自分でお金を積み立てて、 自分でどんな運用を行うかを決めて、その結果として受け取る年金の金額が変わる、個人型確定拠出年金（イデコ）。
一般的には、若いうちから加入して、コツコツ積み立てるのがいいとされています。
ただ、実際には子どもの教育費がかかる間は、自分たちの老後資金にまで手が回らないというのもよく聞きます。
特に子どもが大学生になると、待ったなしに大きなお金が出ていくので、その分を優先させることになってしまいます。
教育費のめどがついて、やっと老後資金を考えられるのは、50歳を過ぎてから…という人も多いですよね。
イデコは基本的には10年以上経たないとお金を引き出すことはできず、60歳を超えると新たに積み立てることはできない仕組みでした。
たとえば、55歳からスタートすると、積み立ては5年間しかできず、その分を受け取れるのは63歳からになります。
2022年5月からは、制度が改正され、国民年金や厚生年金に加入していれば、65歳まで積み立てを続けられるようになります。
長く積み立てたほうが単純に金額も増えますし、税制メリットも大きくなるのはうれしいですよね。
年齢的にもうムリかなと思ってた人にとっては、朗報かなーと思います。
働いて所得税を払ってるうちは、少しでも長く積み立てて、長期で運用していくのがお勧めです。
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