冬の道東旅その1 憧れの日高山脈編 | 帰還せよ

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実は、数日前まで道東に行っていました
 
この冬では初の遠出です(150kmくらいだとそんなに遠出ではない)
 
本当はもっと前から旅に出たかったのですが、電気ケトルがなかったので行けませんでした
 
なぜかというと、冬の車中泊では絶対に湯たんぽが必要で、お湯を沸かすのに電気ケトルを使うからです(ホテルに泊まればいいのでは?)
 
電気ケトルは以前姉にあげてしまったので、旅に出る時は借りて使っていました
 
でも姉も毎日使っているし取りに行くのも面倒なので、新しく買おうかどうしようか悩んでいました
 
コンロを持っていって外で沸かすこともできるのですが、冬の夜に外でお湯を沸かすのはできれば避けたいところです(寒いので)
 
それで旅に行きたいと思う度に、「あ、電気ケトルがない」と言ってあきらめていたのです
 
 
 
でも、もう今シーズンの冬は終わってしまいます
 
その前に一度くらいは・・・、ということで、電気ケトルを買いました
 
そして、旅立つことにしました
 
 
久しぶりに車中泊仕様となった車
 
 
 
いつもは1つの寝袋に布団を入れて使うのですが、狭いので2つの寝袋をつなげて袋状にしてみました
 
 
 
氷点下で寝る時に欠かせない、頭をすっぽり覆える温かいやつ
 
 
 
靴を脱いで足をつく場所にフリースを置いておくとすごく楽です(冷たくないので)
 
 
 
凍って欲しくない液体は発泡スチロールに入れておきます
 
メイク落としシートや洗顔シートなども凍ってしまうので、メイク道具も一緒に全部発泡スチロールに入れました
 
 
 
他にも、電気ストーブやポータブルバッテリー、スコップや長靴等、いろいろな冬の旅支度をしました
 
旅の支度は・・・
 
いつも本当に面倒です(本音)
 
 
 
 
というわけで、ここからは旅の話です
 
いつもは1日分の出来事を1つの記事にまとめて書くことが多いのですが、長くなりすぎるようならこだわらず分けて書いていこうと思います
 
 
 
出発時、若干体調がよくない雰囲気がありました
 
でも気にせず出発します
 
なぜなら、これ以上遅くなると冬の景色が終わってしまうからです
 
もうすでに3月に入っています
 
道東は雪が少ないので、本当は2月上旬に行きたかったです(ケトルがなかったから・・)
 
 
 
最初に寄ったのは、千歳の『道の駅ウトナイ湖』
 
 
 
ここは道の駅の中の通路を通って行くと、ウトナイ湖に行けます
 
 
 
千歳なので、バンバン飛行機が飛んでいました
 
 
 
白鳥いるかな~、もうお昼近いから出かけてるかな~
 
と思っていると、数羽だけいました(写真の真ん中↓)
 
白鳥の周りの波立っているところは水面が出ていますが、手前と奥は氷が張っています
 
 
 
 
千歳からは無料高速の日高道に乗りました
 
そして平取へ行きました
 
平取は先日来たばかりです↓
 
 
『平取町紫雲古津』は、『びらとりちょうしうんこつ』と読みます
 
『しうんこつ小学校』もあります
 
 
 
ここには、びらとり牛のお店『くろべこ』があります
 
 
 
2年ぶりに来ました。和牛にしては結構安く食べられるんですよね
 
 
 
注文したのは、『和牛ステーキと和牛ハンバーグセット(各90g)ご飯少なめ』です
 
 
 
がんばって完食しました(スープ以外)。とても美味しかったです
 
 
 
今のうちに言っておくと、今回の道東旅でグルメらしいグルメを食べたのはここだけです
 
 
 
新冠のサラブレッド銀座に来ました
 
遠くに白い日高山脈が見えました
 
 
 
↓アップ。山座同定ができませんが、真ん中のは1839峰の可能性があります(違ってたら誰か教えてください)
 
1839峰は『イッパーサンキューホウ』と読むらしいです
 
ちなみに、標高は1839mじゃないそうです
 
 
 
この辺は馬がたくさんいます。この辺というのは直径100kmくらいの範囲です
 
 
 
草を雪の上に撒いたのでしょうか
 
 
 
新冠の海側を見たところ。かすかに灰色の海が見えました
 
 
 
 
さらに南下し、三石までやってきました
 
日高山脈の山々が見えていてかっこいいです
 
 
 
山の名前がわかりません
 
 
 
左か真ん中のどちらかの山が神威岳だと思うのですが、どうでしょうか
 
 
 
神威岳は、人を寄せつけない山です
 
アイヌの時代、山脈越えをするために帯広側から神威岳に向かうと二度と帰って来れない、と言われていたそうです
 
何人もの人が命を落としたようですね
 
そして、登山をするのに日本で一番難しい山脈は日高山脈だそうです
 
なにしろ山の麓にたどり着くまでが大変で、縦走できる登山道もなく、尾根に山小屋もありません
 
最悪なのは、山自体が険しくて危険なのにヒグマまでうようよいることです
 
そこに行ける登山家の人達はほんとすごいですね
 
 
 
(やはり)長くなってしまったので、次回に続きます~