耳だのみの会話はむずかしいんです
大阪府松原市・藤井寺市の親の会サンフラワー
ペアレントトレーナーのイチハシです
「コミックトーク」
発達支援で聞いたことありますか
ふつうの会話って
聴覚からの情報を処理したり
聴覚からの情報を会話中記憶しておくワーキングメモリーが必要だったり
衝動的に言いたいことではなく、相手が理解できるように話す
などなど、、、
なかなか自閉系の方には苦手とされる能力をたくさん要するものです。
おしゃべりが得意で、事実説明は得意でも
'会話'となるとまた別なんですよね。
そんな時に視覚的な手助けをすることで
苦手を補ったり
コミュニケーションの成長を促すことができます
そのひとつが、
コミックトークなんです。
それはこんな感じ
質問しながら、
質問者である親が
子どもの話をイラストにして書いていく。
話す子どもも、一緒に絵を見ながら
お話するというかたち。
絵は、気が散らないよう、シンプルがいい。
人間は、棒に顔つけるだけ、とかね
そうすることで
たとえば子どもが
絵をヒントにもっとその時のことを思い出したり
語彙が少なく説明できなかったところを
イラストが入ることで説明できたり
話題がつぎつぎ浮かんで、話がとんでしまう子に
今、ここについての話だよね、と視覚で見せて
話が変わることを防いだり
と、より親子で情報共有しやすくなります
そう、これ
発達支援として学びましたが
一般的に小さな子の会話補助にもいいですよ
かつて、娘が幼稚園時代
女子グループの複雑な関係をヒアリングするのにも役立ちましたから！笑
(幼いといえど女子集まれば、いろいろありますね
)
親子のやりやすい形で定着すると
けっこう便利になると思います
視覚優位だったり、
発達特性のあるお子さんは
ぜひ試してみてくださいね
ちなみにうちは息子、重度なので
かつて幼い頃
まずは感情を言語化するところから
はじめました
もとから、名詞は暗記できるけど
こういうのは苦手なのです。
こんなふうにリングでまどめておいて
なにか感情が動いてそうな時は見せて
「⚪︎⚪︎だね」
と視覚から入れていきました。
そのかいあってか？
自然成長か？
重度のわりには今ではだいぶ気持ちを伝えてくれますね
イライラしてるときも
態度じゃなく
「〜だからイライラする」とか
言葉で言えるようになった時は
こやつ
重度知的障害界の天才やな、、、
(はい！単なる親バカです)
ね、思いました。
また、知的障害のない子でも
自閉傾向であれば注意です
会話中に選択肢を頭で思い浮かべたり、
質問に対する本音を言葉にするのが苦手なことはよくあること。
話せるぶん、その苦手に気づいてもらいにくいところがあります
質問するときは、
質問と、その答えの選択肢をいくつか
紙に書き出してあげるのもいいですよ
ペアトレでは
このような工夫も紹介しつつ
子育てストレスを軽減していきます
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