昨日は学校検診でひっかかった子供が15人ぐらい受診してきた | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

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以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

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少し特別な理由があり、昨日の学校検診でひかかった患者が多数受診てきた。

 

一番の理由が、昨日が近隣の小学校が休みになったところが多かったこと。その理由は、前々日の土曜日に運動会が開かれたこと。春の運動会が、この時期多く、二日前に開かれた。このため、振替で月曜日が休みになった。

 

学校検診で、「耳鼻科を受診しろ」と言われているから、運動会が終わって今日がチャンスとばかりに集まってきたのだ。

 

もう一つの理由が、近くの小学校で学校検診でひっかかる子供が増えたことだろう。

 

実は昨年まで自分が校医をしていた。僕の場合、学校検診では極力ひっかけないを基本としているので、学校検診で異常指摘される子供は少なかったはずである。校医が変更になったことで、たぶん増えるに違いない。その増えた子供たちが、続々と近い当院にやってきたのだろう。

 

学校検診はスクリーニングである。これをきっかけに病気が見つかることもあるだろう。ただ、学校検診でひっかかるのは、耳垢、鼻炎、そして聴力異常である。ほとんどの子供が1回で治療を終えてしまう。もともと通いっている子供でない限りは、学校検診でひっかかって受診して、継続観察が必要なのは、1割もいないように思う。

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