鳥日記(カラス編)ちゃっかりさん | はげざるのブログ

鳥日記(カラス編)ちゃっかりさん

春先に、ベランダで、かまぼこをちぎって置いて、手招きしたら、食べていったカラス。その後、ときどき、気まぐれで、ベビーチーズをくだいて、与えています。

 

カラスは、夫婦で知能プレイをします。とある日、うちの向かいの電柱にカラスが止まって、こっちの様子を見ている。餌が欲しいという意思が伝わったので、チーズを置き、そのカラスを見ていた。すると、別のカラスが後ろ(ベランダの上の屋根)から、突然現れて、チーズのところに降りて(私から1メートルくらい)、一瞬で、一部を食べて、一部をくわえて飛び去った。突然背後に黒い影が現れたので、自分は、びっくりこいた。その後、餌をくわえたカラスは、電柱のところにいたカラスに、餌を口移ししていました。夫婦の片方がおとりになって、もう一方が餌をとる役割分担です。なんて、頭がいいのだろう。

 

餌を置いた後、あるカラスが鳴いて、別のカラスがどこからともなく遠くから飛んできて取りに来たこともあります。「餌があるよ、とってきて」というコミュニケーションがカラスの夫婦間で行われているようです。

 

そのカラス夫婦は、最近、自分が、朝、キジバトに鳩用の餌とスズメたちにクッキーを砕いたのを与えるときを見計らって、ちゃっかりと庭の柵に止まって、「私にも」とコミュニケーションしてくることがあります。50センチくらいの距離でも、逃げない。人が餌を準備する行動を、それだとわかってみている。そばに来るのが、オスかメスかわからないですが、「ちゃっかり」さんと呼ぶことにします。

 

カラスが寄ってくると、キジバトが寄ってこなくなるんじゃないかと、心配していましたが、昨日かな、カラス(ちゃっかりさんだろう)とキジバト(チュッチュだろう)が、うちの庭で、3メートルくらい離れて、同時期に、休憩していましたよ。