マサキ① 松葉杖のラガーマン『ラグビーやってて良かった!』1991年1月14日 | 木村拓哉芝居研究所

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木村拓哉ではない人々の存在自体を、偏見・受け売り・見ていないのに「何をやっても」と知ったかぶり・違いも解らない低知能・嫌いだから叩きたいだけ・四流ネガキャン記事の執拗な印象操作・洗脳・先入観による理不尽極まりない迫害から守るため、命を懸けて分析します

父親に敬語、おじぎ、すいません!。声高く礼儀正しい。ハキハキ超絶好青年口調。正樹。足がえろいえろすぎる!
頸椎の第五、第六関節 脱臼。頸椎に走っている中枢神経。頸椎不全による両手両足の麻痺で、手や足に感覚もなく、動かすことも出来ない。四肢麻痺。ドリルで頭蓋骨に穴を開け、そこから重りで引っ張る。頸椎の間が閉まって、これ以上神経を傷付けないために。
首や頭や顎を固定され、包帯ぐるぐる巻き。病室で涙。

「謝んのこっちの方だって。一番肝心な時に抜けちゃってごめんな」手紙読み涙。マッサージ「なぁ母さん、もういいから少し寝なよ」ボールを握るリハビリ。悔しそうに息を荒げる。卒業証書を貰う、曲がった手の形やゆっくりな動きがリアル。脊椎損傷患者。
健常者に「君は幸せな方だ、もっと不幸な人がいるのに、自分を恥ずかしがるな」的に説教されたのに、「すいません。僕が間違ってました」とあまりに素直な好青年。
ミミズがのたうったような字で「相沢圭子 好きだ」

ストーリーに入り込んで、リアルに書けない人だと錯覚してしまった。「ごめん。気を悪くしたんだったら」左右に投げられたボールを拾う苦しそうなリハビリ。息を上げ苦しそうな腕立て。床に身体が落ち、また起こす。とても切なくかっこいい。クラッチの歩行訓練「ダメです、全然動けません」
両足を後ろに引きずり、右足首が内側に、左足首が外側に曲がり、苦しそうに息を荒げリハビリする姿がリアル。上半身を大きく反らし、必死で次の一歩を踏み出そうとするも、思いっきり前へ転倒。両腕で起き上がろうとするが、また床に上半身を打ち付ける。歯を食い縛り、這って前へ進む姿が超絶かっこいい。
リハビリ中、両手を鉄の棒から恐る恐る離し、立つことに成功するが、すぐによろけて転ぶ。「こんなの使わなくたって歩けんだよ」で芝生の上でまた転ぶ。汗だくで圭子とリハビリ外で。800mを一時間以上もかかる。30分を切れず33分。
つらいリハビリ途中で、腰から下がリアルに左へ曲がり、転倒。「大丈夫?」圭子に「触るな!(はあはあ)もうだめだ。限界だよ。幾ら頑張ったって、結局クラッチなしじゃ自由に歩けない。(クラッチを投げ)こんなもん…こんなもんが俺を馬鹿にしやがって。(圭子のリハビリメニューの紙をもぎ取り投げ捨て)30分がなんだ!800メートルがどうしたってんだ!君なんか…君なんか俺の気持ちが分かるはずないんだ。」遂に投げ出し、叫び、圭子に当たる。「もうやめた!こんなリハビリもうやめた!!!」
引きずる足の曲がった角度が、本当の身体障害者のように見える。

大学のラグビー部のマネージャーにどうしてもなりたいが、障害を理由に断られる。大声で「やります!!!人が一度で済むことなら、二度やります!10分かかることなら、20分かかっても、言われたことは必ずやってみせます!お願いします…入部させて下さい!!!」
特殊な切なさが込み上げる。半端な熱演ではない。







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