今回のセッション、まず始まりにミディアムさんに「お父さん…が来ています。これはお父さんだと思います。」そうあちらから、私が話を聞いて確認すると言うよりも冒頭から言われました。
その根拠？は、父としての強い強い愛と深い心配の気持ちを感じていたそうです。
前記事に書いた通り私は意外と何も深く考えずにその場に臨んでいたようなところがあったのですが、一番始めに父に言われたことで一気にそのモード、気持ちが持ってかれた、引き込まれることとなりました。
私のことをずっとずっと心配して見て来て、出来ることならお父さんが代わってやりたかった。
その「悲しみ」をお父さんが引き受けたかったと言われたんです。
私、（主人の時とはまた違い）全く泣くような想いでは無かったのに、思わずこの言葉に込み上げて来る瞬間となりました。
私は主人の死別後、私自身がどう思って生きて来たかだけで、父からどう思われてるかなんて思うことが無かったから…
そんな心の余裕も無かったけど、彼方の世界から父はちゃんとわかってくれてたのだろうと確信する気持ちがいきなり湧きました。
そして二番目に大きく言われたこと、
それがまさかの今現在の私の一番の悩みどころである？母のことでした。
私自身の苦労。私が必死に寄り添おうとしている姿、
そして子どもたち（孫）が一丸となり一生懸命気に掛けてくれてるのがわかると…。（私はとにかく子どもたちには私よりも母（おばあちゃん）な事を気に掛けてと常日頃から言って来ました）
私がすごく辛くて大変で…と、時に思ってる気持ちをよくよくわかってるそうです。
本当にありがとう。
ミディアムさんに言われました。
この「ありがとう」と言う言葉、あまりにありきたりな言葉かも知れないけどこの方にとっては通常では無いほどの大きな感謝が含まれていると。
お父さんは「ありがとう」なんて言葉を言わない方だったのでは無いかな？？
とそこで聞かれました。
まさにまさに、どこの誰にも負けてないほどにそんな父でした💦
実は生前言われた記憶が（そう言えば）無いほど…
コレ、ひょっとして何か物をあげた時でさえも？面と向かってしっかり伝わって来るように言われた事は無かった…
言われてみればそんな関係性のような、父も言わなければ私も言わない。
そんな、ひどく素直にはなれない関係性でもありました。
この方は「愛情表現」なんてとても苦手だし、子どもに対してもどう接したらよいのか、どんなふうに上手く家族と交流を持ったら良いのか本当にわからなかったとそう言われて、
九州から逃げるように単身北の地へ来たこと、（早くに実母が亡くなり、継母に馴染めずとにかく愛情を受けて育ってない父でした）そこからただただ必死だっただろうし、真面目一徹、頑固一徹、見た目も中身もとても固い人間そのものだったので、まさにそんなタイプでした。
続きます。
