千葉市稲毛海岸駅から徒歩5分
(社)日本音楽脳育協会認定校
Mareso音脳リトミック教室
先日、
NHKスペシャルで、
[認知症革命]を、2夜に分けて放送されていました。
第1回は、
「ついにわかった、認知症予防れの道」でした。
日本の認知症の人の将来推計数は、
2015年現在で525万人
2050年には、約2倍の1016万人になると
予測されています。
もしも、この認知症が予防できたら?
と、思いますよね。
皆様のご両親様とかのこと
考えたら、必見です。
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この認知症のリスク判定が
出来るようになったのです。
それが、
"歩き方"で、わかるというのです。
歩く速さを、計ることで
認知症のリスク判定ができるのです。
また、
正常者と認知症の境目にあたるところの場所に
MCIと、言われる段階があることがわかったのです。
(MCIとは、年相応以上の記憶障害があること。)
正常な人と、認知症の人の
脳のレントゲン写真を比べてみると、
記憶を司る部分に、著しい萎縮がみられたのですが、
MCIの人には、それが見られなかったということです。
では、何が原因なのか?
MCIの人の記憶の脳内のネットワークに
異変があったのが、
分かったのです。
この、脳内ネットワークとは、
脳の働きで、
何をする時も、全く離れた複数の場所で
同じタイミングで活動していることが
わかったのです。
離れた部分の繋がりは、脳内ネットワーク
と、名付けられました。
この脳内ネットワークの結び付きの強さが、
衰えるてきていたのです。
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脳内ネットワークの弱まりを見つければ、
MCIも、早期発見できる。
その方法として、
「歩行」
を、調べることでわかったのです。
⑴歩く歩幅が、狭くなっている。
⑵足にかかる圧力が均等にいってなく、
ふらつきやすい。
実は、
私たちが歩いているときには、
脳内では
視覚や空間認識に関わるネットワークが働き、
刻々と変化する周囲の状況を
瞬時に判断しています。
さらに、
バランスをとるときは、
体の感覚や運動に関わる
脳内ネットワークが働きます。
こうしたたくさんのネットワークが
同時に働くからこそ、
私たちは、歩けるのですね。
MCIの人は、
これらのネットワークが弱まってきているのです。
計測は、
歩く速さをストップウォッチで測る。
秒速80センチ以下しが歩けないと、
要注意だそうです。
では、この脳内ネットワークの衰えを
どうくいとめるか❓
神経細胞や、血管に異常が起こることが
原因だと、いわれています。
実は、微小出血というのが起こって、
(細い血管がもろくなっておこるわずかな出血。)
すると、その周辺の神経細胞が
次々と死んでネットワークが傷つくのです。
この神経細胞を、死ぬのを防げれば、、、
それは、
1日1時間、週3日
息のはずむ程度の早歩き
をすると、改善したというのです。
早歩きすると、
血液中に
VEGF(血管内皮細胞増殖因子)が、放出され
傷ついた血管のかわりに
新しい血管を作るよう促すことができる。
さらに、
BDNF(神経栄養因子)も、増えます。
脳内で新たに神経細胞を、作るのに促すそうです。
こうして、脳内ネットワークの繋がりが強くなって、
この結び付きの強さが、若い人のような状態に変化するそうです。
こんないいこと、
やらない手はないですね。
音脳リトミック教室では、
「歩き始めたら、まずは、よーく
歩かせてあげて下さい。」
と、言っています。
リトミック教室の最初は
毎回歩くことから始めます。
と、言っていたのですが、
幼児だけでなく、
大人もとても、大事なことだと思いました。
歩くということは、
☆まず、周りの景色が変わる。(視覚)
☆周りからいろんな音が聞こえてくる。(聴覚)
☆外の匂いがする。花、車のガソリンの匂い、(嗅覚)
☆足からくる、大地との触れる感触。
本当は裸足がいいのでしようね。
花を触ってみる。(触覚)
歩くと、こんなにたくさんの刺激を
受けることになる。
それは、脳も活性化する訳だと思いました。
でも、大人は
遅く歩くとだめで、
早く歩くというのが、ミソらしいです。
歩くことの重要性、感じました。
音脳リトミック教室でも、
もっと強調したいです。
今週11月27日のベビーリトミックでは、
残席1席です。
前回初めて参加された方が、都合で
お母様が来られなくなられた
ということだったのですが、
お父様がいらっしゃることになりました。
御家庭で、
ご両親様が同じ考えを
持って頂けると
お子様は安定した物の見方ができるようになります。
楽しみです。
音脳リトミック教室ご興味のある方
こちらまで。
ホームページは
こちらまで。
junevago@gmail.com
瀧澤淳子でした。