続きです。
☆A 登場する神はすべて二柱
☆B 八岐大蛇
まとめ
☆C 八岐大蛇は、剣を龍宮に取り戻した
<< 老松、若松、剣の事を尋ねる >>
☆A < 登場する神は全て二柱(安徳天皇以外)>
詳細、以下のリンク先。
☆9 賀茂大明神に七日間祈る
☆10 (剣は)龍宮城の重き宝なり
☆11 我(龍宮の龍神)、
次郎(次男)王子は
八岐大蛇となり
スサノオが、かの大蛇を失わせ
天照に剣を渡す
☆12 (日本武尊は)天照より、
厳宮を御使いて剣をたまわった
☆13 八岐大蛇は、
剣を龍宮に取り戻した
*龍宮の龍神は、高良神。(前回も書いたが)
龍宮=志賀海神社
ご祭神の綿津見神は、高良神と同神
八大龍王社の祭神は、綿津見神=龍神=高良神
浦島太郎に酷似の伝承は、すべて彼らの話が元=同神
*賀茂神(鴨、加茂みな同じ)
賀茂大明神=賀茂神=饒速日命。
別名、三島溝杙の三島もみそくい(御栄井)もオリオンの三ツ星=住吉
加茂(鴨、賀茂)神は、社の伝承より、高良神、三輪の神に繋がっている。
奈良湖の水を引いたのは、三輪の神=饒速日命。
長尾神社の伝承から、三社の神は同神であり、賀茂神の名がある。
*スサノオ命、天照、厳宮(厳島神社の神=市杵島姫命)
=高良神と神功皇后、饒速日命と御炊屋姫になる
天照=饒速日命と御炊屋姫
市杵島姫命=御炊屋姫
*女神天照は、厳御霊=市杵島姫命(撞賢木厳御霊天疎向津姫)
スサノオ命=祇園神(高良大社下社)=高良神=饒速日命
高良神の后は神功皇后=饒速日の御炊屋姫
☆B < 八岐大蛇 >
平家物語では、八岐大蛇は龍宮の龍神の次男であった。
神話では、八岐大蛇は悪神であり、スサノオ命が退治している。
しかし龍神は、高良神=饒速日(豊玉彦)
*乙姫は、彼の后の神功皇后=御炊屋姫(豊玉姫)
八岐大蛇を退治したスサノオ命もまた、高良神自身である。
これには、伝承のからくりがあった。
退治した者が、退治された者の名になることがあるのだ。
以下、「筑紫神」は悪神・命ツクシ神が語源だが、退治した方の神が筑紫神として祀られている。
筑後国一之宮の高良大社の高良神だ。
さらに、神が他の地に勧請される時、神の伝承もその地の物語として移されるのだ。
よって、八岐大蛇を退治したスサノオ命は高良神であり、平家物語の「八岐大蛇」もまた、彼になる。
まとめ
☆C < 八岐大蛇は、剣を龍宮に取り戻した >
ただ、「龍宮」の言葉があるだけではなく、各所に彼らの別名を散りばめていた。
龍宮の主が、彼らであることを暗示しているのだ。
龍宮の龍神とは、高良神であり、饒速日命。
龍神=綿津見神=高良神=饒速日命
三種の神器の草薙の剣をもたらした、物部の祖神、高良神だ。
「元の神の所に戻ったのだから、草薙の剣が無くても仕方ないだろう」
そのような意図が感じられる。
天照は、スサノオから手渡された剣を見て「昔、高天原から落とした」物だと語った。
これは、龍宮の龍神と天照が同神であることを示している。
龍神の剣は天照のもの=龍神と天照は同神
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*参考文献
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今更ながら始めました。
古代や神のこと、少しずつつぶやきます。
小分けなので分かりやすいかもです
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