スモールステップの考え方を子育てに生かそう!
こんにちは
ペアレントトレーナーのイチハシです
ペアトレでは「子どもをほめよう」と言いますが・・・
問題行動ばかり
みんなが当たり前にできることができない
お子さんがこういう状態でも
「はい、褒められます」という人は実際かなり少数派ですよね
なので、
具体的にどうやってほめていくのか
ペアトレの中で実行に移してくなかで、で学ぶものの一つが
「スモールステップ」という考え方です
いきなり大きな目標を達成することが難しい場合
途中にの小さな目標を作って少しづつ達成していく!
そうして成功体験をつんで
最終的に大きな目標達成に向かうという手法。
教育・保育現場でも取り入れられる
子どものやる気を伸ばす効果的な手法なんです
さて
発達障害の、あるいは発達凸凹の子どもたち
その他の育てにくいと感じる子どもたち
この子たちをほめるには
これでもかというくらい
スモールなステップを作ってあげることが大切
スモールなステップは、作るのです
具体的に言うと・・・
そうですね昨日のお片付けの話をしたので
あるお片付けのお悩みケース
「ただいまー!」と言ってランドセルを適当に放り投げて
部屋をぐちゃぐちゃにしてしまう。
そのまま遊びに行くし、帰ってきたら、宿題もどこに行ったか探す始末。
いつも片づけなさい!と怒ってばかりもう6年生なのに
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この場合
「部屋を片付けて!」というう指示(目標)が、この子には高すぎる
なので親のほうが小さな目標を用意してあげよう
例えば大きな箱を2つ用意
・宿題の箱
・ランドセルの中身の箱
「帰ってきたらここに入れてね」それ以上は求めない。
何でもいいんだけど、その子にとって
「これくらいならできるだろう」という簡単な目標を作って
できたらほめる!
・・という具合。
叱ったってできない場合、今はできないのです。
この年齢ならこれぐらいは、という期待は捨てて
とにかくほめるために、ほめられる課題を作ってあげよう
それでいいんです!
急がば回れです。
たとえば療育では
発達ゆっくりちゃんに着替えを教える場合
先生は
ズボン自分であげただけ
靴下に足を入れただけでほめていたかと思います
そんな感じの応用ですね
知能の高い発達凸凹に子ども
一見生きづらさが見えにくい、何でもできそうな子どもほど
「やる気の問題」と片づけないで
気を付けてあげてほしいです。
ムリしてがんばってできても、
それは頑張った日の話で、毎日は無理だったりします。
大人だって、毎日全力は無理ですよ。
そんな風にスモールステップで
生活の中でほめる場面をどんどん作ってみよう
ほめ方のコツさえ押さえられていたら
お子さんに変化が見えますよ
特に、今まで叱られてばかりだった子どもの変化はすごいです。
こうしてペアトレでは、失敗しないほめ方や
じゃあこの場合どうすればほめられるの?というお話に
具体案を出して話し合っていきます
~ ふりこ ~