
しかしやたらちっちゃい笑

ZOIDSロゴのカラーが綺麗なグラデーションになっているのにも注目です。
英語で書かれていた部分も日本語に。




カタログは84年2月頃のマンモスが表紙の物。
先程のビガザウロ発売直前のカタログほどではないものの、こちらも貴重品です。

初期のゾイドはカタログや説明書が袋に入れられていないので欠品に注意です。







ハイドッカー第3期。
箱上面のナンバー表記が大きくなりました。

今回の記事最初の写真を見ていただくとわかるのですが、時期によって箱の色味がまちまちです。
印刷を繰り返すうちに設定が変わったのでしょうか?




ついにカタログの表紙にゴジュラスが。
84年4月頃のカタログです。

ナンバーも大きく堂々と表記され、ゴジュラスも登場。
メカ生体ゾイドもいよいよ盛り上がってくる頃ですかね。







ハイドッカー第4期です。

タブ右上にもナンバーが記されるようになりました。

この第4期版がマイクロゼンマイ機パッケージの完成形です。おそらく最も多く見かけるのもこの4期版でしょう。




この時期になるとカタログも説明書もパーツと一緒に袋の中です。
このほうが欠品する心配は少ないですね。

ハイドッカーがいつぐらいまで生産されていたかは定かではありませんが、第4期版には様々な時期のカタログが付属しているはずです。



ハイドッカーいかがでしょうか。

以上がバリエーションの基本なのですが、実はまだあります。







ちょっと状態が悪いですが、第4期版がもう一つあります。

色味が違いますが、注目すべきはそこではありません。






箱底面を見るとこのような違いがあります。

これはジオラマベース等のパッケージにも見られる違いなんですが、今回のハイドッカーでデザインが変更された時期を特定できました。




それぞれに付属していたカタログです。

写真右のハイドッカーに付属していたのは85年3月のカタログ、左のハイドッカーには85年7月のカタログが付属していました。

つまり右のハイドッカーの方が先に発売されて、1985年の3月から7月の間に左のデザインに変更された訳ですね。


ちなみに左の底面デザインは初期共和国ゾイドのみに見られます。

マニアックでしょう?笑




改めてハイドッカーいかがでしょうか。

今回揃ったのはハイドッカーですが、ペガサロスやスパイカーもあと1機で揃うんですよね。
しかしいつも言いますが、あと1機からが長いのが世の常です笑

気長に行きましょう。
ではでは(´・ω・`)/~~

ズラリズラズラ

どもです(・ω・)ノ


今日はいい天気かと思いきや、また先程から雨が降ってきました。

水害の起きている地域が心配ですね。
店長の実家の方は今のところ被害は出ていない様です。このまま何事もなければ良いのですが…。







旧共和国マイクロゼンマイゾイドを並べてみました。

う~む美しい…笑


Twitterに上げたところ「凄い」「壮観」「神」「夢に見た光景」「旧ゾイダー怖い」等、色々コメント頂きました。







「フロレシオスから背景が変わる」という話も出てきました。

なるほど確かに。



ちなみに箱もフロレシオスから厚みが増します。
カノントータスのみ更に大きな箱が使われています。

並べることで見えてくる発見、面白いですね。



次は帝国ゾイドも並べたいところですが、まだ揃ってないので暫くは無理。

揃うまでにもっと上手い飾り方を考えねば…。


ではでは(´・ω・`)/~~




今更聞けないガンスナイパー

どもです。



なんだか天気が悪いですね。

今日は珍しく新世紀ゾイドの話をしようかと思います。







ガンスナイパーです。

先日偶然ナオミ仕様機が手に入りましたので、手持ちのガンスナイパーを全部比較してみようという企画です。



2000年に発売しましたガンスナイパーは、アニメでも活躍の多い人気のあるゾイドです。

しかし、組立キットとしてのガンスナイパーで真っ先に話題に上がる事と言えば、パーツの成形の悪さです。
事実とにかく出来が悪い。

特に初期の個体は、組み立ててもまともに歩かない個体すらあったというのはよく知られています。










箱右下の辺り、TOMYロゴが丸文字の初期ガンスナイパーです。

初期ガンスナイパーは2種類に分けられ、それぞれ「α版」「β版」とします。

写真では印を付けていますが、厄介なことにこの2種は箱の外観で判別することが出来ません。
まったく同じです。






では見ていきましょう。
頭部、上顎から首にかけてのパーツを比較します。

金型は同じ物が使われていますが、β版では角パーツが取り付けられる穴が面取り加工されていますね。
そしてα版にはパーツ表面に独特のぬるりとした艶があります。


おそらく最も初期に生産されたのがα版で、最も成形が悪いのもα版です。

微妙に成形色も異なり、β版からのカラーリングがスタンダードな物になります。


腕部のパーツです。

こちらも同じ金型ですが、やはり成形色が異なります。
写真だとちょっと分かりにくいですが、β版以降のカラーリングは青味がかっているのに対し、α版はほぼ純粋な銀色です。

エッジがだるいのは同じですね。







α版とβ版を比較している最中に妙な物を見つけました。

21番ナンバータグ裏に、漢字の「水」のような模樣。
金型のキズでしょうか?謎です。








続いてナオミ版。

アニメ「ゾイド新世紀/ZERO」の人気登場人物ナオミ・フリューゲルの搭乗の赤いガンスナイパーを再現した品。

発売は2001年8月。
ヨーカドーやトイザらス等で販売された限定品です。






β版と比較します。

成形色は違いますが、金型はこれまったく同じですね。
相変わらずエッジダルダル。


腕もまったく同じです。

せっかくのアニメ登場機、それも人気キャラクターの専用ゾイドを再現した限定品なのに、これは残念と言わざるをえません。


まったく同じなので、もちろん「水」のキズもそのまんま。

今までこのナオミ版を持っていなかったのも、正直なところ特に良い部分が無いってのが理由の一つだったりします。

いくら限定品といってもこれではね…。








次はハズブロ版です。

主にアメリカで販売された品ですね。
日本国内でもイベント等で輸入品が販売されたので、中古市場では今でもそれなりに出回っています。

ゾイド界隈ではこのハズブロ版で金型が改修されたという説が一般的です。
果たしてどうなんでしょう?







頭部パーツ。

う~~~ん?

大きな違いは見られませんが???



腕、こちらも特に違いは無さそう。

強いて言えばハズブロ版の方は少しバリがある気がしますが、このくらいは個体差の範囲でしょう。



ところが!
ランナーをひっくり返してみると、「水」が無い!

これはどうやらパーツの裏側を成形する側の金型が改修されている様ですね。
成形時にパーツを突き出すピンの跡なんかもかなり滑らかになっています。

「リアルに歩行」を謳っておきながら、組立ても歩かない…なんてのは流石にマズかったのでしょう。
歩行ギミックに影響しそうなパーツ裏側が改修されるのは納得です。


ハズブロ版で改修が入った定説は事実だったか!
謎のキズがこんなかたちで役に立つとは…。









さて、最後はTOMYロゴが角文字のやつ。
これがいわゆる後期版

通常販売された新世紀ゾイドのなかでは現在かなり貴重な部類に入ると思います。

昨今中古市場に出回っているガンスナイパーは大半が丸文字TOMYロゴ版、α版かβ版のどっちかばかりですからね。後期版はなかなか見かけません。







では比較、これは一目瞭然。

まずランナーの太さがまったく違いますし、ゲート位置も変わっています。
エッジも立っていて良い。パーツ表面のヒケも改善している様に見えます。

これはほとんど新規金型ですね、別物だ。


腕パーツ、こちらも凄い。

エッジがカチッと立っていますね。
ここまで違うのか。

後期版で大改修が入ったのは知っていましたが、実際比較してみるとその違いに驚きます。



今はHMMがありますが、もしTOMY製の動くガンスナイパーがどうしても作りたいと思ったら後期版一択ではないでしょうか。

となると貴重品なのがネックですね。

一応「TOMYロゴが角文字なら後期版」だとは思いますが、買うときは中を確認しましょう。
ナオミ版もロゴは角文字ですからね、パッケージだけで判断はしないほうがいいかも。








次は背中のミサイルポッドを見ます。

このパーツはスプリングを使ったギミックが内臓されているのですが、やはり初期の物は動作不良が少なからずあったとされています。






α版、β版、ナオミ版は同じ形状ですが、やはりハズブロ版から改修が入っているみたいです。

真上から見るとスプリングギミックのスイッチの位置が異なります。
ということは内部構造にも改修があったと見て間違いないでしょう。
界隈の定説通りですね。

このスイッチの位置を見れば、組立済みのガンスナイパーでも金型改修以前の個体か改修以後の個体かが判別できます。



横から見ても違いがあります。

赤線部分の角度が違うのが分かりますか?
やはり後期版のパーツは洗練されている感じがしますね。

後はハッチ内のミサイルの造形がマトモだったらなぁ…!






※(eBayから引用)

という訳で、ガンスナイパーの比較でした。
いかがでしょうか。

改めて比較してみるとけっこう違うもんですね。

後期版のディテールやミサイルポッドのスイッチ位置は覚えておいて損は無いと思います。
ガンスナイパーを見かけたら要チェックや!



実はガンスナイパーにはもう一種類、ハズブロ版と同時期のヨーロッパ版があるのですが、流石に持ってません。

手に入ることがあれば、また完全な比較をやりたいと思います。


ではでは(´・ω・`)/~~