SKEとガチで比較する、と書きましたが、それはあまりが意味がない気がしました。
HKTの劇場公演は、他の劇場の公演とは異なるもの、でした。
ですが、ホールのロビーに上がってからが謎でした。
まず、受付をしてチケットを発券してもらわなければなりませんが、どこでそれをやってるのかが分からず。
入場待機の抽選待ちの列が中途半端にできているので、人の流れがなく誰が何のためにそこに列を作っているのかがわかりにくいのと、高い位置に「受付」とか「手荷物預かり」とかの表示がないために人が多くザワザワしているロビーでどこへ行けばいいのかが分かりません。
人を掻き分けながらウロウロと歩いていると、誘導帯で仕切られた蛇行した列を作っている人たちを発見。
その先にはノートパソコンを開いたスタッフが2組いましたので、これしかないだろう?と思い並んでみたら、やはりそれが受け付けの列でした。
分かりにくーい!
ロビー内でいうと、自販機のある側ですね。そのホール側に受付があります。
手荷物預かりは受付の反対側、女子トイレの前です。
その「劇場」ですが、
どちらかというと、劇場よりはやはり「ホール」ですね。
以前のホークスタウンのHKT劇場と比較すると、多少広くなった、くらいの感覚かもしれませんが、
秋葉原や栄、新潟の劇場の感覚からすると、劇場と呼ぶにはちょっと違うなぁ、というイメージです。
いちばん感じるのは、ステージの奥行ですね。
演劇をやるためにはこのくらいの奥行は当たり前ですが、劇場の感覚からすると倍近い奥行きがあります。
以前のHKT劇場を模した背景のセットが置かれていますが、それがすごく「ステージセット感」を出していて、見る側にとっては完全に「コンサート」です。
席数の少ない小規模会場コンサート、ですね。
自分はスタンド席最前列でしたから、視点的にはいわゆる劇場の客席の視点でしたが、きっと、後ろの席になればなるほどステージを見下ろすようになってコンサート感が増していくのではないでしょうか。
もうひとつ、従来の劇場公演とは異なる印象を作っている要素として、やはり「Bステージ」の存在があると思います。
実際に行ってみたから分かるんです。
色々考えてこの配置を作ったんだろうな、ということは。
ステージには劇場のような9ブロックのセリがない、とか。
後方の席になると、劇場観覧のイメージとはかなり異なる、ステージからかなり離れた場所になる、とか。
客を楽しませよう、ということに注力する今のHKTのスタイルからすれば自然なものだと思います。
なのですが、やっぱりこれが従来の「劇場公演」というものとは全く違うものにしている最大の要因だと感じます。
16人フォーメーション。
16人で踊るという、群舞の美しさや迫力、というものが失われてしまっていると感じました。
劇場公演での16人曲は、前後3列での隊列から前後と左右に入れ替わるローテーションを交えつつ、袖から中央に、下手から上手に、前から奥へ、と流れるように振りを合わせて表現するステージングが魅力のひとつです。
それがほぼなくなっています。
メインステージに8人、Bステージに4人、客席通路に4人、という配置では、群舞、というものは不可能です。
振りのタイミングを少しずつズラして流れるような動きを見せる、ということができません。16人全員が見えるのは、逆にスタンド後方の席に座るごく一部の客に限られてしまうからです。
全員がメインステージに乗る場面でも、8人8人の2列。
従来の劇場公演のステージングとは全く異なるものでした。
これが、冒頭に書いた「比較するのは意味がない」と感じた要因です。
HKTの公演は、他の劇場での公演とは異なるもの、です。
ここではネガティブな面を取り上げましたが、良い面ももちろんあります。
やっぱりメンバーを間近で見られるのはファンにとっては嬉しく、楽しいものです。
座席には余裕がありますし、スタンド席は前の人で視界を遮られることも少なく、女性などには優しい環境だと思います。
そうなんですけれど、やっぱり色々と難しい点を抱えているな、というのが率直な印象でした。
私のようなDDならいいんです。
誰が目の前に来ても全然構わないですし、その子の様子を全力で楽しむことができます。
ですが、単推しのファンの人にとっては、推しメンが見えないところに行ってしまう、という大きな問題があるかもしれません。
後列の死角に下がってしまうとか、柱の裏に入ってしまって、ということとは違う話だと思います。
特にユニット曲では全員がBステージに来てしまって、メインステージ前の3列の席にいる人にとってはメンバーが後ろに行ってしまう、ということになります。
これはチーム8のコンサートで何度も体験しましたが、そうなってしまうと客のテンションが急激に下がります。
振り返って見ても、メンバーの後ろ姿しか見えません。自分が観客として対象外になってしまっている感じがしてしまって・・・。
これは完全に見る側のその人の感じ方、ですから私の意見が正しいもの、というわけではないでしょう。
ですが、そう感じる人は少なくはないようで、他の自由席型の劇場であれば必ず先に埋まっていくステージ前3列の客席がなかなか埋まらない、という特殊な状況が生まれています。これは見ていて不思議な光景でした。
私は圏外枠でしたから、抽選入場の前に座席に着いていました。
さすがに1巡の人は最前列に入る人が多いですが、やはり私のいたスタンド最前列が人気で、最前列の空席はすぐに埋まりました。
その後、普通であれば前から席が埋まっていくと思いますが、メインステージ前の最後列3列目はなかなか埋まらないのです。
メインステージ前は2列目が埋まると、その後の観客はスタンド席に上がって行く人の方が多かったです。
10巡目くらいでスタッフが「一席空いてます!」と案内してやっと3列目最後の席が埋まっていました。
私もそう思います。 最前列ならまだしも、2列目に座るくらいならスタンド席の前の方がいいように思います。
みなさん知っていると思いますが、立ち見席が場内前方の両端に設けられています。
あの立ち見席はものすごく微妙ですね。(笑)
確かに位置的には前の方ですけれど、あまりに横過ぎて、他の劇場のいわゆる「立ち見最前」というものとは違いますね。
立ち位置的に推しメンが近くに来ることが分かっている、ということならあの場所も選択する価値はあるかもしれませんが・・・。
他の劇場では2列目までに座れなければ、立ち見最前の方が全然良い、という私ですがあそこはちょっと。(笑) あそこだったらスタンド席後方の方がいいですね。
その場合は完全にコンサート状態になると思いますけれど。
公演の印象ですが、
T2と研究生のパフォーマンスに開きがあって、正直16人の「一体感」というものは薄いです。
ここは仕方がないでしょうね。経験値に差がありすぎます。
もうひとつは、やはりこのステージの特性から来る要因だと思いますが、16人で一体となって振りを揃える、という点では、この公演の成り立ちを考慮したとしても合格ラインには達しません。
あと、すごく感じたのが、「研究生公演」っぽくないのです。
基本はT2公演ですが、半分以上は研究生なわけじゃないですか。
他の研究生公演のようにもっとバキバキに勢いで押してくる感じを想像していましたが、意外とそういう雰囲気ではなく。
なんとなくふわ~っとした感じで。 正直、「えっ?」って思いました。
HKTの研究生ってこういう感じなんですね・・・?
あら、おじさんちょっと寂しいです。(涙)
本当に正直に言えば、これでいいの?って思います。
4期生には申し訳ないですが、
これが本当に君たちの「全力」の状態であれば、君たちはまだ公演のステージに立つ前の場所にいる。
MCで面白いこと言おうとしなくていい。
自己紹介のあとはしゃべらなくてもいい。
もっと歌え。
もっと踊れ。
君たちがやらなくてはならないことは、他にある。
運営に言いたいです。
今はまだ4期生を使わずに、HとK4の空いているメンバーを使った方がいいと思います。
そうでないと、T2のメンバーのパフォーマンスが向上して行かないと思います。
T2公演には、松岡はなと坂本愛玲菜を見るためにもう一度行きますが、
それ以降は博多の劇場に足を運ぶかどうかは分かりません。
今回、坂本を発見しましたが、本当に偶然ですね。
「手をつなぎながら」の露出の多い衣装で、目の前で踊られたので「あれっ?」と気づきましたが、違う席に座っていたら分からなかったかもしれません。
彼女に対しては何度も「地味」って書いてゴメンナサイなのですが、ひとつだけ誤解のないように捕捉しますと、
それは「現状で目立つタイプではない」という意味の部分であって、彼女の公演パフォーマンスが地味なわけではありません。
彼女のパフォーマンスのもうひとつの特徴は、その明るさ、です。
その存在が明るく浮かび上がる不思議な雰囲気を持っています。
ひとりでスポットライトを浴びているような飛び出たものではありませんが、照明の関係で彼女の場所に強くライトが当たっているかのような、ふんわりと浮かび上がる明るさ。
その笑顔は、作ってる感じが全くないわけではありませんが、その明るさを生み出す源です。
今後は、もう少し表情の強弱や陰影があると、もっとその明るさが引き立つと思います。
ライトは点きっ放しよりも、点滅した方が目立つでしょ?
この子は今後もフォローしていきたいと、ものすごく思います。
が、天神の劇場は通うには遠すぎて時間的経済的な障壁が高いですし、今のT2公演には自分の中にそれを乗り越えるほどの高いモチベーションが生まれません。
チームT2には、秋葉原での出張公演をやらせてあげたいです。
これが劇場だ、
これが劇場公演だ、
というものを知ってもらいたいです。
公演観覧をして、
「また行きたい」
って言えないのはつらいです。
がんばれT2。
本当にがんばれ。
君たちを知ったからこそ、頑張って欲しいと心から思います。