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Jリーグ 2012 シーズンを振り返って

 とは言っても、清水戦をシーズンの半分くらい、大宮10試合弱、他チームは合わせて15試合くらいしか見てません。


 清水は一時は2位まで行き首位も見えたものの、最終順位は昨季より1つ上げた9位で終えました。
 ナビスコカップも決勝では延長までもつれたものの、準優勝で幕を閉じました。


 何よりも今季は若手の台頭が著しかったと思います。


 両ウィングとしてゴール数の増大だけでなく、コンビネーションでも大前高木は大いに楽しませてくれました。
 

 大学からの新加入として開幕戦からスタメンを奪い、本職のセンターハーフだけでなくSBとして起用されることが多かったものの難なくこなしてとても頼もしかったです。


 降格した甲府からの吉田、韓国の大学からのイ・キジェの両SBもその攻撃力を生かし貢献してくれました


 ロンドンオリンピックに日本代表として選ばれた村松も台頭した若手であろう。


 何より、ここまで挙げたのがみな五輪世代である22歳以下なのが若手の台頭というのを如実に表しているだろう。


 同じ86年生まれとしてヨンアピンと平岡は守備の中心として大いにチームに貢献してくれました。 190cmを超える大型GKとして、海外を渡り歩いたのちに新加入した林も守備陣の中心の一人でしょう。


こういった若手が中心となり勢いに乗った時は良いものの経験豊富なベテランが不在だったのが、あとリーグもナビスコも一歩と結果の一因でしょう。


 大宮は試合をあんまり見てないですが、相変わらずの降格争いをしながら、ラスト10試合3失点無敗という例年通りの結果で残留を33節に決定させました。
 選手個人としては、新加入のチョ・ヨンチョルのドリブルは見ていてワクワクさせられました。



 清水大宮ともに、天皇杯にはまだ残っているので、健闘を祈りたいと思います。



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2012 Jリーグ最終節 清水×大宮

 好きな度合いに違いがあるが、清水大宮ともにどちらも応援しているチームなだけに最終節とは言え少し複雑だった。 清水を優先に応援はしてはいたが、どちらも良くも悪くも何か見たことあるような感じな気がした。


試合前の構図として、前節に残留を決めた大宮とナビスコ決勝含めて11月は全敗しACL出場権はおろか賞金圏内も危うい清水というのも対照的だったのかな


勝ちが必要な清水は、大前高木に小林大吾が絡みサイドから攻め相手の約3倍のシュート数を記録しました。
 しかし、PA内への侵入はほとんど見られずシュート数は増えて攻めているが、優位なイメージは持ちませんでした。


 大宮もここ10試合で4失点という守備陣からカウンターといういつもの形だったと思います。


 今季攻撃の中心となった大前高木というコンビが、プレーとして楽しませてくれたのを改めて再確認できた。
 大宮も守備陣だけでなくチョ・ヨンチョルや東といった個人の力が大きいことを再確認できたと思う。


 ホームであったのを含めて、やっぱり最終節に勝ちたかったがプレー内容同様に結果もいつも通りだったのかなと思ってしまう。


 ひとまずは、長いシーズンを終えた選手やスタッフを含めたチームにはお疲れ様と言いたいです。

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2012 11/28
65点


想田和弘監督の観察映画(ドキュメンタリー映画)3作目で番外編である。


 観察映画の過去2作では、悪く言えばあくが強くそれこそ映画のキャラクターのようで見ているだけでもおもしろく笑える場面もあった。

 Peaceでは介護事業を扱ってるからか、淡々とした日常であり観察してるという意識を強く感じた。
柏木夫妻の福祉有償運送と家でのネコを中心に進むが、何か事件のようなことは起きないがそれだけに  日常というのを強く意識するし言葉の感じ方も通常の映画とは違った。
 柏木夫妻以外の主な登場人物である癌を患いホスピスの自宅介護により、死期を待っている。

 お迎えは勝手にやってくると言いながら、肺が原因で痛みがあるのにタバコを唯一の楽しみとしている。
そして、橋本さんは「人に迷惑をかけてはいけないから」とよく口にしている。
 戦争で死ぬのは名誉なこととして教えられたのを告白したのを聞くと、死期を早めようとしてるのかとも思ってしまう。柏木夫妻の自宅では、飼い猫たちは泥棒猫に追われるように餌を食べなくなり居場所をなくしていく。



 今までの場所で泥棒猫と共に一緒に餌を食べる飼い猫が映され、映画は終わる。夫の嫌な部分の告白にノーコメントと言う柏木夫妻、柏木夫妻と事業相手である高齢者、飼い猫と泥棒猫など共存の結果として平和の一面なのかもしれないと思わせてくれる。

 猫同士が一緒に餌を食べたり、夫婦の嫌な部分も見逃すような共存が小さな平和となり、それがいわゆる平和な日常に繋がるのだろう。


 台本がある劇映画と違い観察映画は人それぞれ感じ方や感想が異なると思うし、この感想はあくまで私が感じたことである。

 ドキュメンタリーでありながら、監督自身もテーマや意図があり撮っているわけではないのでそれこそ正解はない。だからこそ、また見た時は違う見方をするかもしれないし新たな発見があるかもしれない。