ものすごい急ですが。
明日、帝王切開で出産することになりました。
赤ちゃんは推定約1,000g弱。
なのでいつも行ってた病院ではなく、超未熟児出産に対応できる病院で手術です。
というのも。
昨日、いつもの病院に検診に行ったら赤ちゃんのサイズが変わっておらず、でも血流は今のところ大丈夫そうということで、まずは管理入院して様子を見ることに。
で、今朝、入院支度をして病院に行き、先生の診察を受けてたら…
「tomoさん。搬送だ。」
え!?どういうこと??
なんでも、昨日はなかったのに、今日は臍帯血流の途絶え(トエツとか言ってたかな)と逆流が見られるそうで。
今はまだ赤ちゃんが元気だけど、数日から数週間で悪化する危険があるから、対応が出きる病院に搬送なんだって。
搬送の準備の間、仕事を休んで付き添ってくれてた義母と一緒に、先生の話を聞きました。
おそらくこの一週間くらいで、急激に胎盤機能が低下してるんじゃないかということ。不育の患者さんで胎盤機能に問題があるケースって、結構よく見られるそうです。
そして、今はまだ赤ちゃんが元気だから、自分が産ませる立場だったら、今日明日にでも帝王切開で外に出すよ、とのことでした。
「ちなみに、30Wで生まれた場合、その後の経過はどんな感じなんですか?」
と思わず聞くと、
「心配なのは呼吸器系だね。まずすぐに人工呼吸器だけど…まぁでも、今まで小さかったってことは、多少酸欠気味でここまで生きてきてるから、ストレスに強いって側面もあるとは思うよ。
他の器官は…30週過ぎてるしあんまり心配ないんじゃないかな。保育器生活は長いと思うけど、母乳で育てればちゃんと元気に育つよ!」
私も義母も、その言葉にまずは一安心しました。
搬送先へは救急車で移動。人生初の救急車!!
ところが、隊員さんが搬送台押して迎えに来た時、私はトイレから歩いて出てきたところ。
先生が「歩ければ歩いてでもいいんだよね?」って確認してるとこに、さらに「あっ!トイレに携帯忘れた!」って走って戻る私。
「歩くどころか、走ってるわ。」先生に爆笑されてしまったよ。私ってば、こんなとこで笑い取らなくてもね~。
ということで、先生と看護士さんと三人で救急車に乗って搬送先へ。
そこで検査室(一応分娩室なのかな)みたいな部屋に通され、エコーを見ながら先生達の申し送りだったのですが。
なんと!!驚愕の事実がっ!!
エコー画面に立派なオチン○ンが写ってる~!?
いつもの先生と私、二人して目が点、そして大爆笑!!
先生は「ごめんな~!うちの機械よりこっちのがずっと性能も良いんだ。」って面目なさそうにしてました(笑)。
いえいえ、先生、良いんです。性別なんて生死に関係ないもん。
そんなことより、ちゃんと必要な時期に搬送してもらえた事の方が、ずっと大事でありがたいですから!!
「あとはこちらの先生達が、適切に対応してくださるから大丈夫だ。頑張ってな。」
と言って先生は帰って行きました。
後日、あらためてご報告とお礼にだけ行ってきたいと思ってます。
ということでこちらに来てから14時くらいまでは。
最初は今日中に手術の可能性もあったので、エコー、採血、モニター、心電図、レントゲン、と飲み食いなしで検査三昧。
ただ、羊水も十分だし赤ちゃんも元気に動いてるとのと、むしろ昨晩バイアスピリン内服、今朝へパリン注射してる私の出血が心配と言うことで、今日の手術は見合わせ、明日の十時と言うことになりました。
その後、義母にお昼を買ってきてもらってやっと食べたものの、今度は手続きや入院や明日の手術の説明のオンパレード!
合間を見てダンナやら職場やらに連絡して…気付いたらもう夕食でした。
19時過ぎに仕事帰りのダンナが到着。先生から、現在の状態や明日の手術のほか、胎盤機能低下についてや30週早産児のリスクの説明を聞きました。
長くなるので、これについては後日改めて書きますが…いずれ、リスクはなくはないけど、今出せば無事に育つ可能性が高い。出さずにいて赤ちゃんの状態が悪くなれば、その可能性がどんどん下がる。ということでした。
この病院は、特に超未熟児のNICUが充実してる病院で、手術室に隣接したNICUですぐに小児科医が治療開始するそうです。
なので、きっと大丈夫。無事に産まれる。無事に育つ。
そう信じて、明日は頑張ります。
いやまぁ、頑張るって言っても、バイアスピリン・へパリンの影響があるから全身麻酔らしく、出産に関しては頑張りようがないんだけどね。
とりあえず、いい加減寝ます。
おやすみなさい。