やかん | 突然旦那が亡くなった…その後の私の人生の記録。ずっと主人と共に

突然旦那が亡くなった…その後の私の人生の記録。ずっと主人と共に

2,018年6月
54歳で主人が突然亡くなりました。
私はその時45でした。

同じような経験や思いを持つ方、そしてそうでない方もこの突然の出来事、この思い、何よりもこの世で54年生きていた主人の事と、その後の私の人生を知って頂けたら幸いです。





6月5日。
命日には2日早いけど、今日はお坊さんが来る日です。

昨日「積み団子」を作りました。



主人が亡くなった後、当時大阪にいた長女が職場のはからいで四十九日までみっちり居てくれたので、お団子作りは長女の役目となっていました。(四十九日まで一週間おきの「忌日法要」をしてました)



長女に至っては誰に似るでも無く器用な子だなぁと、こんなことでもとても思いました。



こんなものに変な言い方かも知れないけど、

長年それを作り続けていた義母もとても上手だったけど、

初めて作り始めたとは思えないほど、長女の作った積み団子、美しい出来映えだと思ったほど、驚きの完成度だと毎回思ってました。


こんなのがまさか、主人にお供えするものであったこと…

それは今でも、あの頃の突然過ぎてとても受け入れられてなかった頃のことだったと思うと、とても切なく、苦しくも思えて来ます。




それにしても私のはどんなに頑張ってもいびつで、自分でもその不器用さを情けなくも思うけど、大切なのは気持ちだからタラー





これを蒸して、


乗せました。



当時、私が選んだこれです。




そして今から、今度は「御霊供膳」を作ります。





主人が亡くなったとき、私は哀しみのあまりに狂ったかのようにキッチンのものを片っ端から袋に入れて捨てたと前に書きました。


だけど、とてもスグには無理と思ったのは主人だけが使っていたやかんでした。



主人は冬になると元祖と思われるようなタイプの「湯たんぽ」を使っていて、それの中に入れるお湯、このやかんをストーブの上に置いて沸かすのが冬の光景でした。


もう使われることのないやかん、


今も見るに悲しいけど、

でもやっぱり、地獄のように苦しく映ったのはあの、この世から突然主人が消えた、その受け入れなんて到底無理だった当時だったと思います。


この行方、どうしようかな…

いつ見ても悲しくなるね


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