昨日、全国的にも悪天候だったかとも思うけど、こちらはとにかく酷かった。
そんな中でどうしても…の用事があり午後から出掛けた。
帰りはもう、さほど遅い時間でもないのに既に真っ暗。
悪天候や暗さって、それが心細さに繋がり、より寂しさを誘うものだとつくづく思う。
私に何があっても、
それが楽しいこと、気分の上がる良いことなんかであっても、
この家で暮らすのは私一人。
この家に帰って来るのは私だけ。
今さらながらそう考えた瞬間、とてつもなく寂しく思えて来た。
この家でもう他に暮らす者はいない。
何事も無ければ我が子たちもそうだし、いや、正確には母を呼び寄せる状況が生まれるかも知れないけど、そう考えたところでそれは理由が違う。
そしてそれは私の作った「家族」とは違った形でもあり、
一番違うのは私はもう守られる側ではない。
それはやっぱり主人だけだったと心から悲しく思う。
どんなに時間が経って、その事で和らぐ思いがあったとしても、
ここで、主人とのこの家で暮らしていることはやはり寂しくて、心細くて、あぁまだまだ居て欲しかったと心から思う。
この家で暮らすことが私の幸せ。
そうでもあるはずなのに本当に複雑。
こんな気持ちがやって来やすくもなるから、とにかく早くこの暗くて寒くて過酷な冬場から脱したい。