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将来、電気自動車は量販店で売られている?

 米大統領オバマ氏は゛グリーンニューディール政策゛を唱い、環境ビジネスへ大きく舵を切り始めています。GMを救済しなかったのはそういった政府の意思の表れだと受け取れます。以前、日経ビジネスに取り上げられていましたが、電気自動車メーカーのフィスカー・オートモーティブという企業へは支援をしているそうです。

 米国であれば原油価格を操作しながら意図的にイノベーションを起こすことも恐らく可能だと思います。そう考えるとガソリン車から電気自動車への移行は必ず起きると思います。ではでは、一足先に電気自動車になると何が変わるのか少し考えてみました。


 結論:ガソリン車から電気自動車へ、機械装置から電気装置に変わることで、現在のカーディーラーは必要がなくなる!?


 既にカメラの業界では機械装置から電気装置(デジタルカメラ)への移行が進んでいます。自動車でも一部の部品においては既に電気装置への移行が進んでいます。例えば、ガソリンの気化装置、昔はキャブレターという機械装置が使用されていましたが、現在はインジェクション(電気装置)に移行されています。機械装置から電気装置に変わると何が変わるのか、デジタルカメラを考えてみてください、最近だとカメラ屋さんにカメラの修理に持って行っても、その場で解体し修理してくれることは殆んどないと思います。大半は、メーカーの工場に持って行かれ部品まるごと交換されて戻ってきます。電気装置になるとメンテナンスが必要なくなる(できなくなる)訳です。


 現在、各メーカーごとにあるディーラー、この主な目的は販売と修理・メンテナンスです。機械装置であればオイル交換など整備・保守業務が常に必要ですが、電気装置になると整備・保守業務が限りなく減っていきます。ディーラーの収益源は車販売と整備工賃な訳ですが、整備がなくなればディーラーの経営は成り立ちません。

 電気自動車が一般的になった時、メーカー毎の販売店はなくなり、家電量販店のように各メーカーを全て取り扱う自動車量販店に代わっているのかもしれませんね。


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「官僚たちの夏」は「技術者たちの夏」?

 TBSで放送されているドラマ「官僚たちの夏」 といい、最近『昭和』の時代をクローズアップしたTV番組が多いですね。若者のテレビ離れが進み、視聴者の中心が団塊世代になっているということなんでしょうかね。「官僚たちの夏」は団塊世代から上の世代の人たちをターゲットに設定していて、「昭和の時代の様にTVを観ながら家族で会話をしてもらえたら」、そんな想い制作されたドラマなのかもしれませんね。

 このドラマは官僚(ホワイトカラー)が主人公で構成されていますが、同じ時代を生きていても技術者(ブルーカラー)として生きてきた人は、また違った視点で観ているのではないでしょうか。そこで、自動車産業をそんな技術者の視点から俯瞰してみました。


 戦後、GHQの指導により日本の航空産業(軍事産業)は解体されます。それにより飛行機を設計していた優秀なエンジニアは自動車や鉄道車両の設計に従事していくことになります。

 第二次大戦前にあった日本の自動車メーカーはトヨタと日産だけ、但し、当時の自動車は庶民の手に届くようなものてはありませんでした。戦後、自動車を庶民に手の届く初の大衆車「スバル360」を開発したメーカーこそ富士重工業です。富士重工業の前身は隼戦闘機を製造していた中島飛行機。なので、富士重工業の車には未だに飛行機で使用される水平エンジンが使われています。そしてもう一つ、「スカイライン」「フェアレディーZ」「グロリア」など数々の名車を開発した日産(プリンス自動車)。そのプリンス自動車の前身も立飛企業という飛行機メーカーです。戦後、独自技術で完成車メーカーとして成功した富士重工業とプリンス、両方とも航空機の
技術者がいなかったら成功していなかったと言っても過言ではありません。

 また、新幹線の車両開発においても航空機の
技術者が携わったことで、空力、軸受け、制御装置などの面で当時最先端の技術が応用され実用化が実現したと言われています。

 余談になりますが、昨年のリーマンショックに象徴される金融工学、この金融工学に基づいてウォール街のシステムを構築しているのは冷戦後リストラされたNASAなどで働いていた宇宙工学の
技術者(エンジニア)だそうです。

 「官僚たちの夏」では官僚(ホワイトカラー)の影にいた優秀な
技術者(ブルーカラー)の存在はあまり描かれていません。しかし、自動車業界に限れば少なくとも当時一番厳しいと言われた米国の排気ガス規制法(マスキー法)の規制値をホンダが一番でクリアした1970年代の頃までは技術者の存在が大きかったと思います。昭和の時代を技術者として過ごした団塊世代から上の世代の人たちは、きっと「構想したのはホワイトカラーかもしれんが、実現化したのは技術者じゃ!」っと思って観ていることでしょう。(笑)

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ベンツの部品は吉野家の牛丼より安い??

 車を構成している部品はエンジン、ドライブシャフト、ボディ、ホイール、タイヤ、ブレーキ、ライト、窓ガラス・・・・など、細分化すると自動車一台に使用されている部品数は『約3万個』らしいです。


 ベンツ一台、約1,000万円とすると、一部品の単価は『333円』!!


  吉野家の牛丼も食べれません。。。ちなみに、軽自動車でも必要な部品点数は大きく変わらないので100万円の軽自動車だと、一部品の単価は『33円』となります。


そう考えると当たり前ですが

 5,000万円のマンションを1戸売ることも

 1,000万円の高級車を5台売ることも

 100万円の軽自動車を50台売ることも

 10万円のPCを500台売ることも

 5万円のゲーム機を1,000台売ることも

 1万円の自転車を5,000台売ることも

 5千円の服を10,000枚売ることも

 500円の丼を100,000杯売ることも

商売としては一緒なんですよね。

 ただ、これを買う立場で考えてみると少し変わってくるような気がします。例えば、「5,000万円のモノが10%値上がりして5,500万円で購入する場合」と「500円のモノが10%値上がりして550円で購入する場合」とでは心理的な抵抗は違います。値下がり場合も同じで、「5,000万円のモノを10%割引で4,500万円で購入する場合」と、「500円のモノを10%割引で450円で購入する場合」とではお得感が違います。
単価が大きい方が明らかに損得感も大きいです。

 ということは、単価の大きなものの値引きは購買意欲に直結しますが、単価の小さなものの値引きは購買意欲とあまり直結していないと言えるのではないでしょうか。現在、不景気で不動産から小売業まで値下げをしていますが、小売業での値下げはあまり販売数の増加につながらず売上は伸びないのでは、、、なのに何故小売業までが競うように値下げをしているんでしょうね。

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