銀鏡(しろみ)神社 | 心に光を呼びます Padme★yuki

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誰の心にも、神様とのホットラインはあります。
いろんなもので隠れてしまってるだけです。
私でよければ、見つけるお手伝いをします。



半年くらい前から、
熊本県八代市の
★妙見祭★に行こうと決めいていた。
なぜかというと、
亀(玄武)は、龍の子供だと知って
その後、熊本の友人から
「こんなお祭りがあるよ」と教えてもらったのが
この妙見祭です。
妙見祭の主役は、この亀蛇、通称ガメさんです。
 
中国でいう、龍亀(ロングイ)
中国では、亀は龍の子供というのは当たり前だそうです。
日本はいろいろ抹消・改ざんされてますからね

このお祭りを絶対に観に行く!!と決意してました。

そして、出発のほんの数日前に
宮崎に帰っていたさんのお母さんが
お母さんの友人宅へ泊りにいくことになり
「山奥だけど良かったらここへ泊って」
と言ってくださったお母さんのお友達のお宅が・・・
だいぶ昔から行きたい!!と熱望していた銀鏡神社
さらに山の上にある
手力男(たぢからお)を祀る神社の社家(しゃけ)のお宅!!
こんな展開、

あり~~~
と、マジでぶっとびました

銀鏡神社には、
国指定の無形重要文化財神楽があります。

泊れることになって知った(//∇//)
神楽で使うお面は、重要文化財らしいです。

(↓ 宿神三宝稲荷神社の荒神のお面)
 
(↓ 手力男神社のお面)

お面はもうボロボロらしいのですが、
新しいお面も作ったのですが、
新しいお面で踊ると、身体が重くてダメなんだそうです。
ボロボロのお面をつけなきゃ踊れないそうです。

銀鏡神楽を紹介してる記事
その神楽で舞う人は
代々、社家といわれる家の男性が継いでいきます。
(↓ 銀鏡神社のお面)

手力男の社家でも
他の社家でも、継いでくれる人がいなくて大変らしいです。
仕事がないので
若い人がみんな外へ出てってしまうんですね。
そして、祭りが年末(12/14)ということもあって
祭りのために帰省することがなかなか難しいらしい。
「誰か、この銀鏡を盛り上げてくれる人はいないか?」
と、手力男の社家のゆき子さんが言ってました。
(私が男だったらなぁー!と言ってました)
誰かいませんかー?

 

 

銀鏡は、もとは、白見と書いたそうです。
それが、いつのまにか変えられてしまった。
古事記の物語になぞらえて、
由緒も変えられてしまってるでしょう。
今、伝えられてる由緒は、
イワナガヒメが、

自分の顔を鏡で見て
自分の醜さを嘆き、

その鏡を遠くへ投げ捨てた。
山奥の木にひっかかった鏡が光って
村を白く照らしたので白見村というようになり
その鏡があった場所に、

白見(銀鏡)神社が建てられた。
とのこと。


でね( ̄∀ ̄)ゆき子さん姉妹がいろいろ話してくれた・・・
速川神社にしょーりつ姫がいて、
そのお姉さんがイワナガヒメ
その速川神社から鏡を投げたって聞いたよ


しょーりつ姫とは、瀬織津姫のことです(笑)
宮崎県西都市の山奥にある速川神社
神社庁が語る由緒は
瀬織津姫が死んだ場所にしている。ヒドイもんだね

そして、しょーりつ姫のお姉さんって言っちゃった!
ということは、
コノハナサクヤヒメ=瀬織津姫

ってことだねぐー.gif 


そもそも、イワナガヒメも同一の女神だと
私は思ってますしぐー.gif 


さらに、醜い顔を見て鏡を投げたなんてのも作り話。
神は変幻自在なんだから、

どんな姿にもなれるんだよ~ん


嘘には必ず矛盾が生まれるもの。
あたしゃ見逃さないよぉ~
弁護士に勝ったド素人ですから



姉妹さんは、

以前は山の神の声が聴こえたといいます。
夕方になると、
ホイホイホイホイ
って言いながら山に帰っていくんだよ。
山の上で、ひょぉーーーーーーーっと、叫ぶんだ。
朝になると、また
ホイホイホイホイ
って言いながら山から下りてどこかへ行くんだよ。
でも、最近は全然その声が聴こえないんだよ。
神様、いなくなっちゃったのかねぇ?

寂しいですね。

男神=彦神(スサノオ)は、山にいます。
女神=姫神(イナダ姫)は、川や海にいます。
そして夜になると
女神は男神のところへ帰っていき
愛し合います。
 
(注連縄は、男神と女神が絡み合う姿)
 
男女の性器を祀るのは、
女神と男神が睦み合うことで、様々なものを産み出したから。
山という山に、山の神を産み
川という川に、川の神を産み
あらゆるものに精霊を宿らせて
人々のために、皆が仲良く暮らせるようにしていった。
 

女神は里や水辺で、人々に農耕などを教えました。
男神は、山で狩猟などを人々に教えました。

(白見にも、諏訪の御頭祭のような供物があります)
(実は、出雲大社にもかつて御頭祭がありました。
 だって、元はスサノオを祀っていたんだから)

男神と女神は
常に二人で日本各地を巡りました。
女神に教わることが多かったので
縄文時代からずっと女神信仰なのでしょう。
縄文の人形は、女形ばっかりですね?
  
左の仮面の女神は、お股が女性なので女神と断定されてます。
右の鳥の女神は、おっぱいがあるので、女神。



私が思うに
しろみ

とは

白巳

じゃないかなぁ?

白い蛇の女神

がこの地にいた。


銀鏡という字も

素敵だけどね~ラブラブ

思いついた人、センスいいグッド!
でもさ

銀の鏡にするには

それなりの理由があったはず。

 

今は

「イワナガヒメが鏡を・・・」

になってるけど

それは明治初期に

吉田神道が各地へ行って

神楽や祭神を

古事記になぞらえたものに

変えてしまったからです。

まさに

弘法大師・空海と高野聖たちが

朝廷の命令により

日本中に派遣され

それまでの夫婦神信仰を禁止して

これからは古事記の

アマテラスを祀るようにと

言ってまわったように。

それでも空海は

本物の神を抹消するのは忍びないので

稲荷を置いていった。

狐(犬)が護る社の奥に

本物の女神がいるからと。

滝のそばには不動明王を置いた。

滝こそ、女神の象徴。

本物の女神の

姿と名前を変えて、

唐から連れて帰ってきた新しい神

善女龍王=清瀧津姫(瀬織津姫)

清瀧権現として祀っていった。

本物の女神を隠していったのだ。

 



泊めてもらったお宅での朝日


手力男の神社を見せていただきました。

手力男は、古事記では
天の岩戸にアマテラスが隠れた時、
その岩をどけた力持ちの男神のこと 

右はじには、弘法大師がいます。

ここから、銀鏡神社の方へ向かう途中に
宿神三宝稲荷神社があります。
 
ここの宮司さんが、浜砂さん といって、
銀鏡のことを懸命に維持してくださっている方だそうです。
上に載せた本を作る時も、尽力されたそうです。
80歳を過ぎてるそうですが、
神楽の舞もなさるし、祭りの司会もなさる。
祭りのDVDを見せてもらったので、
その神々しい御姿に、惚れまする

浜砂さんに会えるといいな~なんて言いながら
宿神三宝稲荷へ行ってみました。
そうウマイこといかないよね
社は開いてましたが、

いらっしゃる様子はなく
私の頭の中には、

先を急げ とのお告げ。


妙見祭を見に行く予定だから、のんびりはしていられない。
銀鏡神社へと向かう。

 
歴史を感じる・・・
階段下の両側の茅葺の小さな社を見ていたら
上で二拍手パンパン!と聞こえた。
「もう誰か参拝してるんだね~」と言いながら
階段を上がっていくと、
なんと!!
上の境内へと上がって行ったら・・・
あの、DVDで見た御姿が!!!
「あの・・・あの・・・ええと・・・(名前が出てこない!)」
と、モゴモゴしてたら
「どっから来たの?」と気さくに話をしてくれました。
山の上の手力男の神社のお宅に泊ったと言うと
相当ビックリしてました(笑)

「今日はこれから、小さい神楽があるんだよ」
とおっしゃってました。
だから、正装なんですね!
12月14日~15日の朝まで、一昼夜かけて神楽舞です。
今からでも「行きたい!」という方、是非!!
民宿もあったけど、
一昼夜続くので、食べ物も寝床もどうにかなるそうです。
私も見たいけど、金策がね
明日から怒涛の巡礼WEEKが始まるし
(一週間の間に長野、山梨、伊勢、出雲、愛知へ行きます)

浜砂さんは、集会が始まるからと、社務所の方へ・・・
この奇跡の出会いの興奮さめやらぬまま参拝。

屋根に、銀鏡神社の国宝のお面と同じ顔がある。
ちょっとニッコリしてるのね

拝殿では、お祭りの用意がすでにされていた。

本殿の前にあるこの三つ又の・・・槍?なんだろう?

毘沙門天やポセイドンが持ってる槍みたいだね( ̄∀ ̄)

浄化&光降をして
ちょっとトイレを借りようと、社務所の方へ行きました。
そちらには、今日の祭りのために
人々が集まってきてました。(男性ばかり(笑))
通りすがりに見つけた
元宮

こっちへ来て良かった!
しかも、装飾があることも教えてもらった!
  
  
鳳凰が刻まれてるそうです。
シミかと思った

トイレは、広い集会所の中のを貸してくれました。
実は、そこは、神楽のならい(練習)をする場所でもある。
祭りの時は、ここを開放して、この中から神楽を観るそうだ。
そしてそこにあった
神楽で使う、茅で編んだ龍蛇の身体の部分。

それを写真に撮っていたら
また浜砂さんが来てくれました。
そして、とても素晴らしい話をしてくれました。

これは みづな と言ってな
蛇じゃが、この蛇はよその神楽の
ヤマタノオロチの神楽のような戦う相手の蛇ではない。
自分の心を現すものじゃ。
自分の心から出た邪のものじゃ。
それを、自ら、刀で断ち切るのじゃ。
自分の心は常に清くおらねばならぬ。
だから、自分の中から出た邪は、
自分の手で断ち切ることが大事じゃというこだな。
それが、みづなの神楽じゃ。
『つ』というのはな、
つなぐ という意味の つ じゃ。
み は、自分のこと
な は、仲間のことじゃ。
自分と仲間をつなぐものは
常に清く保たねばならんな。


聞いていて、涙が溢れてきましたファイル0033.gif 
ありがたいお話を聞けて、本当に嬉しかったです。

ちなみに、
オオヤマという神様
ワダという神様
この  も、
山と自分をなぐ
海と自分をなぐ
という意味なのだそうです。

そう考えると、いろんな言葉の 『つ』
考えてみると面白いかもですね
 
 
では、妙見祭へ向かいます!!!

★妙見祭の記事★