今日は、”クレイジー・ハート”の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
かつて一世を風靡していたカントリーシンガー、バッド・ブレイクだが、今ではドサ周りの日々を送っていた。弟子であり、バックバンドの一員だったトミーは今や大スター。しかしバッドの生活は対照的。結婚生活は何度も破綻し、アルコールに溺れ、落ち目の日々を送っていた。しかし、そんな彼の生活もジーンの登場により変化が訪れる。2人は愛し合うようになり、バッドにも新曲の依頼が来るなど、事態は少しずつ好転していくが…。
というお話です。
実は、途中でウトウトしてしまいました。とっても良い映画なのですが、あのカントリーミュージックが良い子守唄状態になってしまい、辛かったなぁ・・・。どうしても寝てしまいたくなかったので、目を開けたまま、脳が休んでいるという睡眠学習状態で、5分ほどウトウトしたのでした。
昔トップを走っていた人が、その栄光が忘れられずに壊れていくって、良く有りがちですよね。この主人公も、4度の離婚を繰り返し、どんどん落ちてきてしまったんです。自分の弟子は、どんどん人気が上がって、とうとう弟子の前座で歌う事になってしまう状態。これは辛いでしょうね~。どんな世界に生きていても競争があって、上に居るものを追い越し、下から追ってくるものを叩き落し、戦っていく。どうして戦わなきゃいけないのかなぁと考えるけど、でも、戦いがあるからこそ、楽しいし、遣り甲斐もあるんですよね~。このバッドも、最初は逃げているんだけど、ある出来事で、立ち直らなきゃいけないと自分に言い聞かせるんです。この再生の物語って、先日公開された邦画”RAILWAY 49歳で電車の~ ”に似ていると思います。どちらも、再生の物語ですよね。
ジェフ・ブリッジス、最初はダメダメ親父なんだけど、どんどんカッコよくなっていくの。それこそ、おじさま~って感じです。その弟子の眉毛ボンッのコリン・ファレルも、ちょっと痩せたのかしら。濃いけど、カッコよかったですよ。ジーン(マギー)の子供の役の男の子が、超かわいくて、愛らしいです。
アカデミー賞を貰ったので、話題になっていますが、内容としては、ちょっと眠くなるような内容です。確かに、感動作だし、ジェフの演技は、とっても味わい深いものなのですが、どちらかと言うと、観たことがあるようなお話なので、それほど惹きつけられるというのが無いような気がしました。
とってもゆったりした大人の映画なので、眠くなっても感動出来る映画が好きな方にはお奨めします。ステキな映画なのですが、やっぱり起伏がないので、ちょっと辛かったですね。
・クレイジー・ハート@ぴあ映画生活
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