弁天池の起源が天山にあった。
 
 
下宮の一つ、晴気の天山社に答えがある。
 

 

天山池の中に島を築き蓬莱島と名づけ、宮床に石祠を設け天山神の上宮と定め

(上記 晴気天山社の御由緒書きより)
(弁天池は私の造語)
 

池に島を築き、蓬莱島と名づけて上宮を設ける。


この地は、古来、蓬莱島と言われていた。

徐福が求めた蓬莱島はこの一帯であり、伝承の地はそこにある金立山。

(徐福、実在の真偽は分からない。伝承は後に創作された可能性もある)

 

 

蓬莱島とは建日向豊久士比泥別であり、神が住む島なのである。

☆「儺の国の星」に脊振山系があるここが蓬莱島とあった。

 

(海面上昇シミュレーションシステムより)*1

 

 (地図はYAMAP)

 

天山池の蓬莱島の中にある上宮は、「蓬莱島の中にある天山」の見立てなのだ。

 

脊振山上宮にも祀られる彼女も示唆。

 

蓬莱島に存在した「彼ら」をも示唆するものかもしれない。

住吉の元宮は現人神社。

 

そこには神話に繋がる地名、地形があった。

 

神の地「蓬莱島」とは、まさにこの地のこと。

 

 

 

山頂に立てば360度の視界が迎えてくれる。

 

 

 
上宮は駐車場から5分ほど。
 

 

 

 

晴気の天山宮にあったように、上宮は池の中にある。

 

 

蓬莱島=建日向豊久士比泥別の中に祀られる彼女だ。

 

彼女は市杵島姫=御炊屋姫。

宗像神であり、神功皇后。

 

生まれは大和でも、彼女の故郷はこの地。

 

彼らは全ての神になる。

 

神々の故郷。

それが蓬莱島なのである。

 

 

天山には下宮が三つある。

 

 
晴気の天山社。
 

 

 

岩蔵の天山神社。

 

 

厳木町広瀬の天山神社。

社の地名は神の由緒を示すことがある。

 

厳木は、厳島神である市杵島姫。

また、女神天照の別名、撞賢木厳御霊天疎向津姫を示唆。

 

広瀬は奈良の旧廣瀬郡弁才天の櫛玉比女命神社の御炊屋姫。

廣瀬大社の豊受、櫛玉姫、櫛玉彦をも示唆。

 

みな、同神であった。

 

 

 

広瀬の境内には、宮地嶽神社。

神功皇后が御祭神。

彼女と同神であるからだ。

それ以外の理由はあるだろうか。

 

 

 

*記事内の考察や写真、イラストなどの無断使用はご遠慮ください。

 

今まで記事にしたのも、神ごと、神話ごとなどに新たにUPしてます。

分かりやすくお伝えできればと思います。

 

 

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*1 AD200年頃、おそらく今の標高4~5m辺りが当時の海面と推測。

それからの堆積物などを考えると、当時の状況はこれくらいではないかと思われます。

 

 

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古代や神のこと、少しずつつぶやきます。

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