前の記事に、もう少し詳しく書きたかったのですが、
長くなりそうなので
分けてみました。
あの名盤Layoverを通して
音楽そのものの意義について考えてみた事です。
以前からフォローしてくださっている方はご記憶かもしれませんが、
私は音楽を仕事にしています。
子供の頃から🎹を習い始め、高校と大学では音楽を専門に学びました。
実技以外にも様々な事を学んだ中で、私は特に音楽史に興味があり、卒業後も折に触れて勉強を続けています。
あまり堅苦しくならないように気をつけて、しかもものすごーく端折って、ほんの一部分をかなり乱暴にまとめて、お話ししてみますね。
そもそも…
人間は胎内でずっと母親の心音を聴いていますし、外での会話などもキチンと聴こえているそうですし、命尽きる最期の瞬間にも、耳はその機能を果たし続けるそうです。
音を聴く…という力は、人間が生まれる前から亡くなる瞬間に至るまで与えられています。
そして、太古の昔、まだ人類が言葉を持たない頃から、石や木の枝を使って音を出し、意思の疎通をしていた事も確認されています。
母親の心音と同じく、
リズムとビートですね。
伝えられる意思や情報は、例えば
獲物の存在を教えあったり、天候の変化を知らせたり、生命活動に直結するものから始まったようです。
やがて言葉や、声を持ち、歌うことを手に入れた人間は、それを
祈りや、または呪いに用いたりもしました。
喜びや悲しみや願いを声や歌にしながら、
やがて石や枝は楽器に代わり、音楽が出来上がっていきます。
…途中を大胆に割愛しながらお話しを進めます…
中世になって、初めて現在の楽譜の原型というべきものが出来るのですが、これはまだ「音楽」を記録するというよりは「礼拝の記録」でした。
この頃は、音楽は主に教会の物だったのです。
礼拝の中で歌われる讃美歌の美しさによって、神への信仰と、教会の権威をより強固にするために音楽は一定の役割を果たします。
作曲家達は、教会に雇われて、礼拝ごとに新たなミサ曲を書いたりして生計を立てていました。
やがて君主制の中では、王侯貴族が同様の役割を担い、宮廷お抱えの楽士が、お抱え作曲家の作品を演奏して、宮廷の権力を誇示するのに一役かっていました。
この頃までが、音楽の歴史でいう古典派の時代です。
やがて、フランス革命が起き、ヨーロッパのあちこちで君主制が崩壊します。
その事で、それまで王侯貴族の物だった音楽や美術、芸術に一般市民も触れるようになります。
わぁー長い!
どんなにかいつまんでも、めちゃくちゃに長いです。。。
どうしましょ、こんなのご興味ある方いらっしゃるでしょうか?
多分
もう少ししたら、本題に入れるかな?
えっと…
商業音楽と芸術としての音楽…のお話しに着地したいのですが
それ、ほんとに着地するのかにゃ?
えーと…
catfishさん…
ちょっと休憩したら?
う、うん。
テテ…そうする。
もう少し、じっくり考えながら続きを書きます。
連休がお暇で仕方ない方は、お付き合い頂けると嬉しいです
テテの微笑み画像はお借りしました。
ありがとうございます。