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鳥日記:カラスの生態

カラスはせっかちです。時間感覚は、人間に近い。キジバトだと、エサが出てこないかという期待で、数十分、平気に、じっと、向かいの電線で待機します。一方、カラスは、エサをあげるという人の行動が観察できるまで待つのは長くて2,3分。人が応じなければ、すぐに、よそに探索に移ってしまいます。

 

カラスは視力がいい。朝、カラス(愛称ちゃっかりさん)が、家から2本電柱隔てたところの電柱のてっぺんに止まっている。気まぐれでうちの庭の隅にチーズを置くと、ちゃんと見ている。すぐにハイスピードで低空飛行して寄ってきて、エサを食べにくる。人の行動のパターンをちゃんと識別している。カラスは、視力+知力が高いです。

鳥日記:キジバトの母性愛

目にしたキジバトの行動で、感心したことがあります。

 

チュッチュ夫妻とその子供だと思うのですが、オスとメスとの間に小柄な子供が電線に止まっていた。オスは、子供に、俺は強いぞという首振りをしながら、にじり寄って威嚇する。すると、メスのチュッチュが、オスと子供の間に飛んで割り込み、子供を守っていた。なんだか、人とか、犬とか、ほかの動物とおんなじですね。(うちんちは違いますけどね)

鳥日記(カラス編)ちゃっかりさん

春先に、ベランダで、かまぼこをちぎって置いて、手招きしたら、食べていったカラス。その後、ときどき、気まぐれで、ベビーチーズをくだいて、与えています。

 

カラスは、夫婦で知能プレイをします。とある日、うちの向かいの電柱にカラスが止まって、こっちの様子を見ている。餌が欲しいという意思が伝わったので、チーズを置き、そのカラスを見ていた。すると、別のカラスが後ろ(ベランダの上の屋根)から、突然現れて、チーズのところに降りて(私から1メートルくらい)、一瞬で、一部を食べて、一部をくわえて飛び去った。突然背後に黒い影が現れたので、自分は、びっくりこいた。その後、餌をくわえたカラスは、電柱のところにいたカラスに、餌を口移ししていました。夫婦の片方がおとりになって、もう一方が餌をとる役割分担です。なんて、頭がいいのだろう。

 

餌を置いた後、あるカラスが鳴いて、別のカラスがどこからともなく遠くから飛んできて取りに来たこともあります。「餌があるよ、とってきて」というコミュニケーションがカラスの夫婦間で行われているようです。

 

そのカラス夫婦は、最近、自分が、朝、キジバトに鳩用の餌とスズメたちにクッキーを砕いたのを与えるときを見計らって、ちゃっかりと庭の柵に止まって、「私にも」とコミュニケーションしてくることがあります。50センチくらいの距離でも、逃げない。人が餌を準備する行動を、それだとわかってみている。そばに来るのが、オスかメスかわからないですが、「ちゃっかり」さんと呼ぶことにします。

 

カラスが寄ってくると、キジバトが寄ってこなくなるんじゃないかと、心配していましたが、昨日かな、カラス(ちゃっかりさんだろう)とキジバト(チュッチュだろう)が、うちの庭で、3メートルくらい離れて、同時期に、休憩していましたよ。