奥女中63
逆回転して晩餐会に招かれた場合のルールですもし、If,ある日突然、金箔入りの菊の紋章が付いた晩餐会の招待状が届いたら!「たら」と「れば」は北海道だと云わないで下さい。たまには夢の世界に行くのも楽しいでしょう。 「天皇陛下におかれては、国賓として来日される何々国の 何々閣下を お迎えして、来る何月何日何時より、 宮殿豊明殿に於いて 歓迎晩餐会を催されますので、 ご来臨下さいますよう ご案内申し上げます」 平成 年 月 日 宮内庁長官 殿歓迎行事の中でも最高のもてなしである国賓であるから最高級の国を挙げての歓迎式典となる。しかも、国賓をもてなすのですから天皇か首相が主催するものである。 招待状 御紋に金箔が入っているのは天皇を意味する。皇后の場合は、線の所だけが金箔で、菊の紋は「裏御紋」である。皇太子であれば、箔押しは無く、菊の紋が型押しになっている。 皇太子用勿論、突然、招待状が来るわけではなく、事前に電話で出席が確認されてはいる。以前は、招待状も宮内庁の職員が自宅にお届けしたようでが、経費削減で、現代は郵便であるという。でも、この成り行きでは、メールで来るようになるかもしれない。返事もメールで顔文字も入って?若しかしたらラインかも?味気無いですね。それは兎も角、もし来たら、何を着て行くのか、何に乗って行くのか、何か持って行かなくてはとか、食事のマナーはどうしよう、陛下との挨拶はどうすればよいのか、もし、お言葉を頂いたらナントお答えしようかとか、もし、というのを考えると、その瞬間から様々な妄念に乗り移られてしまう。どれが一番悩むのでしょうか?上記の招待状は、午餐とありメニューが書かれている。宴会の種類としては、晩餐会(夕食会)。そして、午餐がある。午餐とは昼食会であるが、格としては晩餐会の方が高い。どちらも列席者全員が席についての食事会である。立食ではないのです。立食に比べると遥かに格式が高い。立食ですと、カクテルパーテーがある。どうも誤解されているようだが、このパーテーはカクテルを飲む会合ではなく、しかも、時間も夕方頃にするのが普通である。この会合は、時間内に何時でも来てもいいですよ、何時お帰りになっても良いですよ、というのが本来の趣旨であり、来て主催者に挨拶をすると、それで目的を達するものである。別にカクテルドレスを着なくても良いのです。間違いやすいのがカクテルドレスで言葉自体が、和製英語であることから誤解を受けやすいのです。何かカクテルパーテーに着るようなイメージが有りますが、そういう事ではありません。気軽なものであり、間違っても胸の開いたイブニングドレスなどを着ての会合ではない。服装について基本的な考えとしては、陽の高い内は、キラキラした光り物や長いものは着ないということです。 黒いカクテルドレス