「わたしたち」を観ました。 | 好きなことだけで生きられる

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■当ブログの目的は2つだけ
●1つ目、習慣化 自分の好きなことを見つける。
●2つ目、出会い 気の合う仲間との出会いの場。



子供時代がお気楽だなんて、

大人の勝手な決めつけだ。

毎日どれだけ気を使って必死になって生きてるか。

これ見て勉強しろ!


映画「わたしたち」を観ました。


どういう映画かと言いますと

こちらをお読み下さい。


『わたしたち』韓国(原題 U-ri-deul)
少女たちは、いじめをどう乗り越えるのか

『わたしたち』は、少女たちが「いじめという泥沼」からどう抜け出していくのかを描いた映画だ。 

小学生のソンは「仲間外れ」といういじめにあっていて、教室ではいつも独りぼっち。

そんなソンが、転校生のジアと出会い、休みの間に仲良くなり友情が生まれる。

しかし新学期が始まると、ジアはソンを仲間外れにしているボラと親しくなり、ソンを無視するようになる。

ソンはなんとかジアとの友情を回復しようとするが… 

たった10歳の女の子たちが、嫉妬や裏切り、攻撃などの暗い感情に翻弄され、戸惑ったり悩んだりする様子がリアルでつらい。

しかし親子の愛情や確かにある友情などがきらりと光って見え、救いになっている。

幼い子の単純な言葉の中にある真実や、傷つきながらも、そこから少しずつ立ち直っていこうとする子どもたちの柔らかい魂が、みごとに描かれた傑作だ。

シネマジャーナル「わたしたち」紹介ページから



韓国の1982年生まれ35歳(2017年当時)女性監督ユン・ガウン監督の長編デビュー作品であります。



2016年に韓国で制作。

日本公開は、

2017 年9月23日です。

小学4年生、10歳の女の子たち3人がメインのお話で、

ボラから仲間外れにされていたソンが、

転校生のジアと友達になり

仲良くなります。

ひょんなことからジアの心がソンから離れ、ジアは塾が同じボラと仲良くしています。 

関係を修復させたいソンは、

ジアの誕生日にプレゼントを持って自宅を訪ねます。

そこには、ジアの誕生日を祝うボラもいました。

ソンは立場がありません。 

仲が良さそうだったジアとボラたちとの関係でしたが、

ジアがボラを抜いてテストで一番になったことで

今度はジアがボラたちから仲間外れにされてしまいます。

クラスでのドッチボールのシーンで始まり、

再び、

ドッチボールのシーンで終わるこの映画ですが、

最初は、

ソンが仲間外れにされています。

最後は、

ジアが、

最初の時のソンの立場に立たされて

しまいます。

白線を踏んでないのに

踏んだと言いがかりをつけられるジア。

そのジアを

踏んでいなかったと

ソンがかばいます。

ラストのシーンは

見ていて胸が熱くなります。



監督が

自身の小学6年生の時に体験したことが

物語のきっかけになっているそうです。

深い友情を結んでいた友達と急に離れてしまった体験。

イ・チャンドン監督の指導を受けて2週間に一度確認して、6ヶ月かけて完成させたシナリオは、

最初はもっと起伏のあるすとだったそうです。 

もっと、自然にという指導のもとで変わっていったとのことです。

600人の中からオーディションで選んだ子役と

2ヶ月前からワークショップを行いました。

撮影方法は、

その時撮影するシーンだけメモで渡して

セリフも監督が考えたものと

実際の子供たちが発したものと

が使われているそうです。

こうして、

作られた作品は、

実に子供たちの演技が

自然に撮られている魅力的な

作品になりました。 

脚本作りから参加されている

イ・チャンドン監督は、

映画を観て、

「お疲れさま。君の映画だね」と。

メールでも

「上手く仕上がったね。

みんなが好きになるような映画でうれしい。

映画館の中は静かだったけれど、

熱く愛される映画になりそうだ」

とおっしゃってくださったのも

納得できる映画になっていると思います。



立ち上がれないくらい

傷つけられるのも

人ですが、

かけがえのない喜びを

与えてくれるのも

また、人だと思うとき、

他人を受け入れるゆとりを

気持ちのどこかに

残しておきたいと

思わせてくれる映画です。

見た人を

子供の頃に連れていってくれる

タイムマシンのような映画

でもあります。



 



こちらの記事にストーリーが詳しく書かれています。