（V0L.084）
広島在住、国税OB税理士の
河角昌宏です
私がワクワクする
新年最初の行事、初競り
私がこのニュースに
ワクワクするのは、
毎年の恒例行事に
なった感があります
なぜかというと、
例のすしざんまいの木村清社長が、
幾らで競り落とすのか、
その金額に期待するからです
築地から昨年10月に移転した
豊洲市場で
初となる新年最初の取引「初競り」が
5日早朝に行われました
今年も
やってくれちゃいました、
木村社長！
すしチェーン
「すしざんまい」を運営する
喜代村（東京）が、
一番マグロを
3億3360万円で
競り落としたんです！
マグロは、
言わずと知れた
一本釣りで有名な、
青森・大間産の生の本マグロ
重さは278キログラム
キロ単価はなんと驚くなかれ、
120万円
これまでの最高額だそうです
大間の一本釣りの漁師さんも
夢があっていいですよね
すしざんまいの木村社長、
今から６年前の2013年に
222キロの大間産クロマグロを
1億5540万円
（1キロ当たり70万円）で
競り落としていて、
今回２倍以上
更新したとのことです！
小池百合子都知事が見守る中で
行われた初競り
3億円！と
報道陣に向かって絶叫した
市場関係者の方も、
さぞやビックリしたことでしょう
というか、
少し呆れていたのかも
いやぁ、
木村社長、太っ腹！
でも、毎年、
あのふくよかなお顔が
ニュースなどで、
報道される度に、
すしざんまいの事が
消費者に
刷り込まれていくんですから
あの３億円のマグロを食べたいと
寿司好きじゃなくても思うでしょうし、
すし=すしざんまい
くらい
他のお寿司屋さんが
霞んでしまうほどの
インパクト
いたって普通のお寿司屋さんじゃ
太刀打ちできませんよね
ところで、あなたは
すしざんまいの年商を
ご存知ですか？
少し古いのですが、
2016年9月決算期で
259億円
資本金9800万円
従業員数1600名
って、
ホントの大企業じゃん
259億円の売上で
粗利6割と考えても
155億円の粗利があって、
人件費やその他の経費を
差し引いても、
かなりの利益は残りますよね
普通に売上の5%程度、
13億円程度の広告宣伝費は
かけるのでしょうから、
この仕入れも
広告宣伝費と思えば、
高くない、
そんな思いなんでしょうね
でも、
これって大手だから出来ること
我々中小弱小家業は、
資本力も無いんですから、
同じ事は出来ません
では、どうするのか
やはり、
あなたやあなたの会社が
どのような思いで仕事をし、
どのような事を大切に
社会と関わっていくのかという事を
知ってもらう必要があります
あなたの思い、ミッションと
全従業員の
共通言語であるバリュー
これらを大切に、
中長期的に何を目標に
取組んで行くのかというビジョン
会社の経営の軸となる
理念を言語化して
周りの方に伝えていく事で、
あなたの事を
少しずつ理解してもらう
会社の理念は、
自社や自社の社員を
幸せにすることだけを
思うのではなく、
関わる全ての
ステークフォルダの幸せをも
考えたものであるからこそ、
あなたや、あなたの会社の
ファンが
どんどん増えていく
全てのお客様を
相手にできる訳は無いので、
あなたのファンになってくれる
お客様を相手にしていく
これが大切なのかなと思います
ですから、
地道にファンを増やす
努力は必要です
そのためにも、
理念の策定をお勧めします
私は、
あなたの思いや
大切にしている
価値観の言語化と、
理念の浸透の
お手伝いをいたします
しかし、3億円の本マグロ、
食べてみたいですが、
直ぐになくなっちゃうでしょうね
なんか無性に
お寿司が食べたくなりました
下の息子ケイスケは、
寿司が大好物！
また近いうちに
息子と食べに行こうかな
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました
では、今日も良い１日を！