耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

三浦綾子さんの小説です。小説の中で、自分がもっとも感銘を受けた小説がこの氷点かもしれません。

 

何度もテレビドラマ化、映画化されているので、見たことがある人もおおいと思います。今しがた2006年のテレビドラマを見たところです。石川さとみさんが主役です。ベースはキリスト教ですね。

 

北海道の旭川が舞台になっています。この小説を語るときに旭川抜きではなんともなりません。

 

三浦綾子記念文学館が旭川にあり、北海道旭川にいったときに、ここを訪れました。かなり離れたところにあるんですけど、どうしても行きたかったのです。

 

10年以上前に行ったのだと思いますが、周囲には自然の木が生えています。その木に自然のリスが走り回っていました。自然界にいるリスなんて見たことがなかったので、驚きでした。

 

 

アンダーパスという言葉が、みんなが知っているかのように、テレビで流れてきた。英語から類推はできるが、はじめて聞いたような気もする。

 

電車が走っているなどの理由で、地下に潜る道が、アンダーパスなのだろう。すごい雨が降ると、そこに水がたまる。だから、アンダーパスは通ってはいけないと、タクシー運転手の親戚の人が、かなり前に言っていた。

 

寒いときは橋が凍るので、できるだけ通るな。タクシー運転手では常識的な話なのだろう。しかし、一般のドライバーが知っているかどうかはわからない。

 

アンダーパスは、夜間だと水がたまっているかどうかがみえない。ライトが下を向かないので、ほとんど見えないのだろう。入ってしまってから、まずいと気づく。タクシーの運転手は、最初から入るなと警告しているのだ。

 

寒い日の橋の上は危ない。昔から聞かされていた。朝の2時ごろ、橋の上を走っているとき、赤信号でブレーキをかけた。すると、車がスリップして、90度横を向いてしまった。スピンがかかったのだ。隣に車がとまっていたら、間違いなくぶつかっていた。深夜だったので、自分だけだったので被害はなかったが、危ないところだった。これを忠告していたんだとこのとき、気づいた。

国の指導の一環で、開業医は緊急時に対応しろと言ってくる。昨日、その開業医で診察したのに、翌日悪化しても対応しないのは、開業医の怠慢だろうということだ。ほとんどの医療機関は、自分がみた患者がどうなろうと、対応はしない。あらためて受診しろと言われるだけだろう。

 

このような事情があり、診察券の裏に「緊急連絡先の電話番号」を当院では記載してある。当院受診して、何か困ったことがあったら、そこに連絡をとるようにとしているのだ。

 

10年以上前からやっているとは思うが、まともな問い合わせは記憶にない。

 

「今日やっていますか?」

「1年前にかかっていらいなんですけど、熱がでたので至急みてもらえませえんか?」

「子どもがかかったんですけど、親戚の子どもが具合悪いのでみてもらえませんか?」

 

こんな内容がほとんどだ。すべて緊急対応の対象外だ。自分のところにかかった人が落ち着くまでの間の緊急対応である。1年前にかかったからみろというのは関係ない。3日前受診ならみます。

 

表にクリニックの電話番号を、裏に緊急電話番号をのせている。代表電話番号と思ってかけている人もけっこういる。このため、文字を小さくして、簡単には見られないようにあえてしている。その小さな文字をみるには、かなりの工夫が必要で、安易に電話をかけてこられないようにしているわけだ。

 

いつものかかりつけ医に電話しても、電話がつながらないのでと当院の緊急電話番号にかけてくる人もいる。そっちの医師で診てもらったあとなら、そこに電話をしろ。そこに繋がらないのは、そのようなところにかかるから悪いのだ。結局は自分で選択しているのだ。他院でみて具合悪くなった患者をなんで当院で緊急でみなければならないのか。

 

この電話番号は、HPにはのせていない。そこにのせると、全国から具合の悪い人の対応を迫られることになりうるからだ。わかっているのは、当院の診察券をもっている人だけ。あくまでも、当院受診した患者のフォローアップが目的である。国は一度みた患者は最後までフォローするように開業医に求めているからである。

 

 

 

 

例え話を書きます。

「顔がよくっても意味がないよね」

これが言えるのは、顔がいい人だけです。そうでなければ、「お前が何を言うか」と全否定されます。

 

「学歴って意味ないよね」

この言葉も同じです。こう言える人は、学歴のある人だけです。学歴のない人がいえば、「お前が何を言うか」と否定され、たんなる愚痴になります。

 

学歴って、日本においてはすごい権威になります。学歴がない人は、一生卑屈になって、学歴にあこがれます。学歴がどうかよりも、今自分が何をなしとげたのかのほうが大切なんですけどね。学歴あって、何もできない人は、学歴をひけらかしながら、それだけを頼りにして生きていきます。

 

僕自身、権威を嫌うので、学歴や肩書をよしとは思いません。そんなのどうでもいいのです。今何ができるのかが重要です。

 

こんな意見を堂々と言えるのは、学歴に自信のある人だけです。

 

昔、矢切の渡し(東京の葛飾区と千葉県の松戸市をむすぶ小さな渡し船)の船頭さんが、長年の貢献を松戸市から表彰されました。松戸市市民栄誉賞を受賞したのです。つらい仕事をずっと続けているのはすごいことだと思います。それでも、「学歴がないじゃないか」と批判する人がでてくるでしょう。学歴なんて関係ないんですけど。自分のほうが学歴上だとでも言いたいのでしょう。全国を代表するような人にまぎれて、この人の名前があります。松戸市の英断だと思います。