PTAの集まりでの会話のこと。
こんにちは
ペアレントトレーナーのイチハシです
昨日、息子の支援学校にて
PTAの集まりでの会話。
「町でダウン症の仲間がいたら、後ろ姿でも遠目でもすぐわかるねん」
「わかるわかる~」
byダウン症のママ
「あ、私も独特の視線運び、動き、仲間だ!ってよく見つける」
「うんうん~あるよね~」
by自閉症ママ
(人数の多い障害トップ2ね!)
PTAは小学部から高等部まで一緒なので
子どもの年齢も、障害の重軽もバラバラなんだけど
そんなあるあるに盛り上がりました
そして
「障害児のわが子が生まれるまで
社会にはこんなにも障害を持った子たちがいるなんて
気づかなかったよね」
当事者になるまで見えて無かったよね、って。
私自身の話になるんだけど
たまたま、
それまで障害とは無縁で生きてきたから
「息子は障害児なのかもしれない?」って意識し始めたころは
町を歩くのにも
すごくまわりの視線が怖かったんです
迷惑がられてるんじゃないか
嫌がられるんじゃないか
こんな話し声は変って思われるはず、って
ま、そう思った人たちもたくさんいるだろうけど
すごく、勝手に疎外感を感じてたんですが・・・
今ならわかる。
町にはぜったいに
「味方だよ」
「がんばれ~!!」
って応援の目で見ている人たち、仲間もたくさんいる
昨日話したママさんたちもみんなそう
私も今 パニックおこしてるお子さん見たら
声かけるまでは行かなくても、
心の中ですっごく応援しちゃう。
手を貸してほしい場面なら、全然手伝う。
1人で買い物してる子を見たら
ここまで育てた親御さん、えらいなぁ
ちゃんとマナー守って買い物できてますよって
心の中でスタンディングオベーションしてる
前と違う角度から世の中を見るようになった
実際、昔、まわりの視線が怖かったのは
息子の障害受容ができていない自分のフィルター通してたから、が大きくて
息子の障害を普通に受け入れるようになったら
町で、地域でときどき、
息子へのすごく温かい視線を感じたりもするんですよね
あ、この方、なんか障害児のこと詳しいのかな?
仕事で関わる人なのかな?
とか思ったり
これも息子との出会いで見えるようになったもの。
障害児に限らずだけど、
本当に「子育てって、自分育て」ですね
~ こんな色の恐竜もいたかもよ ~