AKB仮想株アプリ、「AiKaBu」。
2017年11月5日、本日。
このアプリ上での大きな出来事があった。
4ヵ月以上に及び、
株価1位の座に君臨し続けた、 村山彩希 が女王の座を陥落。
村山を墜とした騎手は、
山本彩でもなく、宮脇咲良でもなく、小栗有似でもない。
新しい1位は、 岡部 麟 。
絶対的な強さを誇った村山。
最高値は 32,800,000 YL という途方もない高値を記録し、
数々のアプリ史上のベスト記録を1人で書き換え続けていた。
あまりの高値独走状態に、システムが2度に渡って所有株に対する配当金算出ロジックを変更するなど、
アプリのシステム自体を変えてしまうほどの絶対的存在だった。
ここまで村山の株が伸びた理由は、「仮想株式売買」というアプリの本質が、他のアプリとは決定的に異なることにある。
通常のアプリでは、メンバー間で順位を競うことがあったとしても、
プレイヤーは基本的に推しメンのポイントを上積みしていくだけになるのに対し、
AiKaBu では、推しメンの株を買うためには自分の資産を増加させる必要があり、そのために「投機」が必要になる。
つまり、推しメン株は買う一方になり売れないので、
利益を出して手持ちの資金を増やすために、他のメンバーの株を投機目的で売買する必要がある。
この投機目的の売買対象として、村山の株が利用されていた。
なにしろ、最高値は1株 3,200万、である。
AiKaBuシステムでは取引当日の高値と安値の限度はそれぞれ約20%が設定されているから、最安値で買って最高値で売ることができれば40%の利益が出る。
当日のスタートが 3,200万 なら、1,280万 だ。
たった1株で 1,280万 もの利益が出せる可能性がある。
ここまでくれば当然、投機目的での売買が多くなり、投機目的であれば値は上がり続けた方が安定して利益が見込めるので買い圧力が強くなり、その値は連騰し続ける。
これが、村山株が独走した理由の最も大きなものであり、プレイヤーが推しメンでないメンバーの株を買う理由だ。
これが、ポイント競争型メンバー応援イベントを行う他のアプリとは決定的に異なる、仮想株式アプリならではの「市場構造」になります。
もちろん私も、そういう理由で村山株を買うことがありました。
しかし、あまりにハイリスク・ハイリターンに過ぎる。
上手く売買すれば簡単に億単位の利益が出ますが、失敗すればいきなり億単位の損失を出すことになります。
アプリ内のイベントでは、損益無視で売買を先行させる必要に迫られることもあります。
また、推しメンの筆頭株主を維持するためには、株価が高騰していても無理に買い続けなければならない場面も多く、
アプリ内で上位で張り合おうとすると基本的には損失が多くなりますので、それを補う利益出しの売買が必要なことは確かです。
それが、村山の株価を支え続け、高騰させ続ける理由だったのですが・・・。
その弱点は明確で単純です。
村山の株を買うプレイヤーの心理は、
「村山の株が欲しい」ではなく「利益が欲しい」というだけ。
利益が出ないのであれば、その株を持つ理由は全くなく、手放すだけ。
だから、株価が下降し上昇が見込めないのであれば一刻も早く売って損失額を小さくする必要がある。
そしてその市場心理が負のスパイラルを描き、株価の下落スピードを加速させる。
そして、悲しいことに、
他の株の方が利益が出しやすいなら、市場の資金はそちらに流れることになります。
私だって、岡部の株が連騰し、株価で村山を上回るのならば、これからの投機的売買は岡部の株で行うことになります。
「愛」の存在しない、ただの損得勘定。
仕方がない、といえば仕方のないことです。
それが、今日、11月5日に かたち となりました。
AiKaBu というシステムが、
推し変 をした日、です。
そして、全く違う話題ですが、このことにちょっと触れたいと思います。
前回の「秋葉原は組閣すべし」という趣旨の投稿にコメントが付きました。
その内容に、私としては考えることが色々とあるので題材としてピックアップしたいと思います。
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タイトル: 他グループからの兼任は・・・
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う~~ん・・・
私もAKBのファンですから、何を言っているのかはすごく分かります。
ただ、この「兼任」という措置には複数の側面があって、
その最たる要因が
「AKB48」
という名が、2つの意味を持っている、というところです。
東京秋葉原の AKB48。
巨大アイドルグループの総呼称としての AKB48。
これを、どちら側から見るか、どちらに軸足を置くか、で「兼任」の意味は大きく変わってきます。
つまり、私も書きかけでまとめきれていない「純AKB48でのシングル」という問題の発端です。
ここについて、私は
SKEやNMBと同じ扱いでAKBを書く場合には、意図的に「秋葉原」とか「秋葉原AKB」という表記をしています。
逆に、単に「AKB」と書いた場合は48グループ全体を指す意図があります。
つまり、私の言う「秋葉原」という意味で「AKB48」を論じれば、
兼任なんか必要ない。
以前から言っていますが、今の秋葉原にはハイパフォーマンスな現役と、強力な若手と、有望な研究生がいます。
しかし、
グループとしての「AKB48」ならば、それは「グループ選抜」なのであり、そこに名を連ねるメンバーは、所属がどこであるかは関係ありません。
だから、今は本人の希望で兼任解除されているものの、松井珠理奈も山本彩も兼任招集されていたわけです。
その意味では、「兼任」というのは便宜上の表記であって、
本来の意味は総選挙選抜と対を成す、「運営選抜」が兼任メンバーのポジションです。
私の書き方が、
「人数が足りないから、兼任メンバーを招集して頭数を揃えるのも仕方ない」という書き方であったため、
すごく優柔不断な「本店重視型」の意見としか見えないものになっていて、読む方が「違うだろ!」と感じられるのも当たり前と思います。
この点の結論については、今も推敲と加筆を続けていますので、少し先にお話しさせて頂くことになると思います。
”「チームSをもっと盛り上げたい」なんて言っているのを”
そうですよね。
これは先日のゼロポジでやった、若手討論会で挙げられたSKEの抱えるひとつの問題です。
それを言ったら、「AKB」のパイオニアかつフラッグシップたる「チームA」がボロボロな現状、秋葉原の方が事態は深刻だと思います。
D3には期待をしますが、D1、D2、の前例を見る限りでは、その子たちが「使える」ようになるのは2019年になってからのハナシなのでしょうし、秋葉原の立て直しは喫緊の問題です。
私はこう思います。
小栗 有似 なら、小栗で良いです。
久保 怜音 なら、久保で良いです。
誰でも良いんです。
ダブルセンターでも良いんです。
運営が本気で推そうとする若手をセンターにし、総選挙選抜のシングル以外は2020年まで基本的に固定でセンターに置き続ける。
山本彩も、松井珠理奈も、その横のポジションです。
AKBファンでない、世間一般に、日本中に、
「AKB48」を再定義する。
AKB48 のセンターの名を、世間に知らせ、覚えさせる。
バラバラになって希薄化した「AKB48のイメージ」を再定義する。
どんなブランドにも、イメージリーダーたる「象徴」は必要です。
「お客様の意見」を取り入れ続けて丸くなったモノはつまらないに決まっています。
それに反発するファンなんか流行りの「排除」でいいんです。
イヤなら坂道でもどこでも勝手に行けばいい。
ファンの側は、別にAKBに固執することはないです。
ファンは、「消費者」とか、「お客さん」とか、なんでしょう?
お金を払っている、メンバーよりも偉い立場の人は、
イヤならAKBファンなんかやめればいいんです。
AKBが新しいものに変わるならば、
ファンも新しいファンに変わりますよ。
それでもなお、AKBを愛し続けるファンと、
新しいAKBに共感してくれる新しいファンで、
新しいAKBを支えればいいんです。
ちょっと乱暴な意見かもしれませんが、
新しくなる、って、そういうことなんじゃないかなぁ、
と思うんです。
もう、10年以上経っているんです。
10年前の昨日と、新しい明日は違うはず。
このことについての詳しくは、またいずれ。

