意外に思われるかもしれませんが、今日の話は大人の空間、珈琲時間 (カフェマメヒコ part3) のつづき。
物語のような、本当の話。こういう温かいストーリーのあるお店、とても惹かれます。
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主人公は、渋谷で30年続いた名店「八竹亭」のご主人、江尻のおじさん。(私がお店に伺ったときは、「前に有名なお店をやっていたらしい」ということしか聞いていませんでした)
そしておじさんの味に惚れていた八竹亭のお客で、三軒茶屋や渋谷で人気のカフェマメヒコのオーナー、井川さん。
特に親しい間柄でもなかった二人が、いまこのお店で繋がっているというのです。いろいろ見聞きしたことをまとめると・・
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じつは江尻のおじさんの八竹亭は、去年閉店となり、ファンの間では「おじさんはどこへ!???」 「生きてるの??」 とちょっとした騒ぎになっていました。(木村拓也さんと竹野内豊さんも、「あのおじさん最近見ないよね」とテレビで話題にしていたらしい)
なぜそこへ足が向いたのかわからないけど、とにかくある雨の日、マメヒコの前にぽつんと立っていたというおじさん。
驚く井川さんに、「おじさん行くとこ なくなっちゃった」 とニコニコ。 閉店を余儀なくされ、店舗と同じくしていた住まいをも失っていたのでした。
そんな江尻のおじさんの活躍の場所を作りたい、と井川さんがマメヒコ3店舗目の計画を急遽たちあげ、、
兼ねてから美味しいものを求め全国を食べ歩き「いつかこれを使いたい」と惚れこんでいた北海道のホエー豚を、おじさんに揚げてもらうことに。
おじさんがドアの前に立っていたの、4月。 マメヒコパート3のオープン、半年後の10月。
前に「好きすぎてなかなか書けなかった」 とご紹介した(大人の空間、珈琲時間
)カフェと、自家製パン工房と、トンカツ屋さんの異色のくみあわせ。
入ってすぐが、あの素敵な珈琲のカウンター、廊下を奥にすすむと、パン工房、トンカツ屋さんとつづきます。
おじさん、ほんとに働くのが好きみたいです。開店当初、お店は夜の営業のみだったのですが、おじさんが早朝から来ちゃうからお昼の営業もはじめたとか・・笑
年末マメヒコpart2にたどり着いた偶然
(キャンセルになった約束、前日に携帯を受け取れてなかったこと、ふと冒険しようとひらめいたこと)に、何かを感じていた私。
その後、信じられない展開とご縁に導かれてここにやって来たのも、江尻のおじさんや、滝口さん、その後ろのストーリーに出会うためだったのかな、なんて勝手に思っています。
素敵なマメヒコ物語と、個性的な登場人物たち。 こうやってフォトと共にここで紹介できることも嬉しい。マメヒコパート3は渋谷Bunkamura近く。おじさん、こんどはエジカツ丼食べにいきますね!
この記事をUPした晩、
年末のご飯をキャンセルした友人から
信じられないメールをもらいました
ありえない偶然
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その後、またびっくりな出会い
新月に起こったミラクル
マメヒコのミラクル伝説はまだ続くのかな・・
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すてきなカフェ