こんばんは
ゼロポント・アプローチインストラクター
いいだあきこ（らっち）です
今年元旦に起きた
石川県能登地震
今もなお
不自由な暮らしを
強いられている方々がいます
不安な生活を過ごされている皆様が
一日も早く
安心して暮らせる様に
願っております
さて
地震大国日本で暮らす私達
いつどんな災害が来るかわかりません
日頃からの備え
電気・ガス・水が使えない生活を想定して
事前準備をする事
とても大切だなぁと感じながら
過ごしています
地域住民全員分の備蓄をしている自治体は
ありません
自分の
そして大切な家族の命を護る事
わたし達一人ひとりに
課せられています
自宅が消失・倒壊していなければ
ご自身の備蓄で自宅で被災生活が送れます
わたしが過去に書いた防災関連のブログです
防災関連の過去記事はこちら★★★
昨年生まれた孫（赤ちゃん）防災備蓄
わたしに
早よせい早よせい
とせっつかれ
娘が孫の為の備蓄をしました
赤ちゃんの成長は早くて
備蓄品を使いながら
成長に合わせて都度入れ替えています
（今日はボンバーヘア
）
生後半年
離乳食がスタートしたものの
現在の主食はミルク
ミルクを作るには
お湯を沸かすのに
電気やガス、水が必要です
いざ災害が起きると
普段当たり前の様に使っているそれらが
突然使えなくなります
まだ小さな孫（赤ちゃん）の備蓄は
乳首を回し付ければ
常温で飲ませる事の出来る
缶タイプのミルク
もしもの時に飲み慣れていないと
スムーズに缶ミルクに移行出来ない事も想定して
常温ミルクもたまに飲ませています
生後半年
大人と同じ食形態は食べられない為
加熱しなくてもそのまま食べられる
離乳食も備蓄
水
毛布
カイロ
おしり拭き
オムツ
汚れたオムツを保管する消失袋etc
いつどこで被災するかはわからないので
娘は
自宅・実家（わが家）・婿の車・娘の車
それぞれ4ケ所に用意しています
こちらは車にのせている備蓄
実は
先日
関東地方に降った雪の日
車に積んだ備蓄に救われる事がありました
その日
わが家に来ていた娘と孫
娘は自分の車で自宅へ帰る事になり
孫は仕事帰りの婿が迎えに来て
自宅へと帰って行きました
10分もしないうちに
娘に婿から電話が入りました
東名高速道路が通行止めになってしまい
高速道路に入れないトラックが
道に溢れていて
前にも後ろにも進めない
※イメージ図
電話の向こうから
ギャン泣きの
孫の泣き声が響いています
娘は
そろそろミルクの時間なのに
りっくんが凄い泣いてるよ〜
ママ、どうしよう
私、どうしたらいいの
大人と異なり
まだカラダの小さな赤ちゃん
長時間、栄養や水分を取れなければ
すぐに脱水症状に陥り、命の危険があります
今にも泣き出しそうな表情の娘は
酷く動揺していました
わたしは婿に指示し
現在の位置情報をラインで送ってもらいました
そして
警察に相談して縦列駐車しているトラックを
他に誘導してもらえないか
婿のいる歩道のない道路まで
歩いて救出しに行けないか
自転車で行けるかな
バイクなら大丈夫かな
と
自分でも驚くくらいな
凄いスピードで
思考を巡らせていました
と
その時
わたしと娘
ほぼ同じタイミングで
車に孫の備蓄を積んである事を思い出し
万が一
今の状態が続いて
（車が前にも後ろにも進めなくて身動き取れずとも）
そのまま朝を迎えようとも
車の備蓄で
どうにか凌げる
車に積み込んである
孫（赤ちゃん）の
ミルクがある
離乳食がある
水
毛布
カイロ
おしり拭き
オムツ
汚れたオムツを保管する消失袋etc
孫（赤ちゃん）に必要な物品は
全て車の中にある
そう気づき
落ち着く事が出来ました
それから程なくして
婿殿はトラックの列から
どうにかこうにか必死で抜け出し
裏道✖️裏道✖️裏道を通り抜け
わが家に帰って来る事が出来ました
ギャン泣き後
疲れ果て
ひくひくした孫の顔を見た時は
ほっとして涙が出そうになりました
道路に溢れた車は動く気配もなく
自宅に帰る事を諦めた娘家族は
そのまま我が家に泊まる事になりました
みんなで
夕飯を食べながら（ばたばたでコンビニ弁当）
娘が
備蓄ってこんなに必要⁇って
思った事も正直あったけれど 笑
今日は使わず済んだから良かったものの
ママが備蓄備蓄って言ってた意味が
よーくわかったよ
車に備蓄品を積んでおいて
本当に良かった
地震だけじゃないんだね
やっぱり備蓄は本当に必要だね
娘家族
そして
わたし自身も
改めて
備蓄の大切さを実感した出来事でした
赤ちゃんのいらっしゃるご家族はもちろん
介護をご自宅でされていらっしゃる方も
普段、介護で使う備品は災害時入手困難になります
特に認知症介護をされていらっしゃる方は
日常と異なる避難所での暮らしに
認知症を患うご本人の混乱や不安のケアだけとっても
大変なご負担となります
家が倒壊しない限り
ご自宅で過ごせる様に
フル備蓄される事をおすすめします
ペットがいるお宅も
フードや水備品を備蓄してください
※災害時は人が最優先されます
あなたも
あなたの大切な家族も
備蓄で救われる事がある
今日のこのお話が
お役に立てましたら幸いです
防災関連ブログ
また書かせていただきます
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