グリンデルバルドは、なぜヴォルデモート卿にニワトコの杖のありかを教えなかったのか?! | 歌手×介護福祉士×占い師 尾是匠海(びせたくみ)のブログ(※ハリポタ・ファンタビ多め)

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歌手と介護福祉士と占い師をしています。ビセケンと申します。ブログは思いついたことや、ハリポタ・ファンタビ、歌、占い、介護のことなど、テキトーに書いてます。首尾一貫していません。

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占い師と介護福祉士をしています。

ビセケンです。

 

 

 

ファンタスティック・ビーストシリーズの大悪党であるグリンデルバルドですが、

 

実は、ハリーポッターシリーズにも登場しているんです。

 

 

 

 

 

  ハリー・ポッターシリーズにもグリンデルバルドは登場している?!

 

 

 

原作小説では、グリンデルバルドはまあまあ話に出てきますし、

 

映画でも、セリフの中でちょろちょろっと出てきたり、

 

『ハリー・ポッターと死の秘宝』では、

年老いたグリンデルバルドが登場します。

 

 

映画バージョンだと、

 

ヴォルデモート卿が、

グリンデルバルドが幽閉されているヌルメンガード城を訪れて、

 

ニワトコの杖のありかを聴き出すシーンがあります。

 

 

この時、

 

グリンデルバルド

「杖は彼と共に眠っている」

 

とヴォルデモート卿に伝えるんです。

 

 

すると、

 

次のシーンで、

 

ヴォルデモート卿がダンブルドアの墓を破壊して、

ニワトコの杖を取り出し、手に入れてしまうんです。

 

 

しかし、原作小説では違います。

 

原作では、

 

杖のありかを聴き出そうとしたヴォルデモート卿に対して嘘をつきます。

 

グリンデルバルド

「私は、あの杖を持ったことがない」

 

 

という風に、嘘をつくんですね。

 

そして、口を固く割らなかった年老いたグリンデルバルドは、ヴォルデモート卿に殺されてしまうんです。

 

 

結果的にはヴォルデモート卿はニワトコの杖を手に入れてしまうんですが、

しかし、手に入れるまでの時間を引き伸ばすことに成功はしました。

 

 

でも、なぜ嘘をついたんでしょうか?

 

考えられる理由は3つあります。

 

 

 

 

  過去を反省して、少しでも罪を償いたかったから

 

 

 

ファンタビシリーズを観ても分かる通り、

 

グリンデルバルドは、ヴォルデモート卿が現れるまで、

最悪の魔法使いとして知れ渡っていました。

 

何人もの人を殺して、数え切れないほどの悪さをしています。

 

 

でも、そんなグリンデルバルドも歳をとりました。

歳を取り、独房の中で、過去を反省しているんですね。

 

 

というのも、

 

原作小説の『ハリー・ポッターと死の秘宝』にて、

 

ダンブルドアとハリーがこのように語っているんですね。

 

 

ハリー

「グリンデルバルドは、ヴォルデモートが杖(ニワトコの杖)を追うのを阻止しようとしました。」

「グリンデルバルドは、嘘をついたんです。つまり、あの杖を持たことはないというフリををしました。」

 

ダンブルドアは膝に目を落として頷いた。

曲がった鼻に涙がまだ光っていた。

 

ダンブルドア

「風の便りに孤独なヌルメンガードの独房であの者が後年、悔悟の念を示していると聞いた。そうであって欲しいと思う。」

「自分がしたことを恥じ、恐ろしく思ったと考えたい。」

「ヴォルデート卿に嘘をついたのは、償いをしたいからであろう。」

「ヴォルデモート卿が秘宝を手に入れるのを阻止しようとしたのであろう」

 

 

 

という風にして、

 

風の便りではありますが、

 

年寄りグリンデルバルドは悔悟の念を示しているんですね。

 

自分がしてことを恥じて、恐ろしく思ったから、償いために、嘘をついたというわけです。

 

 

これが一つ目の理由です。

 

 

では、二つ目の理由は?

 

 

 

 

まだダンブルドアを愛していたから

 

 

ファンタビシリーズにて、

 

グリンデルバルドとダンブルドアは、かつて恋愛関係にあったことが明かされています。

血の誓いを立てるほどの、深い愛で結ばれていたわけです。

 

 

これを踏まえて、

 

先ほどのダンブルドアとハリーの会話の続きを観てみましょう。

 

 

ハリー

「グリンデルバルドは、ヴォルデモートが杖(ニワトコの杖)を追うのを阻止しようとしました。」

「グリンデルバルドは、嘘をついたんです。つまり、あの杖を持たことはないというフリををしました。」

 

ダンブルドアは膝に目を落として頷いた。

曲がった鼻に涙がまだ光っていた。

 

ダンブルドア

「風の便りに孤独なヌルメンガードの独房であの者が後年、悔悟の念を示していると聞いた。そうであって欲しいと思う。」

「自分がしたことを恥じ、恐ろしく思ったと考えたい。」

「ヴォルデート卿に嘘をついたのは、償いをしたいからであろう。」

「ヴォルデモート卿が秘宝(死の秘宝)を手に入れるのを阻止しようとしたのであろう」

 

ハリー

「それとも、先生の墓を暴くのを阻止しようとしたのでは?」

 

ハリーは思ったままを言うと、ダンブルドアは目頭を拭った。

 

 

もしかしたらですが、

 

ハリーの発言

「それとも、先生の墓を暴くのを阻止しようとしたのでは?」に対して、

 

ダンブルドアが目頭(の涙)を拭ったのは、

 

グリンデルバルドが、まだ自分(ダンブルドア)に愛情があることを感じ取ったからなのでは?と思うんです。

 

 

若い頃の2人の愛と同じではないかもしれませんが、

 

 

グリンデルバルドは、

独房の中で、過去のダンブルドアへの愛の気持ちを思い出し、

ヴォルデモート卿が杖を探していることをきっかけに、

愛の気持ちが溢れ出てきたのかもしれません。

 

そして、自分ができる最大の方法で、

つまりは、ヴォルデモート卿に嘘をつくことで、

ダンブルドアの墓が暴かれないようにしたかったのでは?と思うんです。

 

 

だから、「私はあの杖を持ったことがない」という発言をしたのでしょう。

 

 

これが2つ目の理由です。

 

 

そして、最後3つ目の理由。

 

 

 

  もう死にたかった

 

 

 

グリンデルバルドは、

 

おおよそですが、50年近くをヌルメンガード城の独房で過ごしています。

 

 

もう、過去も悔悟し尽くしたでしょうし、

独房の中で何かすることもありません。

 

生きる意味を失っていた?のではと思うんです。

 

 

だから、ヴォルデモート卿に嘘をつくことで、

「嘘をつけば、殺してもらえる」と、そう思った可能性もあります。

 

 

少し単純かもしれませんが、

可能性としてはあります。

 

 

 

ただ、ハリーの正直な感想が、多分正しい理由なのかな〜と、

個人的には思っています。

 

 

この晩年のグリンデルバルドを見て、どんな思いかを推し量って見ると、

もしかしたら、ファンタビも見方が変わってくるかもしれません。

 

 

 

はい、

 

グリンデルバルドは、なぜヴォルデモート卿にニワトコの杖のありかを教えなかったのか?!

 

でした。

 

ありがとうございます。

ありがとうございます。