公園遊びは実践的SSTだ
こんにちは
ペアレントトレーナーのイチハシです
うちの下の子は小学1年生。
放課後・休日と毎日のように
お友だちと公園遊びに出かけてます。
（緊急事態宣言でちょっと減ってますが）
で、中にはもめごとや言い争いをする日もあったりして
当事者になる日もあれば
傍観者になる日もあって
学年全体で遊ぶ日もあれば
少人数の日もあって
「お母さんなら、こんな時どうする？」
と聞いてくる時もあり
話を聞いて
すごいなー
社会勉強だなぁ
と実感します。
聞かれて私が「私なら、こうするな」と答えると
「あ、私と同じやわー！！
でも○○ちゃんは絶対そう言わへんねん、
こう考えるんやって」
とか。
いろんな人の価値観と考え方を知って
こうして立ち回りや人付き合いを覚えていくんだな、って。
まさに天然・ソーシャルスキルトレーニング(SST)
なにものにも代えがたい経験を積んでると思う。
だけど、
息子の場合。重い自閉症
もしいきなり地域の小学校に入れたところで
SSTどころか、刺激の多さにしんどくて
授業も何も吸収できず
（支援学校ですら大人数なら聞けてないからね
）
下手したら
人間か、集団が苦手になってたかも、と思う。
息子は支援学校の少人数が合ってて
最初こそね、
保育園より、レベルが下がっちゃった
くらいの内容からスタートして
だからこそ！
息子もわかりやすくて勉強が楽しくて
自信をつけて
学校大好き
になった。
お友だちとの集団遊びも芽生えてきて
今があるなって思うんですよね。
最近は、近所の公園で
妹と一緒に行ったとき
公園出会った知らない子どもたちと混じって
簡単なルール遊びができているんですよ
（迷惑にならない範囲で参加できてる感じ）
いやほんと、これには
幼いころから見てきた私たち夫婦にはびっくりです。
全然そこまで期待してなかったなぁ。
発達障害は成功体験を積み重ねて学ぶほうがいい
ってよく言われます
親はつい近くの小学校に、地域で、と考えるけど
（私もはじめかなり迷いました、
支援を駆使すれば、最悪わたしが通ってサポートすれば
必ずしも地域校も無理でもない、って）
その子にとって
成功体験をたくさんできて
余裕をもって楽しく過ごせる場なのか
しっかり検討したいとこですね
・・・と、最近またね
大人の発達障害者の話を聞いて
自分を卑下してしまう気持ち
人づきあいがしんどい、という気持ち
（発達障害・凸凹は少数派であるだけで、悪いものじゃないのに！）
それは子ども時代、自分が悪気なくやった言動で
おかしい、と言われたり
ひどい、と誤解されたり
その経験の積み重ねから来てると思う、という話を聞いて。
あらためて、
社会（学校）の実戦でつまづく前に
失敗も寛容に見てもらえる環境で
「どうすればいいか、教えてもらえる」経験を経てから
地域に、っていう道が
一見普通に見える子でも選べるようになったらなぁ
支援学校・支援級だけじゃない、いろんな選択肢があるといいな
そんなふうに思ったのでした
常にベストな選択、なんて難しいけど
後悔のないように、情報収集はがんばろう
～ 水泳大会 ～
