前回の記事に引き続き
亀の検証です。
以前、
六芒星の△=光を削ると
亀甲になる
と書きました。
(それを書いた記事 『鳥足の天女』)
この亀甲紋は、出雲系神様の神社で使用されています。
出雲系の神様とは、古事記に基づけば、
スサノオがイナダヒメと共に日本へ辿り着いてから
アマテラスの子が天孫降臨して日本に来る前の
何千年も間
日本を開拓して、平和で安定した世を司っていた
アマテラスより先に!日本にいた神様たちです。
その過去の文献は、
天皇の権威を脅かすとされて
古事記・日本書紀が書かれると同時に
全て末梢されてしまったのでしょう。
天皇を日本の絶対神とするために。
そして、仏教を広く伝道すると同時に
古代神=出雲の神々の存在も各地から消されていき
あちこちの神社にアマテラスを押し付けていったのです。
(天皇を否定するわけではないです。
昭和・平成の天皇、大好きです)
秩父神社へ行った時に見つけた
亀に乗る人・・・
これは、東の壁にありました。
青龍も東の壁
他の装飾の花々なども春夏秋冬に合わせていて、
東西南北をしっかりと意識して
添えられてあると考えられます。
世界の一番、東にあるのが、日本です。
そこに、亀。
ということは、亀は、日本人を示すものではないでしょうか?
亀は、龍であり(日本人は龍族だと言われてますね?)
亀甲は、出雲族。
光の世界をアマテラスに明け渡し、隠居した出雲族。
かれらこそが、日本の祖。
この、東西南北の神獣に合わせれば、
西にいるのは白虎なはず。
秩父神社の西の壁には何があるかというと
白虎ではなく
鶴に乗った人。鳳凰も西にいます。←南じゃなくてね。
天皇は鳳凰族と言われています。
鶴は、渡り鳥。
冬の間だけ、大陸(西)から日本へ渡ってきます。
秩父神社を訪れた時は
これを見て、
鶴が日本の象徴というのは、
おかしいのではないか?
と、感じたのです。
今は、ハッキリと
亀=出雲族。元祖・日本の神(スメラ)
鶴=天孫族。後から来た日本の神(スメラ)
と、感じます。
秩父神社は、明治政府が神仏分離を発令する以前は、
妙見菩薩を祀る妙見宮でした。
徳川家康が再建させ、
左甚五郎がそれぞれの木彫りを装飾しています。
徳川家康と天海上人
謎解きのためのさまざまなヒントを残しています。
鶴と亀が一緒にいることが
寿
かごめかごめ の歌の中の
鶴と亀がすべった
=統(す)べった
両者が
和合・共存する
それこそが
寿だ
という希望なのではないのでしょうか?
今は、亀甲紋の光は失ったままです。
出雲の神々の光を
復活させることが
幸福な未来へ
つながる道だと
感じます。
六芒星はユダヤの象徴ではないと書いた記事