GW中日の5/2に、検診に行ってきました。
いつもの午後からの不育外来はお休みだったので、予約は10:30、通常診察の時間。病院はカレンダーどおり空いているとはいえ、連休の谷間でとっても混んでました。
それでも、診察室に呼ばれるまで、1時間はかからなかったかな。いつもの先生が病棟の診療で忙しくて来られず、代わりの若い女の先生でした。
実は、この日は初めて娘を連れて行ったのです。
いつもは午前中仕事してからいくので保育園なんですが、この日は病院が終わったら東京の実家に帰省する予定だったのです。
娘に妊娠を伝えたのは、もう4ヶ月近く前、多分7週くらいじゃなかったかな。
お風呂で私の膝の上に飛び乗ろうとしたので、「実はね、赤ちゃん、お空から戻ってきたんだよ。だからママの膝に飛び乗ったり、だっこしたり出来ないけど、頑張ろうね。」って話したのです。そしてもう一つ、「赤ちゃん、またお空に帰っちゃうかもしれないでしょ。だから、周りの人にはまだ内緒ね。もしかしてお空に帰っちゃった時、みんなびっくりしちゃうからね。」って約束もして。
それ以来、娘は本当によく頑張って、抱っこも、お風呂で「膝の上で洗って~」なんてのも、私には一切しなくなったし、赤ちゃんの話も外では全然話しません。もちろん仙台のおじいちゃんおばあちゃん(義両親)は知ってるから話すけど、おじちゃん(義弟)が遊びに来た時も「おばあちゃん、おじちゃんには内緒だからね!」なんて念押ししてくれたくらい。やっぱり今までの流産は、娘の心にも辛い思いとして残ってるんだな、って実感しています。
その一方で、私がもらってくるエコー写真を見るのは、いつもとても楽しみにしています。「今、どれくらいの大きさ?」「耳は聞こえるの?」興味津々で聞いてきて・・・だから、そろそろ一度、実際のエコー画面で、心臓がピコピコしてるのとか見せてあげたいなって思ってたんです。
案の定、娘は一生懸命エコー画面を見ていました。
「ほら、ここにお顔があるの、わかる?」って先生が言うと、「もう目があるの!?」なんて言って、思わずみんな笑って。
そして先生に「前回、性別って何か言われました?」って聞かれたので「いえ、なんだか見えなくて、先生が画面見ながら『う~ん』って悩んでました。」「そうなんですね。今回もやっぱり『う~ん』ですねえ。」「そうなんですか。」なんて話してたら、横で聞いてた娘が、
「女の子だよ!知ってるもん!」
って急に割り込んできて、さらにみんなで大爆笑!
お姉ちゃんが言うんなら間違いないね~って助産師さんも言い出して、とっても和やかに診察が終わりました。
でも、この和やかさに気を取られてしまったのがちょっと失敗。
いつもだったら、赤ちゃんの大きさとか状態とか、もっと色々質問してたのに、この日はそれをしなかったのです。
しかも、いつもは診察後に先生と面談して処方箋や写真をもらう→助産師さんと面談して注意事項と次回予約、って流れになるんですが、とても混んでいたので省略になり、中待合いで助産師さんから処方箋や写真をもらって次回日時の確認だけ、そして私も時間がなかったので、すぐに会計窓口に行ってしまいました。
その後にお昼を食べて用足しをして、東京に向かう車の中。
あらためて写真を見ようと思ってカバンから出して・・・思わず固まりました。
そこに書いてあった数字は、19W4D±1W4D。
もう一枚の写真には、BPDだけ書いてあって、そこからの推定は19W6D±1W4D。
え?今日は21W2Dのはずなんだけど???
確かに、19Wの検診でも、1週くらい小さいとは言われた。
そして今日の検診では、「推定350gですね。順調に大きくなってます。」って言われた。
19Wの写真は家に置いて来ちゃったから何gだったか忘れたけど、先生がそう言うんだから大きくはなってるんだろう。
そう思って、できるだけ気にしないようにしたけど、やっぱり気になって、夜にネット検索すると・・・
2週以上胎児が小さい場合を、胎児発育遅延と呼ぶ。
そして、26W以前の胎児発育遅延の場合、回復が難しく子宮内胎児死亡となる場合が多い!?
原因は何?
一般的には、妊娠初期は染色体異常、先天性異常などの胎児側の原因が多く、後期は血流の問題や母胎の栄養失調、妊娠中毒症など母胎側の原因が多いとか。中期の場合はどちらもあり得る。他には、母親の薬物使用、喫煙など。
でも、まず染色体異常はOKでしょ。
血流の問題はあるんだろうけど、でもヘパリン続けてるんだよ?
中毒症にはなってないし、タバコも吸ってない。薬だって必要なものしか飲んでない。
カフェインだって、震災以降あまり注意しなくなったとはいえ、一日何杯もは飲んでない。
栄養失調?確かに前回と私の体重一緒だったけど、結構食べてる。
一体これ以上何をすればいいの?それともやっぱり何か先天性の異常?
怖い。すごく怖い。
ネットを見てると、治療として、管理入院とか書いてある。
胎児の状態の検査とか、もしかしたら私の血流状態とかも検査できるのかな。
先生だっていつもの不育の先生じゃなかったんだし、電話で確認した方がいいんだろうか。
でも・・・そこまでの対応が必要なら、たとえ代理の先生だって何か言ったはず。
まずは5/16の検診まで、赤ちゃんの力を信じて待ってみた方がいいんだろうか。
結局。
その日はもう夜中だし、5日までは病院も連休だし、電話するのはやめました。
東京には5日まで滞在したのですが、昼は人と会ったり買い物に出たりして忘れていられるものの、夜になると思い出してしまい、なかなか寝られませんでした。
でも・・・先週あたりから急に胎動が少しずつわかるようになってきて、時折こちょこちょとお腹の中から自己主張してるのを感じていたら、この元気を信じて2週間頑張ってみよう、そう思うようになりました。
本当に怖いです。でも、まだわからない。
それに、どんな結果でも、今ここにある命を嬉しいと思いたい。
こうしてブログに文章にしたら、少し落ち着きました。読んでくださってるみなさん、本当にいつもありがとうございます。
次の検診でほっとしてることを信じて、頑張ります。