雪の量が全然違う平取ドライブ2 すごい登山家編 | 帰還せよ

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平取に着いた時はもう真っ暗でした
 
そして全然雪がありませんでした
 
私の車だけ雪まみれでした(気温が低いので解けない)
 

 
 
 
今回平取に来た目的は、ある方の講演会でした
 
 
 
 
その方とは、登山家の野村良太さんです
 
野村さんは、北海道の宗谷岬から襟裳岬まで、分水嶺と言われる山を繋いで一人で縦走した人です
 
 
 
野村さんは63日かけて険し過ぎる山々を670km歩きました
 
その間、峠道を横切るくらいで町に下りることは一度もなかったそうです
 
しかも季節は冬です、雪がないと登山道のない山の尾根は通れないからです
 
40~50kgの荷物を背負い、深い雪の中を進むのは想像もできない大変さです
 
一度転ぶと再び立ち上がるのが非常に困難だったと言っていました
 
 
 
ところで、分水嶺とは何かというと、山の尾根を境に両斜面に流れる水が違う海に流れる稜線のことです
 
道北の分水嶺の場合、東側の斜面の水はオホーツク海へ、西側斜面の水は日本海へと流れていきます
 
日高山脈では、東側斜面の水は太平洋へ、西側斜面の水は日本海へ流れます
 
ちなみに、山の頂点を境にオホーツク海と太平洋と日本海の3つの海へ流れていく「大分水点」は三国山にあります
 
私もいつか登りたいと思っているところです
 
 
一番難関の日高山脈の上で、雪を掘ってテントを張っている写真
 
 
 
 
宗谷岬から襟裳岬まで山々を縦走するという初の偉業は、テレビでも放送されました
 
講演会では裏話がたくさん聞けたので楽しかったです
 
最後に質問ができたので、私も1つ質問をしました
 
そして最後に一緒に写真を撮ってもらいました
 
モザイクとかいろいろ面倒なので、AIにアニメ風に加工してもらったのを載せておきますw
 
(もう全く面影は残っていない)
 
 
 
講演会終了後、若い女の人に声をかけられました
 
「取材なんですが、よかったらインタビューさせていただけませんか?」
 
北海道新聞の方でした
 
快くOKすると、いろいろと質問されたので答えました
 
記事になるかどうかは謎です
 
 
 
帰り道、通ったことのない道を通って帰っていると、街灯も反射板も何1つないアヤシイところを通りました
 
雪が降っていて、地面は真っ白です
 
動物に注意して走りました
 
 
 
恵庭まで戻ってくると、相変わらず雪が降り続いていました
 
一日中降っていたようです
 
 
 
家まで戻ってくると、除雪車が置いていった雪山のバリケードがありました
 
 
 
雪かきするのが面倒だったので、そのまま車で突入しました。デリカ最強
 
 
 
雪の中を疾走すると、車の後ろはこうなります