
先日MAN WITH A MISSIONのトーキョータナカにお願いしてkyoto museの行貞と一緒に珠洲をはじめ能登半島の被災地へ連れて行って貰いました。能登のほぼ全箇所被災地を回らせて貰い感じた事。全っっっ然復興進んで無いです。。本当に大変な状態でした。床上浸水の家屋の泥かき作業の一環で床板バラしたりと手伝わさせて頂きましたが、呆然とするぐらい全く人手が足りずです。今年の最初に震災が起きて、能登への限られた道路のアクセス状況などの事情もあり、ただでさえ滞っていた震災からの復興で一年近くかかってやっと希望の光がほんの僅かに見えて来た矢先に先日の水害で被害は本当に悲惨な事になってます。
現地の被災者やボラセン(ボランティアセンター)の方々にもお話伺って来ましたが、何千という世帯が仮設住宅に移り住みながら、能登に残るか、親戚を頼ったりで県外に出るか、など震災以降ずっと悩みながら熟考を重ね「よし!」と能登に残ってもう一度人生と財産賭けてやり直そうとした人達はその家財を注ぎ込んだり借金したりで家を建て直したり、しかし新たに完成した家屋や店舗って完成しただけでまだ住んでたりしてないから家屋はあるけどまだ保険とかに入って無い人っていっぱい居るんです。まさにそんなタイミングでの水害だったのです。
残った全財産注ぎ込んで、または借金まみれ建ててそれが奇跡的に最悪のタイミングで水害が来たんです。そんな誰も予想しない悲惨な災難の重複に合ったらそら誰だって心折れます。そんな人々が本当に沢山いるんです。さらにそれが年配の方達だったら、心に余裕のある人は想像してみて欲しいのです。
色んな災害の復興に微力ながら携わらせて頂いて来ましたが、今回は個人的にその被害状況、復興の進行状況、行政も一般の方も被災地への知識、関心が足りなく思い、なんとか支援が必要な状況をお知らせしたいなと。
能登半島は輪島に親戚が二家族住んでまして親戚宅にも凄く久しぶりに訪問出来ましたが親戚宅も山手の泥にやられてたりと大変でした。なんせとにかくボランティア人員から何から人手不足が深刻です。
これから寒い冬が始まります。家屋の一階がダメになって、でも取り壊す事も立て直す事も出来ずそんな家屋の残った2階で凌いだり、どうもしようが無い人も、そこで孤独になったり、仮設でも孤独になったり、周りの人々と上手くいかず孤独になる人も。話し相手が居るだけで心も命も救われる人だって居ます。沢山の人達の支援がまだまだ必要だと僕は感じました。
自分の元気や自分の生活も大事にしつつ、心身共にいける人は是非ともボラセンレッツゴーです!
元気足らん時は分け合ったらええやん!みんなでなんとかしよう!
トーキョータナカの能登半島ブラリのyoutube(災害支援プルジェクト『CONNECT』のyoutube https://youtu.be/Q0d7xCVGy6E?si=__xhQnnj8gut1vnY)で知った災害NGO『結』(yui)のトムさんと会うことが出来ました。すごく頼りになる人です。長年こういった災害に寄り添って支援活動されてる方なのですごく貴重な話を聞く事が出来ました。
https://ngoyui.com/greetings
前原土武(まえはら・とむ)【災害NGO結代表1978年沖縄県生まれ。美容師、アウトドア添乗員を経て、東日本大震災をきっかけに現職。発災後24時間以内に災害地に駆けつけ、被害の概況の発信や今後必要とされる支援を見立て、復旧・復興期まで幅広に支援調整業務を行う。団体名である「結」は、出身地沖縄の「ユイマール」(共同作業の習わし)と、自然災害で被害に遭われ困っている方々と、それをサポートしたい方々を少しでも早く繋げる事で未来の笑顔に結び付いてほしいという想いが込められている。】プロフィール(NGO 結 HPより抜粋)
”支援したい”という気持ちも熱いうちに動かないと冷めてしまったり忘れてしまったりする。そりゃ人間なので誰しも。そういった事もしっかり受け止めながら支援したいという人達の気持ちや行動を熱いうちにしっかりと紡ごうと心がけるトムさん。募金だけでなく被災地に必要なものをネットで購入して直接被災地に届けるシステムがあり、必要数に達するとソールドアウトみたいになって次の支援物資を選べる様になってゆく、そんな素晴らしいシステムがAmazonにある事も教えてもらった。被災地に必要な物を購入して直接被災地に届けてくれるシステム。以下のリンクに現金で寄付出来るURLも貼ってますが下の方にそのAmazonに飛べるバナーもあります。お金による寄付はいくつかの団体、寄付先が書いてあるのでそこから選んでください。僕は現地の必要な物の集積所を見てきてとても意義があると感じたのでこのAmazonから購入して送る事にしたいと思います。
これから寒くなってきます。被災地の皆さんの心の元気も身体の元気もとてもとても気になります。
拙い文章になってしまいましたが少しでも早くお伝えしたいと思い筆を取りました。何卒よろしくお願いします。