ZOIDS SHOP ~細目な店長の店~ [ゾイド] -4ページ目

チカラも夢も そして勇気も

どもです。




前回、前々回でバリゲーターの記事を書きました。


良いゾイドですよねバリゲーター。



このワニ型ゾイドは「第1回X-day ゾイドアイデアコンテスト」の入選作品がデザインの元になっている事にはちょっとだけ触れました。



手持ちの資料に良い画像がありましたので、今回はそれを見てみましょう。








こちらの画像上、青背景のイラストがコンテスト入選作品


共和国金十字賞(リパブリックゴールドクロス賞)に輝いた東京都の本田君(当時8歳)の作品。


ワニ型というモチーフ、低い姿勢、強力そうな尾等が評価された様です。



画像下は小学三年生編集部によりリファインされたイラスト。


頭部に共和国共通コックピットらしき物が埋め込まれているのが興味深い。



バリゲーターの左右肩部ビーム砲が入選イラストの時点ですでに見られ、製品版デザインに活かされているのが分かりますね。


逆に頭部に関してはかなりアレンジされた様子。

このジャガーバ●カンみたいな口もこれはこれで面白いと思うのですが。







以上バリゲーターの元デザインでした。


リファインイラストの共通コックピットが凄く好みです。

共通コックピットに上顎パーツを取り付ける感じで再現できないかな?後のレオゲーターのワニモードみたいな。



そして受賞者の本田君、コンテストから40年経った現在では48歳。

何処で何をしているのやら。


貴方のデザインしたワニ型ゾイドは今でも愛されていますよ。



ではでは。







支払いは任せろー

どもです。





さあ今回は金型比較、やるぞやるぞ。


バリゲーターの金型を見て行きます。



前回紹介した旧バリゲーターは日本製でした。

そして写真左側のUK版バリゲーターがシンガポール製です。


ちょうどいい比較対象があってラッキー。



しかしUK版のカラーリングはカッコいいな!







今回も比較結果を先に書きますと、日本製とシンガポール製のバリゲーターは別々の金型で製造されていました


バリゲーターは金型が二種類あるんですね。



ゾイドには金型が複数あるパターンと、一つの金型が他国の製造工場へ移動するパターンが確認されています。







では現物を見て行きましょう。

上顎17番パーツの裏側に製造国の刻印が入っています。

©TOMY・JAPAN
©TOMY.SINGAPORE

口を開ければ見ることができるので、ここで製造国を確認するのが一番簡単ですね。



更に下顎を見ましょう。

上顎の製造国刻印を見るのと同時に確認出来ます。


見るのは先端部分です。

日本製にだけ、楕円形のディテールがあるのがわかりますでしょうか。



ネットオークション等、写真でバリゲーターの状態を確認しなければならない時、ここは上顎の製造国刻印より見える可能性が高いと思います。


お店で組済みバリゲーターを買う時も、まずは口を開けよう!








尻尾も見ましょう。


尻尾の一番太い部分、26番パーツの裏側。

ゴムキャップ周辺に大小の穴がありますが、日本製とシンガポール製では小さい方の穴の深さが異なります。



大きい穴は尻尾上側のパーツのピンが挿し込まれる部分ですが、小さい穴には特に機能はありません。


シンガポール金型の穴はかなり深いですね。

分かりやすい違いです。







次は背中の装甲7番パーツ。

裏側をよく観察すると微妙な違いが見られます。


バリゲーターの首の辺り、長方形の部分をアップにしました。
やはり細部の形状がちょっと違う。

シンガポール製は丸い押出しピン跡が1ヶ所少ないのもわかりますね。

これは金型が間違いなく別物である証拠と言えるでしょう。








16番パーツ、右後ろ足の装甲です。

パーツナンバーの刻印で製造国を判別するのはゾイドコレクターの基本的テクニック。


シンガポール製パーツのナンバーは数字がズレてますね。
狭いスペースに無理矢理刻印してる感じ。


ちなみに、日本製バリゲーターの足フレームにシンガポール製の装甲を取り付ける事は出来ません。
逆も無理。

取付けピンの太さ違うので互換性が無いんですね。







バリゲーターの金型比較、いかがでしょう。

最後に、バリゲーターは1999年の新世紀シリーズにRZ版、さらに2008年のリバセンの時にバリゲーターTSとして復刻してます。


どちらも製造国は中国になっていますが、金型はどうやら元日本製が中国に渡ったみたいです。


当然金型は加工されていて、上顎の製造国刻印が無いのには注意。
「©TOMY」としか書いてないです。

下顎先端の楕円形ディテールも薄くて角度によっては見えないかも。


お手元にバリゲーターがある人はよく観察してみて下さい。

ではでは。

おこったぞー!

どもです。



聞くところによるとスーパー戦隊シリーズに何やら大きな節目が訪れそうな感じらしいですね。


暗黒店長、特撮からは離れて久しいですが、流石に気になります。


どうなるんだろ。












(旧)1985年発売 RMZ-20

(新)1999年発売 RZ-003

バリゲーター



今日はバリゲーターにしましょう。



ヘリック共和国軍のワニ型ゾイド。


共和国重装甲スペシャル級ゾイドの中では、ゴドス・ガイサックに次いで登場した初期の機体となります。



現在未組立の旧バリゲーターはかなりの貴重品です。

入手難度は重装甲スペシャル機のなかでも上位でしょう。







中身。

付属カタログを見るに発売直後の個体ですね。


バリゲーターはマイクロゼンマイ動力で4足歩行。

頭部と尻尾が連動します。



パッケージ写真とは装甲の色が少し違って見えますね。

パッケージでは緑系に見えますが、実際のキットは青味があるカラーリング。







こちら組済みのバリゲーター。


何処から見ても見事なワニ型、素晴らしいデザイン。



バリゲーターは第1回X-day デザインコンテストの入選作品がデザインの元になっています。



フレームに装甲を被せる構造の脚部。


小型ゾイドながら8パーツ構成、摩擦を抑えた特殊ジョイントを備える尻尾。


かなり気合の入った設計はコンテスト入選作ゆえでしょうか。



凝った作りの影響で脚部装甲や尻尾の先端パーツを紛失しやすいのが難点と言えば難点。


欠品したジャンクをよく見かけます。








口を開けるとパイロットがコンニチハ。


バリゲーターお馴染みのネタポイントですね。

噛みつき攻撃は命がけ。



一応擁護しておきますと、少なくとも旧バリゲーターはそもそも噛みつき攻撃を想定していない可能性があります。




一部資料ではバリゲーターの口腔内にエネルギー補給口が設定されています。


つまりあの口は武器ではなく給油口の蓋なんです。



新世紀ゾイドのEZ版ブラキオスの設定を見ますと

「キラーバイトファングを装備した事により格闘戦にも対応した」

的な事が書かれています。


つまり旧版ブラキオスは噛みつき非対応だった訳だ。



バリゲーターもああ見えて噛みつき出来ないんですね。


ワニモチーフだろうが、立派なキバがあろうが、あの口は給油口の蓋なんです。





では口やコックピットの構造が変わった訳でもないのに何故新世紀RZ版バリゲーターはバイトファング装備で噛みつき可なのか!






知らん!











という訳でバリゲーターでした。


メタなこと言うと、脚部や尻尾同様コックピットも凝った設計にして欲しかったですね。


おもしれーゾイド。



次回は金型比較かな。


ではでは。