コロナ感染を
避けるための
自宅自粛生活が
終わりかけの頃、
コロナ感染を
避けるための
自宅自粛生活が
終わりかけの頃、
BPSDの一つに
「幻覚」がありますが、
今日、
前職のことを
「認知症になった人に対して
その人の心に寄り添ったケアを」
とよく言われており、
母のために、
出来る限り心がけよう
と思っています。
しかし、
この地域で生まれ育った
住民に根付くあの習性は
なかなか厄介なものです。
ボケられると
反射的にしてしまう
ツッコミ。
習性というものは
恐ろしいもので、
いくら気を付けていても
頭で考えるより先に
つい出てしまいます。
当然、
母はわざとボケている
わけではないので、
馬鹿にされている
と感じて憤慨します。
BPSDはありましたが、
母がまだ歩き廻ることが
できていた頃の話です。
正月に、
家族一緒に
テレビで箱根駅伝を見ました。
大学生たちが疾走する姿は
胸に迫り、
母はとても感動していました。
次の日、
よほど心に残ったのか、
太陽も出ていない早朝、
母は自分の夫を
大声で叩き起こす
という行動に出ました。
「早く、早く起きて。
マンションの下で
学生たちが
待ってるから。
早く行かなくちゃ、
急いで下りなくちゃ、
今すぐ走らなくちゃ、
お父さんが。」
思わず、家族で総ツッコミ。
自分は走らなくて
いいらしいです。
もちろん、
ツッコまれた母は激怒。
人の心に寄り添った
言葉がけというのは
なかなか難しいものです。
ちなみに、
スパルタコーチの
早朝起こしは
その後、
三ヶ月続きました。
社会に出ると
こんな人になりたい
と思う人に
出会うことがありますが、
私も
母の介護をきっかけに
出会った人がいます。