せっかく咲いた桜ですが、今朝は雨あがりで晴れた!と思ったら、また雨です。

 

昨晩(3月31日)、ウトウトしていたら、言葉が降りてきました。誰だろう?寒川神社の女神さまかな?


 

「これから地震が多くなりますが、心配いりません」

 

言葉はこれだけでした。 

地震が多い季節なのですが、XフレアやXに近い太陽フレアが起きているわりに、地震が少ない、この頃です。皆さんの杖のお陰です。ありがとうございます!

 

過去の地震情報

 

 

↓こちらでお伝えした、世界時間28日20時50分に発生したX1.1フレアの爆風は、

 

 

 

 

 

 

今朝、4時ごろからやってきました。太陽風が強まってきました!(下矢印

 

太陽風

L1地点の太陽風

※DSCOVRは、太陽と地球の引力がつりあうラグランジュ点 (L1) の近くで太陽風を観測しています。L1点を通過した太陽風は約1時間後に地球に到達します。


 

 

放射線帯の磁場強度も、若干乱れています!

 

 

 

STEREO Ahead衛星COR2の29日から31日の途中までの様子をお知らせします。


 

まずは、西側(右側)で起きたX1.1フレアの場所の確認。こちら↓覚えておいてください。

SolarSoft

 

 

 

なぜか、下向きの爆発がすごいのです。

 

 

 

 

 

 

これは、世界時間29日21時ごろに炎の噴出がありまして、

びろ~んと伸びた炎がリボンみたいにヒラヒラで素敵な爆発でした。
 

 

GOES太陽紫外線撮像装置(SUVI) 304Å

 

 

 

このヒラヒラのリボン状の炎がなかなかの爆風を飛ばしていました!

X1.1フレアよりも、目をひく威力。

 

LASCO C2のコロナグラフ


 

 

 

次は、STEREO Ahead衛星HI1の29日から31日の途中までの様子です。

太陽が右側で地球が左の方角にあります。

 

下向きの爆風が見られますが、これがリボン状に伸びた炎の爆風と、X1.1フレアの爆風ではないかと思います。

 

 

 

↓こちらでお伝えしたM9.4フレアの爆風もこの分では下向きの気配です。

 

 

 


 

どちらにしても地球に大きな影響はなさそうです。

と言っても、淡い爆風は届いていますので、地震、悪天候、通信障害、体調不良、電車の遅延などには注意。

 

 

話がまた変わりますが、

もしかして関係ある?というグラフを見つけたのでお伝えします。

 

そのグラフをX(Twitter)で上げていた方がいらしたのです。

 

放射線量のグラフです。横軸が日付なのでのですが、日付と放射線量のピークに見覚えがありませんか?例外もありますが、どの地域も同じ日付に山が出ているのですよ。

 

全国の放射線量 エリア別統合グラフ 一覧

 

 

 

 

 

こちらでこのグラフをまとめて、ピークのあるところを色分けなどしてみたのです。

小さいくて見にくいけど、上のグラフと見比べながらお願いします。

 

 

Xフレアの爆風が地球に届いた日付と放射線量のピークが似ていませんか?

 

 

上のグラフ薄い水色のピークを見ると、3月23日に発生したX1.1の爆風が地球に到着し衝撃波(下矢印)がやってきて、G4磁気嵐が起きた時ではない?

 

オウル大学の宇宙線モニターが『フォーブッシュ減少』現象を確認した日付は赤く囲ってみました。ピークがある地域が多くない?

 

その後、26日の関東と西日本は大荒れお天気になったのでした。

 

3月26日の気象衛星と雨雲

 

 

 

 

放射線量のグラフから、この頃(25日から26日午前中?まで)、日本列島は放射線量が多かったのです。

 

 

さらに、25日にM4.4フレアが起きて、28日ごろに爆風が地球にやってきました。

それが、薄い緑色のところかなぁと思われます。

この時もお天気大荒れ、通信障害が起きていました。

 

3月28日通信障害


 

 

28、29日の気象衛星と雨雲


 


 

 

28日から29日にM7.1,M6.1、再びX1.1フレア、M3.2が発生し、その淡い爆風が31日、4月1日(今日)に届いています。グラフでは薄いオレンジ色のところです。

 

では、お天気を見てみよう!やっぱり、日本付近は大荒れ。

 

31日、4月1日の気象衛星と雨雲


 

 

 

 

と、言うように太陽フレアの爆風到着と雨雲は関係ありそうです。

つまり、雨の日の体調不良は、低気圧もあるかもしれませんが、太陽からの放射線によっても起きているのですよ。むしろ、太陽放射線の影響の方が大きいのでは?

 

『フォーブッシュ減少』現象で宇宙線が減少しても、そのかわり太陽フレアにより、太陽から強烈な放射線がやってくるわけで、雨になった放射線は雨粒になって地上へ降りてきます。私たちに影響がないわけないでしょう。

 

 


 

今回は、マグニチュード3程度の地震しか起きていませんが、これから中規模や大規模の地震があったときは、この放射線量はどう変化するのでしょうね!


 

 

これから、4日あたりから地震が多くなってくるかもしれませんが、「心配いりません」と言われているので、地震災害はないでしょう。

でも、悪天候、体調不良には注意ですね。

 

おしまい

 

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【追記】4月2日午前4時半前にM6、震度5弱の地震がありました。


 

地震情報

 

 

岩手県久慈市が震度5弱でしたので、地震当時の放射線量を見てみましたが…地震の前と後(下矢印)で変化はなさそうでした。

 

岩手県の放射線量統合グラフ