自閉傾向の思考の呪い
大阪府松原市・藤井寺市の親の会サンフラワー
ペアレントトレーナーのイチハシです
自閉傾向の特徴のひとつで
100ゼロ思考ってありますよね
100か0かしかない極端な考え方で
ちょっとうまくいかないと全部イヤになるとか
完璧主義が強すぎる
ってやつです。
まぁ多少は誰だって
そんな時もあると思うんだけど
生活に不便なぐらい強すぎる
やはりそれは発達凸凹ならではの特性かなと
ちなみにうちの息子も
小さい頃、おもちゃを並べててちょっと上手くいかなければパニック
でしたし
今も
ちょっと書いてる作品が本人的に上手くいかないと、止める間もなく紙ごと衝動的にグシャグシャにつぶしちゃいます
そんな人から見たらダメでもないし、そこだけ消したらいいじゃない〜って感じなんですけどね
まぁこのあたりは支援学校なので
受け止めていただけることもあり
それくらいならまだ生活に支障はないのですが、、、
数分でも遅刻したらもう学校へは入れない
授業の制作でパニック
だと、周りへの影響や学校生活に支障が出て、なかなかしんどいですよね
対策としては一般的には
①まぁいっか、という姿勢を教える
これは息子、むちゃくちゃ療育でされてました
結果…
息子の場合
自分の都合のいい時だけ使ってきやがるようになっています
息子がお茶をこぼしたり
私のものを壊しちゃったりした時
「おかあちゃん！ま、いっか！」と
私に必死に迫ってきます。
つまり「ま、いっかと許せ」的な使用です
笑
どれだけ先生が息子に「まぁ、いっか」を教えようとしてくださったか
その歴史が垣間見えます
なので正直、それだけでもありがたいです
②失敗しても大丈夫だったという経験を積ませる
そこまで完璧にしなくても大丈夫だったよね、と
経験から気づかせる
ということですね
いずれも一朝一夕とはいきませんね
人生において
失敗することが有益に働くことも少なくないこと、
話してわかる子にはどんどん、折につけ話てみたらいいと思います
ただ
私の周りを見てきた経験からですが
知能の高さ、低さに関係なく
見た目の障害の重さや年齢にも関係なく
「むりなものはむり！」
「なんと言われようがこの100ゼロ思考は捨てがたい」
という人もいる
と言うのを実感しています
なのでそこを踏まえ
ペアレントトレーナーの私としては、、、
いちばん大切なことは
本人のその感じ方は否定しないこと
感じてしまうこと自体は認めてあげること
親はこれを気をつけたい
そう考えています
ワガママじゃない、脳のしくみですからね
親が自分をわかってくれる
この信頼関係はのちのちもっと大事だからです
そして
気持ちには共感するけど
行動は修正します
まわりの迷惑にはならないよう、
その時にできる対策を
なんなら本人と一緒に作戦を考えましょう！
トレーナーにも
なんでも相談してくださいね
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