散らかすのが子どもだけどできるだけ快適に暮らしたいっ
こんにちは
ペアレントトレーナーのイチハシです
うちの子どもは多動もあれば衝動性もつよい
そして何かとこだわりがちな重度自閉症(三重苦!!)
いまでこそ、快適に暮らしていますが
知的障害が重いので
家のモノをぐちゃぐちゃにするのは当たり前でしたし
いろいろなものを破壊してきました←(わろてる場合やなかった)
が、今では自分から出したいおもちゃを出し
基本的には自分で片づけるようになっています。
お片付けに関して
自分で選んで出してこれるよう、そして片づけられるように
私なりに見てわかりやすくしている
うちの子ども部屋の一部をご紹介します
おもちゃ箱はチェキでラベリング
ちなみにチェキを使うのはラクだから。
(私はとにかくラクがしたい)
年齢で使うおもちゃは変わるので
そのたびに写真撮って印刷、ラミネートは面倒!
これは撮ってすぐ書けるので
裏面に養生テープを使い、箱とかに貼ってます。
細かいものは見える配置
ほんと一部ですがこんな単純な感じです。
(見せるほどのもんでは無いっちゃあ、無い)
療育のひとつにTEACCHプログラムというものがあります
「空間を構造化する」・・・というと難しいですが
要は、言葉を理解できなくても
「ここは食事をする場所」「ここは勉強する場所」というように
見てわかるようにして、
本人が快適に過ごせる部屋づくりなどなどなど
(TEACCHのなかにもたくさんあって書ききれませんが)
視覚支援中心の支援方法です。
療育先で丁寧に教えていただいたのですが
あれを、完璧にやるのは私がいや!!
(すみません自分の気持ち大事にしたいダメ母で)なので
適度にエッセンスを取り入れて、部屋づくりをしました
(以前紹介した、息子のスケジュールもスペースを決めて
自分で見に行けるようにしてあります)
ただ、うちのように重度だと
いきなり「こうしてね」と言っても難しいのですが
そこはね、修行でした。(自分の)
たまたまできた時、ほめてほめて
(叱ると逆に無理になる、と感じます)
そして恒常的に部屋の正解はこう!と示すことで
重度自閉症ならではの
息子のほうが部屋の正解はこうだ!とこだわりだしたので
こだわりタイプ・・・
そうなるとしめたものです。今では
ただ、配置を変えたいときは事前告知が必要です。戻したがる。
巷には本当にいろんな療育・支援についての考え方がありますので
いろいろなものの良いところを適度に取り入れて
しばらくはやってみて(基本、評価には3か月くらいかけます)
それぞれのお子さんに合うものを
お子さんなりにアレンジしてみると
より快適になっていくかもしれませんね
○○は良い
○○はダメだ
いろんな意見がありましょう・・・
しかし
上手くいっている人がある程度いる、というところには
ある程度、有効な要素があるはずで
どんな支援法も学ぶ価値はあると思ってます
しかし私は本当に怠惰
子どものころの夏休みの宿題は8/31派
(あの時の、自分の発揮する瞬発力がクセになる・・・)
そんな私ですが部屋に関して
「自閉症がいるわりにきれいに片付いてる」
と言ってもらうことがちょいちょいあります友だち、正直やな!!笑
それは面倒だからこそ
ラクをしたいからこそ
最初に息子にインプットするところだけは一時的にがんばる
ラクをすための努力は惜しまないという真の怠惰
ということで意外と定着できました・・・笑
ちなみに
息子の噛みつぶしたい・壊したい衝動の関しては
場所・物を限定しました。
リビング一面塗られたこともあった笑
こちらのほうは、年齢とともに落ち着いています。
これはたまたま助かった…ですが
うちのように重度でも落ち着いてくるお子さんが多いですね
なので大変な時期も、叱ることだけは避けたいですね
みなさんそれぞれいろんなパターンのお子さんがいらっしゃるし
苦労どころも違うと思いますが
アイディアを出し合うことは
生かせる場合もあったりして有効なので
ペアトレでもいろいろと話し合っていきましょう
さて明日は休みというだけで
少しウキウキしている今日の息子、かわいい(親バカ)
お読みいただきありがとうございました。
~ AELXさん ~