山の辺の道を通り、「八大龍王弁財天」へ。

八大龍王も彼らに繋がった。

★前の記事

 

 

三輪山を下山したらお昼。
近くで三輪そうめんを食べて、出発。
 

 

前回の「市杵島姫命神社」に書いたように、弁天さまは、島の中に社を築きます。

神の由緒を示してた。

 

 

社はこちら。

 

 

池の真ん中。

神社というより、神仏習合的な建物。

 

 

反対側がこちら。

奥にある建物が、社。


八大龍王も弁天様。
市杵島姫命でもある。

 

再び、移動。

 

 

「元伊勢 桧原神社」
御祭神 天照大御神

豊鍬入姫宮。

 

そこから、山の辺の道をそれた。

 

 

「大神神社摂社 神御前神社」へ。

後ろに見えるのが三輪山。

神の御前なんだ。

 

 

ここには、倭迹迹日百襲姫命が祀られていた。

百襲姫は、三輪山の神の大物主のご神託をしていた。
神話では大物主神の后になったとある。

おそらく、饒速日命(大物主神)の后、御炊屋姫の伝承と重ねられている。

 

ここは「茅原(ちはら)」。
茅の原です。

ここに立った時、あの光景を思い出しました。

 

 

後にその山は三輪山だと気付く。

風にそよぐ金色の葦原。
祖母に手を引かれて連れていかれたのは、神の山の・・・御前。

葦は、茅のことでもあった。
ということはこの一帯は、葦原だったのだ。

まさに「葦原の中つ国」。

ちょっと鳥肌が^^;

 

 

この写真はもう少し近くから撮った三輪山。
 

 

「富士神社」「厳島神社」

「神御前神社」の側にある。

 

 

この厳島神社は、狭井神社の境内にある「市杵島姫命神社」の元宮で

厳島神社の神は、市杵島姫命(弁財天)。
彼女は大物主神(=饒速日命)の后、御炊屋姫。

 

 

 

☆冨士神社

木花咲耶姫(このはなさくやひめ)は、大山祇神の子とされる。

(饒速日命の后、御炊屋姫も大山祇神の子ともされている。)

 

しかし、大山祇神は三島明神とも呼ばれ、彼は三島神である饒速日命。

(三島神社に木花咲耶姫が祀られる)

 

神話の神は彼ら二柱に集約されるので、親等関係なくすべて彼らになる。

 

 

*伊豆一之宮の「三嶋大社」には、木花咲耶姫が祀られる。

三嶋は三島神である饒速日命。

 

*静岡県三島市加茂の「瀧川神社」には瀬織津姫が祀られる。

三島、加茂、瀬織津姫。

三島神、加茂(賀茂、漢字は様々)は、饒速日命。

(夫婦で同じ名でもある)

 

瀬織津姫も木花咲耶姫も御炊屋姫も、同神であるので、地名、祭神などが示唆している。

二柱が同じ境内に祀られているのは、同神であるからだ。

 

そうすると、遷座、勧請の元など、すべて腑に落ちる。

 

 

また、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は、神話上の人物であり、饒速日命。

 

佐賀県の荒穂神社にも五十猛命(高良神・饒速日命)と共に祀られている。

寄せ集めと言うより、同神である故なのだ。

 

 

この後、箸墓古墳を通り、
いよいよ、最大の目的地へ。

 

 

★後の記事

佐賀の八大龍王社の神は、綿津見神であり、福岡の志賀海神社の祭神。

伝承から、同神に繋がった。

 

志賀神=高良神=饒速日命

神功皇后=御炊屋姫

 

 


( つづく )

 

 

 

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