こんにちは✨
パートナーシップカウンセラー
ジャージコバ認定カウンセラー
せいちゃんです。
この秋出版予定の電子書籍✨
「拗ねる夫のホントの気持ち」
Kindleの登録作業にちょっと手こずってます😅
この本の冒頭に繋がっていく
エピソードを書いていきます。
意味不明な男性心理
情けない夫の思い
このエピソードブログにも
そんなホントの気持ちが
たくさん出てきます✨
このブログも合わせて読んで
もらえれば
本編「拗ねる夫のホントの気持ち」を
より楽しく読んで頂けると思います。
続き。
エピソード最後
渋滞する高尾上交差点。
そこを越えて真っ直ぐ走ると
少し向こうに市立病院が見える。
病院が近づいてきた。
いよいよ妻せい代、入院へ。
病室の荷物を整理してると
すぐ夕方になった。
それじゃあ、、俺帰るわ。
うん。
また、明日、仕事帰りに来るから。
うん。
大丈夫かぁ?
うん。不安だけどねぇ。。
そうだよなぁ。
また、明日、夕方来るからね。
うん。
それから
入院して3日、せい代は陣痛促進剤を使った
出産になった。
その日の夜、
俺は仕事の後、静かに病室に入った。
どう?大丈夫かぁ?
うん。
今日、陣痛促進剤が入ったから
明日、たぶん陣痛起こると思う。
そうかぁ。
怖いなぁ、大丈夫かなぁ。
、、うん。不安だよな。
本当は、、
俺がそばにいるから大丈夫だから!
って言ってあげたかったけど
俺は結局、仕事の休みをとらなかった。
会社に言えなかったし。
怒られるんじゃないか。
迷惑かけるんじゃないか。
認められないんじゃないか。
そんなことばかり考えていた。
せい代をそばで助けてあげれない
役に立たない自分に
イライラした。
それを隠すように
何とかせい代の不安を少なくできるように
俺は言った。
いや、けど、せい子のお母さんも来てくれるし
大丈夫だよ。
えっ、うん。けどねぇ。。
明日、出勤前に来るわ。
無理しなくていいよ。
いや、大丈夫。
こんな言葉言われても
せい代の安心にはならないだろうと思ったけど
何かアドバイスをして
何か安心できる言葉を探して
役に立ちたかった。
(すみません。クレームは真摯に受け止めます。)
俺は
次の日の朝
早く起きて準備をして、出勤の前に
せい代の入院している病院へ寄った。
どう?大丈夫かぁ?
うん。大丈夫。
陣痛はまだ来てない。
そうかぁ。
不安そうなせい代の顔を見ながら
何気ない会話を少しした。
俺は心の中
会社を休もうとしなかった自分に
またイライラしてしまった。
今日は早く仕事終わらせて、
病院に駆けつけたいけど
仕事がすぐ終わらないかもれしない。
会議が長引くかもしれない。
せい代のことを考えなきゃいけないのに
仕事で迷惑かけないようにしなきゃって
またそんなこと。考えてしまって
ひとりで心の中、焦っていた。
じゃあ、俺、そろそろ会社行くわ。
うん。気をつけてね。
なるべく早く来る。。。
けど、、仕事が長引いたら、、
出産は立ち会えないかもしれない。
、、うん。
そう言って俺は病室を出て行った。
車に乗り込み
出勤ラッシュで渋滞する
高尾上交差点の信号で止まる。
仕事が長引いたら、、
出産は立ち会えないかもしれない。
俺は、不安にさせることを言ってしまった。
せい代を余計に不安にさせてしまった。
何を言ってるだ俺。
でも、終わったらすぐ行くって
言って、残業ですぐ行けなかったら、、。
くそぉ、、俺何やってるんだ。
蒸し暑い湿気を含んだ風が吹く朝8時と
情けない自分と
今日の仕事への焦りと。
俺は頭を掻きむしりながら
またひとり、イライラした。
額に汗が流れる。
せい代を助けたいのに、、できない俺、、。
唇を噛み、眉間にシワを寄せ
仕事へと向かった。
おわり。
電子書籍
「拗ねる夫のホントの気持ち」
の冒頭はこの続きから始まります✨
恋愛→結婚→子育てのパートナーシップの中で
それぞれのシーンで繰り広げされる
夫の理解不可能・意味不明な言葉や行動。
それに戸惑う妻とその本音の思い。
絶対に想像できない
想像の外側にある
男性が言葉にしない隠されたホントの気持ち。
きっとあなたは
クスッて笑ったり、悲しんだり、癒されたり
泣きそうになったり
気づきを得たり。
心が揺さぶられると思います✨
読んだ後、
あなたは相手への思いと自分の素直な思いに
気づき、
あなたのパートナーシップが
より良い方向に向かって行くことを
応援しています✨
発売間近!
嵩丘せい
「拗ねる夫のホントの気持ち」
お楽しみに😊
●個人カウンセリング(現在オンラインのみ )