出産レポ①

出産について思い出しながら書いていきたいと思います

あっという間に10日も経ってしまいました

2015年  6月2日（火）

この日はお母さんとお婆ちゃんと午前中に癌治療していた時から週1で通っている綱島にある周気堂治療室（鍼治療）へ行きました。

（今まで書いていませんでしたが、私の中で妊娠出来たのはここの治療院の力がかなり大きいと思っています）

終わった後私が運転し、お婆ちゃんの家の近くの二子玉川の高島屋へ行きお昼を食べました

その後にマザーズバッグや夕飯のおかずの買い物をし、15時頃お婆ちゃんの家に行きました。

16時頃にそろそろ帰ろうとなった時にお腹がしくしく痛くなり便意をもよおしました

トイレに行きますが…

出ない…

私 「出ない…。いや…お腹痛い、トイレ‼️」

母「早く行きなさい」

またトイレに行くも出ない…

を何度も繰り返す。

私「出ないみたいだから帰ろう」

母「休んで行かなくて大丈夫なの⁉️」

私「うん家に帰ってからで大丈夫だよ。」

と帰宅することに。

しかし…

246を運転中また腹痛が…

私「また出そう‼️」

母「ええコンビニは⁉️」

私「汚いから嫌だよ大丈夫まだ我慢出来る。」

我慢しているとしばらくして治りました。

が、またしばらくすると腹痛が襲ってきます。

これはまさか…⁉️

いや、違うでしょう

自分の中で葛藤しながら何となく時間を測る。

17時にお腹が痛くなり

次に痛くなったのが17時9分

その後が17時21分…

10分⁉️

いや陣痛の痛みだったらこんなんじゃないでしょう

今日36週に入ったばかりだし…

しかし家の近くでいつも渋滞する所があり、いつもは246を下りて下道を行くが、それすら出来ないくらい痛くなってきた。

とにかく家までもって～‼️

心の中で祈っていました。

18時に何とか事故を起こさず帰宅しました

母に荷物を運んでもらい私はトイレへダッシュ

滅多にないような大量のが出ました

トイレから出て母にもう大丈夫と伝え、母は帰宅

はぁ良かった

ソファーに座り一息つきました。

しかし

またお腹が痛い…

トイレに行くとまた出そうだけど出ない。

そしてトイレ少し踏ん張るとおしっこでは無い何かがジョーっと出た感じがしました

でもそれは数日前にもありナプキンを当てて対応していました。

ネットで調べると臨月近くなるとおりものが大量に出る事があると書いてあったのでそれかなぁと思っていました。

その後お腹の痛みが引いたのでシャワーを浴びました。

出るとまたお腹の痛みが…

その時母から電話が来て、まだ痛いなら病院に電話して聞いた方が良いと言われました。

私は、違いますねとか、病院に行っても帰される事を恐れて嫌だなぁと思いましたが聞くだけと思って電話を掛けました。

すると予想外の返事が…

助産師さん「それはまずいです‼︎破水ですね。入院セットを持ってすぐに来て下さい。何分で来られますか？」

私「20時くらいには行けると思います（一時間後）」

助産師さん「そんなにかかりますか⁉️」

私「引っ越して遠くなってしまったので」

助産師さん「一刻も早く来て下さいね‼︎」

電話を切ると母と陣痛タクシーに電話で連絡しました。（今日に限って旦那は20時までの遅番、父は一泊で福島に出張）

待っている間、お腹に加えてだんだんと腰が痛くなってきました

母が来ました。

しかし30分経ってもタクシーが来ません

母がマンションの下に見に行ってくれ、やっと来たと荷物を取りに来てくれました。

一緒に下に降りるとタクシーの運転手がのんびりと

「よしかた産婦人科ですよね？私行ったこと無いのでナビ設定させてもらっても良いですか⁉️」

と聞いてくる。

「はい。お願いします」

何でそもそも設定して無いんだ…

事前に病院を伝えてわざわざ陣痛タクシーに登録してるのに

運転手「では出発しますね。出口どっちてすか⁉️」

私「左です」

この人はどうやってここまで来たんだ⁉️

結局病院に着くまでずーっと道を聞いてきました

お腹がかなり痛い間もずっと

散々な陣痛タクシーでした

1つだけ良かったことは病院の近くの陸橋を渡っている時、目の前に大きな花火が打ちあがったこと

その日はみなとみらいの花火大会だったようです。

これは何かの前触れか⁉️

祝福か⁉️（都合のいい思い込み）

と心の中で少しワクワクしました

やっとの事で20時に病院に着きました。

体重、血圧を測りすぐに内診へ

内診台に登って脚を開くとジョーっとまた温かい液体が出た感じがしました。

Dr.「結構な量の破水ですね子宮口は…4㎝開いてますね。」

私「ええ⁉️」

驚きました。

その後、腹部のエコー

Dr.「だいぶ羊水減ってるから赤ちゃん見にくいなぁ。」

そんなに⁉️

何日か前からのやっぱり破水だったのか

シャワーも浴びてしまった

血の気が引いてきました

診察台を降りると助産師さんに連れられ

「病室に移動しますね。これから出産になります。」

と言われる。

えええ⁉️出産⁉️

全く心の準備が出来てない

と思いながらもどんどん腹痛は強くなる。

そして病室へ移動しました

出産レポ②に続く

36w1d 出産しました

2015年6月3日 午前4時

2814gの元気な男の子を出産しました

予定日の6月30日から4週間早く、全く心の準備が出来ていないまま6月2日の夕方陣痛からの破水があり病院に行くと子宮口が4㎝開いており、そのまま出産と言われ8時間後に産まれました

どんな痛みなんだろうと思っていましたが、当たり前ですが本当に痛くて立会いしてくれた旦那と母に

もう無理ー‼️‼️

と何度も叫んでしまいました

無事に産まれてきてくれて本当に感謝です

この子に今はありがとうの気持ちでいっぱいです。

沢山泣いて、本当にくじけそうにもなったけど

普通の幸せをきっと人の何倍にも幸せに感じられている気がします

出口の無いトンネルを孤独に歩いている気持ち

さりげない周りの人の言葉の痛み

赤ちゃんを望んで望んで涙が出て止まらない気持ち

何で自分だけが…？という絶望感…

たくさんたくさん傷付いたから同じ気持ちで頑張っている人の事が分かります。

お子さんを望んで頑張っていらっしゃる方に必ず赤ちゃんが来てくれることを心からお祈りしています。

出産についてはまた後日書きたいと思います

引越して2週間経ちました

今日で35W4dになります

やっとここまで来る事が出来ました

あと3日で臨月に入ります

9か月の後半に入り、さらにお腹が大きくなり、歩いたり横になると息切れが酷くなってきました

そんな中、先々週の14日に無事に引越しを終えました

引越し前日は、最後の荷造りが思いのほか手こずり旦那さんと明け方4時まで箱詰めしていました

引越しは朝8時からでした

病気になってから引越したマンションなのでたった1年半しか住めなかったけど、悪い事も良い事も沢山詰まったお家でした

そして旦那さんの職場から徒歩1分というありがたい立地でした

マンションは川沿いに立っていて周りに建物も無く治療中はよくベランダに出て景色を見たり、空を見たり、ガーデニングを始めたりして癒されました

ベランダから見た景色です

どんなに気に入っていても賃貸なのでいつか出て行かないといけないので寂しい気持ちもしましたが、ありがとうと言って出て行きました

そして、引越してきた先が私が20年育った町です

しかも1階下の階になっただけなので景色もほとんど一緒です

目の前は森です

夜は真っ暗、虫もたくさん出ます

朝は鳥のさえずりしか聞こえません

猫達も3日間くらいは徘徊し回っていましたが、やっと慣れてきたようです

心配なのは産院まで今までは車で5分だったところが45分くらいになってしまったことです

来週から検診も1週間おきになり、NSTが始まります

前回34wの検診では胎児の推定体重が2380gとだいぶ大きくなっていました

やはり大きめだそうです

私の体重もついにKgを突破しました

ほぼ旦那さんと同じ体重です

お腹が苦しくてあまり食欲は湧かないのですが、完食癖が付いてしまいチョコをよく食べています

赤ちゃんの為にも自制しないといけません

実家のわんちゃんと散歩頑張りたいと思います