テテのアルバムプロモーションについて、クラシック音楽屋さんが思うこと | 【one's dearest two】   catfishは幸せの種蒔き中

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BTSという名の沼底でもがく人のブログ。
最愛の2人、テテとグクの間を行ったり来たりしながら、7人の幸せを祈り、バンタンへの愛を語ります。
平和主義者です。
争い事は苦手。
そして
実は音楽屋さん(小声)
時々、自己満プレイリストを投下してます♪

改めまして、皆様

おはようございます。


タイトルの通りの面白くないお話しかもしれませんが、お付き合い頂けましたら嬉しいです。


Layoverというアルバムの特異性と真の価値については、連休中にも長々といくつかの記事を書きました。


これに始まって



これらの記事では、

音楽が歴史の中で果たしてきた役割や社会とどの様にコネクトしてきたかを、私なりに考えた上で、このアルバムの意義深さに思いを馳せてみました。


そして、このところ…

テテのソロ活やアルバムのプロモーションについて、様々な方が様々にご意見を述べておられるのを読ませて頂き、


なるほど!

そういうカラクリでアルバムを売っていくのか!

それについて、そう言う考え方もあるのか!

と、とても新鮮な気持ちです。


つまりは、

チャートを駆け上るためのセールスの技法とか、

仕掛けのタイミングとか、


要するに


手練手管のお話しですね。


catfishは、ホントに新米アミで、k-popの裏側や闇なんて全く知らずにただバンタンを好きでいるだけでしたので、

セールスの事に限らず、ここで目にする様々な情報に驚く事も少なくありませんが、


まぁ、そこそこの大人なので(いえ、かなりの大人です笑)

どこの業界にでも、

表に出せない事情は色々あるわよね‥くらいの、むしろ納得感です。


‥と、同時に


アルバムとか、コンテンツについて

セールスの技法なんていう物とは無縁の、クラシック音楽の世界しか知りませんでしたので、


皆様のご指摘やご意見には、

先ほども書きましたように


ただただ、新鮮な驚きを持ちました。




クラシックの業界では

良い演奏ならば評価され、コンテンツの売り上げも伸びますし、その演奏家のコンサートもチケットも順調に売れます。


けれど、そこにセールスの手練手管は皆無です。


売るために、再生回数を増やす為に、カウントを増やす為に、remixを量産する、なんてあり得ない事です。


良い演奏が、評価され受け入れられる。

(売れる)(求められる)

ただそれだけ。


しかも、その「良い」という評価自体も、とても主観的で、人それぞれに好みもありますので、難しいところではありますが


少なくとも、演奏する作品に対しての向き合い方、その作曲家への時代的な考証や、勿論、シンプルに演奏の技術は、確実に評価の対象になります。


盤石の技術をもって、なるべくミスなく、作品や作曲家へのリスペクトを根底にしっかり勉強して準備された物が評価される訳です。

(ミスというのは作品に瑕疵を与える事になります。絵画に傷や汚れをつける感覚です)


再生回数上げやすいコンパクトな演奏時間とか、

そんな計算、あるはずもなく…


その意味では、ナムさんの新曲もそうですよね。


チャートで、上に行こう…というよりも

ナムさんのやりたい音楽が、あれだった。


3分で終わらなかった。

6分かけて表現したいものだった。


私は、あの曲を聴いて、長いだなんて1ミリも思いませんでした。

だって、いつも10分以上かかる曲を弾いて

るから笑笑

すみません。

あまりにも比較にならないお話しで恐縮です…


でも、だから思うんです。


バンタンは、やはり


もう商業的価値観を超えた領域に踏み込んでいる。


もしテテが、あのアルバムをチャートのTOPにしたい!と思って作っていたのだとしたら

会社にもプロデューサーにもそう伝えて

そのための戦略を練り、それに従って制作したのではないのかなぁ?と、私は思うのです。


だって1〜10まで考える人ですもの。

だけど、そうしなかった。


もしもナムさんが、

回しやすい曲にしたいなら、市場のニーズなんて分かり過ぎるくらいわかってる筈だし


だって、天才作曲家にしてPDのミンシュガ様という朋友もいるんですもの。

だけど、そうしなかった。



バンタンは、皆んな

分かってやってるし、もはや、やらされてやる人達ではない。


もう、違う次元にいる人達なのではないかなと、思っています。


簡単に言うと、レベチな人達!


もはやアーティストですよ!

本当の意味での芸術家。


私は、色々な皆さんのお話しを聞きながら、ただただ、その想いを強くしています。


彼らは、アーティスト。

消費され、消耗される媒体としてではなく、

アーティストとして認識されるべき人達です。




でも、大切な推しの事だから、何か仰りたくなるお気持ちも分かります。


例えば親ならば、

我が子がかけっこで一等賞を取れば嬉しいし、

家族がお仕事で良い評価を受けるのも嬉しいでしょう。


そのようなお気持ちも、彼らへの愛から出てくる物なので、それに異論を唱えるつもりは毛頭ございません。


彼らが、それを望むならばそうすべきだし、

もしかしたら、

完全体になったら、また目の色を変えて世界を圧倒し、てっぺんを獲りに行くかもしれない。


もし、そうなったら、

アミはまた全力で、それこそ鬼子母神の勢いで敵をなぎ倒しにかかりますよ、きっと。



ソロ活の今は、

本当にlayoverを満喫しているのかもしれませんね。


彼らにとっても、実験的にやってみたかった事に挑戦できている、有意義な途中下車の日々…


それを楽しんでくれていれば良いなぁと、私は思います。



そして間違いなく言えることは

彼らは、チームの中で争おうなんて、きっと誰も思っていないのではないでしょうか?


彼らは7人でひとつ。

1人だけど7人。


それを身体に刻んで、



それよりも深く心に刻み込んでいるはずです。





私は、そう信じています。




またしても長いひとりごとになりました。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。


画像は、お借り致しました。



それでは皆様、どうぞ良い日曜日を!