エラスチンご存知ですか?
コラーゲン、ヒアルロン酸とともに言わずと知れた三大美容成分です。人間の体に含まれるたんぱく質の一つで、コラーゲンに続き二番目に多く存在しています。そして全身の伸び縮みするあらゆる部分に含まれています。
特に子宮や靭帯に多く、血管の50%はエラスチンで出来ています。あと肺にも多く存在しています。
エラスチンは水に溶けないため抽出が難しく、近年まではあまり研究が進んでいませんでしたが、国立九州工業大学が日米国際特許をとっている抽出法で、40年かけて採取に成功したそうです。
①ハリ上向き、立体感、弾力再生!!
②エラスチンは関節を支えるじん帯に必須!
③クーパーじん帯がバストのハリを保つ!
④血管エラスチンの減少は高血圧・動脈硬化の原
①ハリ上向き、立体感、弾力再生!!
35歳くらいからはじまる女性ホルモンの低下と共に、まずエラスチンが減少し続いてヒアルロン酸・コラーゲンが
減少します。
「ファーストエイジング=弾力低下」はエラスチンの減少から現れます。
減少の第一原因は老化ですが、第二番目は紫外線です。
それもレジャーで急激に浴びる紫外線ではなく、日常の,、エネルギーは強くないけれど肌奥の真皮層にまで到達する紫外線UV-Aです。
このUV-Aは、1年365日、毎日曇りの日も雨の日も降り注いでいますし、カーテンや窓ガラスさえも通過しています。
紫外線による「酸化ストレス」に加え注意したい第三番目の原因が「糖化ストレス」です。
甘いものや炭水化物の摂り過ぎにより、体内で消化吸収しきれず余った糖がたんぱく質と結びついてAGEsという老化物質を作り出します。
それがエラスチンを変性させてしまうのです。
②エラスチンは関節を支えるじん帯に必須!
じん帯は骨と骨をつなぎ、関節を支え、関節の曲げ伸ばしをスムーズにする働きがあります。
じん帯の50~70%はエラスチンなので、エラスチンを多く含むじん帯はゴムのように伸縮性にとんでいます。
昔激しいスポーツをしていた方など、靭帯損傷を起こしやすく、それが年齢と共に加速し、軟骨のすり減りをおこし変形性膝関節症につながっている場合も多いと言われています。
③クーパーじん帯がバストのハリを保つ!
クーパーじん帯は乳腺を皮膚や筋肉につなぎとめ、バストの下垂を防ぐ役割をしています。
つまりクーパーじん帯のおかげでバストの形が保たれているということなのです。そしてそのじん帯の伸びを防いでいるのが「エラスチン」なのです。
運動による長時間の刺激を受けていた方、Cカップ以上の方は特にクーパーじん帯が伸びきってしまいやすいので下垂しがちです。
④血管エラスチンの減少は高血圧・動脈硬化の原因!
前屈した時「あれ、昔より硬くなってる。
前はもっと曲がったのに」とか、朝起きる時、ベッドからすっーと起き上がれず、「あ痛たたー」と体がこわばっている事ありませんか?
それと同じで血管も年齢と共に固くなります。
それはエラスチンの減少に他なりません。
血管が硬くなると、血液の流れが悪くなります。
すると人間の体はうまく出来ていて、血液を押し流すために、血圧を上げて血液を流そうとします。
つまり血圧が上がる原因の一つがエラスチン不足による血管の硬さなのです。
血管の弾力性と伸縮性を生み出すもととなるエラスチンは、血管の若々しさを保つうえで重要な役割を持ちます。
血管の50%はエラスチンです。
しかしエラスチンは20代をピークに減少するため次第に血管は弾力を失います。
イメージとしては外に置きっぱなしの古くなったカチカチのゴムホースのような感じでしょうか。
『血管大動脈解離』
皆さんも記憶にあると思いますが、以前、笑福亭笑瓶さんがこの病気で亡くなられました。
血管の内膜がさけてしまう病気です。
この病気は何の前触れもなく発症するのが特徴です。
以前は70代の発症が多かったようですが最近は40~50代での発症も珍しくないようです。
この病気で亡くなる場合は即死の場合が多いそうです。
血液をサラサラにする事だけでなく、「血管自身のしなやかさ」もとても重要です。
気になる方はご相談下さい。
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