秩父三十四観音巡礼 一日目 | 心に光を呼びます Padme★yuki

心に光を呼びます Padme★yuki

誰の心にも、神様とのホットラインはあります。
いろんなもので隠れてしまってるだけです。
私でよければ、見つけるお手伝いをします。

 

 


5月17日(土)18日(日)
京都の醍醐寺
一緒に行きませんか?
料金はいただきません。
私は醍醐寺にいますので
話しかけるもよし(法要中、神事中はご遠慮くだされ)
遠目から観察するもよし
お気軽に~(笑)

5月31日(土)
パドメツアー in
大山阿夫利神社
参加者募集中



6月15日(日)
パドメツアー in
三嶋大社
参加者募集中


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北の一番遠い場所から行きました。
でもそこは、札所としては
一番最後の三十四番札所 水潜寺

「遠いし、ほぼ一番最後にみなさん来るのに
一番最初に来て、ご朱印帳を求められた方は
なかなかいませんねー(笑)」なんて、
ご朱印を書いてくださった住職さんの息子さんかな?
お話をしながら、楽しくスタートしました。

 

 

 

 

 



住職さんです↓

 

 



奥に、修行のためのヤグラがいくつもあるようです。
が、興味本位で行った人が
頭をぶつけてクレーム言ってきたりするそうなので
立入禁止にしてしまっていました。
そういうの、自己責任でしょ。
なのに、「責任者出てこい」ってなるらしいです。
困ったもんです。

 

 





次に行ったのが
一番札所 四萬部寺

 

 

 

 

 

 

 



この本堂の右側にあった
施餓鬼(せがき)と呼ばれるお堂
初めて見たー!(めったにないらしい)

 

 


餓鬼というと、おどろおどろしいカンジだけど
魂の六道というのがありますね。

天道   天人が住む、苦しみのない享楽な世界。天界。
人道   人が、人としての喜びを謳歌する世界。
修羅道   奪い、争い、助け合うことのない世界。〈今のこの世〉
畜生道   動物たちの世界。本能的だが、表裏のない世界。
餓鬼道   生前、他者を顧みなかった者が落ちる世界。
地獄道   生前の罪を償うための世界。
(私が考えた観点も加えてあるので
宗教の教えとは違う部分もあります)

修羅道の今の世でこそ
他者への思いやりが必要と感じ
実践した者は
真の人道へと上がれます。
が、
奪い争うことを当然と思い、
他者を蹴散らし、弱者を捨てる者は
餓鬼道へと落ちます。

 

餓鬼道では常に空腹で、何かで腹を満たそうとしても
口にしようとする物はすべて燃えて消えてしまいます。

その餓鬼道に居る者たちへ
一年に一度、観音菩薩のお力を借りて
空腹が満たせるようにと
慈悲を施すものだそうです。



次は札所二番 真福寺

 

 


 

 

 


ツツジって
ほっとくと、木になるんだねぇ~~~
(自分より高い位置で咲いてるツツジって、初めて)

十一面観音(修羅道の者を正道へと導く)は
あらゆるものに姿を変えて人々に近づき
助けたり、癒したり、笑わせたり
諭したり、戒めたり、ギャフンといわせたりして
人々を正道へと導く。
ここのお寺を建てる由縁となった老婆も
観音菩薩が変身して現れたのかもねぇ?

 

 



札所二番のご朱印をいただくのは
こちらの光明寺で・・・

 

 



ここへ来る前に
一番から二番へ行く途中、
道を迷って、この文中にある
丹生神社へ行ってました(笑)

 

 


民家の路地の奥にポツンとありました。

 

 


 

 

 



丹生って・・・どっかで聞いた・・・
あ!!先日の京都のきふね神社の奥宮だ!!
と気づいて
また、何かがひっかかる私なのでありました( ̄∀ ̄)

光明寺の仁王像と空

本尊の観音さまとつながった手綱が
かわいらしい

 

 





札所三番 常泉寺

 

 


 

 

 



木彫りがスゴイです~

 

 

 


お堂の後ろは大きな磐座です。
やはり、磐座ですな~( ̄∀ ̄)





札所四番へ向かう途中にあったお堂

たぶん、左から
阿弥陀如来
女性を助ける十九夜様(如意輪観音)
不動明王?かな?



札所四番につきました。
ここは、2012年の8月末にも来てますが(★こちら
その頃はまだ、今以上に無知だったので
ただ、なんかスゴイとこだな~って思っただけ(笑)


1300体もの石仏が並ぶお寺です。
その中に見つけた・・・トグロ巻き~

 

 


宇賀神?
弁天?
吉祥天?
( ̄∀ ̄)

 

 

 



こちらのお寺の由縁も、
観音さまが娘の姿に変身して
外道に正道を教えたということらしいです。
文章がむづいので↑ 簡単に訳すと・・・
昔、この土地に住む荒木丹下という人に
巡礼の旅の娘が一食の米を乞うと
「神の国の米を仏教徒にはやらねぇ!」と
娘をボコボコにした。

娘は
人はみんな神の子
妾も同じ神の子
人を踏み叩くとは、神を踏み叩くことと同じ。
神は星観の心を教え
仏は自他平等を教えてくれるもの。

と、懸命に語った。
丹下さんは改心して、本尊供養に専念した。
というおはなし。

各お寺に、秩父で起きた様々な観音霊験の話の
絵巻が描かれてますが
新しくされて、以前と違うことが書かれてたりします。
(語歌堂では、旅の僧が聖徳太子になってる)

★こちらのブログ
慈眼寺に展覧されてる古い霊験絵巻が
すべて掲載されてますので
興味のある方はご覧になってみてください。

その中で、こちらの丹下さんのはなしの後に
こう続いてました。
邪見の神道者、偏屈の儒者の
排佛の口を閉ん事を欲す。

昔から、いるんですね( ̄∀ ̄)
 

 


ここ↓は、金昌寺の奥の院だったんですね

 

 


前回は、道をまちがえたらあったから寄っただけ。
改めまして、合掌(お花が綺麗でした)

 




札所五番 語歌堂
こちらも、2012年に、道を間違えて出会ってます(笑)

 

 


今回、発見したのは
阿吽(あうん)像がこの中にありますが
後ろって、何かが在ったであろう空間があるのに
だいたい掃除道具が置かれてたりしますね?
こういうことだったんです。

右に、阿吽の阿像で、
うしろには、風神(顔がみきれててごめんね)

左には、阿吽の吽像で
うしろには、雷神

これが、神仏習合の正しい配置なのだと思います。
うしろの正面だあれ?で、
阿=風神
吽=雷神
そして
風神・雷神といえば
浅草の浅草寺の雷門
そこの、うしろの正面は誰でしたか?
風神=天龍
(上の風神も身体が青い)
雷神=金龍
こちら★の記事も、ぜひ読んでね)

ということは
は、天龍金龍
ということになりまさぁ~ね?

それだけ
この2神の存在って、大きかったんですね。
神仏分離以前は!!!

どんどん神仏集合、復活していきましょう。

 


おん しゃれい しゅれい じゅんてい そわか~ 
★じゅんてい観音菩薩とは?★

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次は、番号をとんで、札所十番 大慈寺

 

 



道すがらのお宅の庭先に
通る巡礼の方々を楽しませてくれる
可愛らしいものが・・・

 

 




心遣いに感謝
 

 

 



札所十一番 常楽寺

 

 



入口は、二つの道・・・寺へ続く道と、鳥居の道

 

 



まずはお寺へ詣でます。

 

 



そして、鳥居は
このお寺の裏山にある稲荷神社への道でした。

 

 

 カモ~ン

山頂への途中にあった、金毘羅宮

 

 


取り囲むように三本の木が・・・
全部、違う木だよね?凄い・・・

山頂には真っ赤な稲荷神社がありました。

 

 


その横には、3つの祠

 

 




これにて、17時となり
お寺はみんな閉じてしまうので
妙見宮・・・秩父神社へ行きました。

 

 


秩父は、知知夫と書くのですね。
それか、どちらも当て字かも?( ̄∀ ̄)

 

 


鎌倉時代に、
北辰妙見菩薩と天之御中主が
同一とされたのかぁ・・・

こちらの額は↓ 目立たない場所にこっそりあります。


もう、バーン!!と出しても、いいんじゃない?

正面の木彫り・・・
上のお二人は、大黒さまと恵比寿さまで
下の中央は、
これ、神功皇后かしら?

 

 

髪が長く、皿?杯?鏡?を持ち、鎧を着てるわね?

この神社は、四方それぞれに
春・夏・秋・冬の草花が施されていて
しっかりと東西南北を表していると、
2012年に参拝した時に、神社の人に教えてもらいました。
そして、北辰妙見は、北が大事
北の壁には、北辰の梟がいます。


一般的な方位の四神とは、違うのよね。
梟といえば、
イナンナの足元で守護しているのも、梟です。



そして、秩父神社の梟の上には
白い花と
水・・・

ここで、みなさまにおたずねしたい。
これほどまでの装飾を施した神社で
なぜ、ここには何も無いのでしょう?

 

 


梟の下です。
神社の建物の、うしろになります。
うしろだから?
いいえ。
全面、装飾がある社もたくさんあります。
おかしいと思いませんか?
本当は、あったはずだと思います。
けど、消されたのです。
なぜでしょう?
都合が悪いからですね。

とある白山神社の社殿は
うしろに菊理姫の姿の装飾がありました。
でも、蔵の扉は固く閉ざされ、見ることはできません。
思し召しにより、拝見でき、確信しました。
うしろには本当の神の姿がある!
だから、うしろの正面なんだ!!って。

さて、
秩父神社の背面は
どんなお姿が描かれていたのでしょうね・・・


巡礼は
二日目へと
続きます・・・