今子ども関係の仕事を
しているのですが、
以前私には
苦手な保護者がいました。
気さくな人で、
送迎の際に
よく会話をしていたのですが、
ある時から急に
無視をされるように
なりました。
挨拶をしても、
目も合わせてくれません。
理由が思い当たらず、
悲しくて、
あの言葉が悪かったのか、
それともあの時の対応が
失礼だったのではないか、
と一人悶々としていましたが、
これ以上関係が壊れると
大変なことになると思い、
意を決して
上司に相談しました。
すると上司から
「先日、
ある職員が
不注意で女の子に
ケガをさせそうになった。
それが登園の時間帯で
側にいたお母さんが
咄嗟に動いたから
無傷で済んだのだけれど、
お母さんは相当怒って
不信感から
職員達に全く挨拶を
しなくなってしまった。
今は役職が上の人としか
話をしない」
と聞かされました。
女の子がケガを
しそうになったことは
全職員に
伝えられていましたが、
お母さんが
激怒したことは
知りませんでした。
子どもの安全を
第一に考えることが
必要な場所なので
怒って当然のことですが、
挨拶する度、
無視をされ続けた
職員達は困惑。
正直私も
毎度傷ついていましたが、
自分に
「それはそれ、
女の子には関係ない」
と言い聞かせ、
出来るだけ
その子に誠実に接して
お母さんには
内心緊張しながら
挨拶をし続けることに
しました。
それから一年ほど
経過した頃
また突然、
無視ではなく
挨拶を返され始め、
お母さんの方から
話かけてくるように。
不思議に思っていると
ある時お母さんが
「この子が家でずっと、
あなたのことを
好き好き、って言っている」と。
運が良かっただけかも
しれませんが、
誠意は伝わることがあるのだ
と感動しました。
また、
自身は職員達を全く
信頼していなかったにも関わらず
我が子の言葉を否定せずに
耳を傾けていた
お母さんの姿勢を知り、
大人たちが、
どんな立場であれ、
子ども一人ひとりの存在と心に
常に目を向けて、
行動し続けることが
何よりも大事なんだな、
と改めて感じました。


まずは、夜から
そして、

