ひとり、偶然に誘われて | おいしく、楽しく、美しく!

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自分らしく豊かに生きる。心と身体の調律
Private Salon
Le Papillon Bleu


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まめがいっぱい


思いがけず、すてきな一日になった昨日。


まずお昼にすてき女子とお気に入りの割烹の限定定食 を。沁みる・・と評判のけんちん汁、沁みた・・


夕方には 「たまにはオフサイト ミーティングしましょうよ~」 上司をさそって大好きなホットケーキ を食べにゆき(OFF SITE=社外 ←上司に堂々のサボリ提案)、あたたかいバターと蜜とコーヒーのなんともいい香りに包まれて、今年の仕事おさめ。


そして夜、気のむくままというか成りゆきのまま、渋谷をちょっと探検してみました。


このミニ冒険は、私のイタイ勘違い×友達の不調で今晩の予定が急にあいた → じゃあ修理にだしてた携帯を受けとれる! と渋谷の au に行ったことにはじまります。 * au にはその前日も行ったのだけど、寄り道の表参道でゆっくり遊びすぎて(いまOptitudeがたのしい)、着いたらシャッターおりてた。涙 それで受け取りは来年になっちゃうなと思ってました


というわけでフッカツした携帯を手に、人でにぎわう道玄坂、ヤマダ電機LABI前、12月28日19時半。 (ひとり。予定なし。寒)


トモダチに電話するとか、ゴンタくんの飲み会に合流?とも思ったけど、ひとりで自由だし、気の赴くままに歩いて、どこのなにと出会うか を試してみたいなとおもいはじめ・・ (←このタイミングの渋谷で一人ですることではない 笑) 松涛エリアはしずかで雰囲気もよいし、ちょっと探検してみたい。


まず目に入ったVIRONには満席で振られ(やはり)、東急BunkamuraのNadiff Art Booksでゆっくり本をえらびました。ロベール・ドアノーと、食べ物にまつわる一冊と、すきないろのKODUEのハンカチを。 そこで目にした東京カフェ本で、なにやら渋そうな珈琲店がちかくにあると知り、レジでお姉さんに聞いたら道のりを丁寧に教えてくれました。 方向音痴の私が一発でたどり着いた、パーフェクトな道案内。(あのひと、すごいわ)



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豆のパテとモッツアレラとトマトのサラダ
北海道の生ワイン 「おたる ナイヤガラ」と

店名から察しはついてたけど、豆にこだわりのあるお店みたい。パテは中東風なスパイスが効いてて、クリーミーでおいしい。 生ワインはジュースかとおもう甘さなのですが、やみつきになる芳しいかおり。お酒は辛口派だけど、これには惚れました。甘さがしつこくなくて、幸せな味。ひとりご機嫌ワイン~



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枝豆とにんじんとほうれん草のポタージュ

豆のざらざら感がのこっていて、おいしかった。 サラダやスープについてくる食パンは、お店の自家製で、飲みこむと鼻の奥のほうで(ほのかに)いい香りがしました。その (ほのかに) を何度もあじわいたくなるパン。


このときのこのお店、すごくよかった。 居心地がよくて、お客さんも店員さんも感じのいい人たちで、ゆったりとシャンソンが流れていて、温かくて・・ 店内のモノや人や空気、音楽、すべてがまとまってひとつの世界を作ってる、そういう時間に居合わせた気がします。(ひとりだとそういうこと、感じやすいですよね) おなじお店でも、すべてが調和してるような瞬間ってそうあるわけじゃないと思う。


本を読みながら長居しました。ほんと心地のよい時間だった。


わたしがたどり着いたのは、マメヒコという、三軒茶屋の有名なカフェの渋谷店でした。焙煎したての豆を北海道から送ってもらって美味しい珈琲を飲ませてくれる。 豆のケーキとか豆のパテのサラダやフムスなんかがあって、豆好きなので気に入っちゃった。次はオリジナルの豆ケーキをたべてみたい。豆とはちみつのケーキが個人的にすき、とかわいらしい店員さんが教えてくれました。


そうか、今日はわたしはあの本たちと一緒に、ここにくるようになってたんだな~ 自分のひどい勘違いや前日の失敗に友人の都合、いろんな偶然が重なり、出会った本と、たどり着いたこの場所。


満たされた気分で、夜の渋谷を駅まで歩きました。 よっぱらいとか救急車(5分間で3台みた・・)のサイレンとか、怪しげな?小道ですらあまり嫌な感じがしなくて、歩いててたのしかった。きっとそこにいるみんなが愉しいときを過ごしてたからなんでしょうね。


雑踏が苦手だった渋谷が、ちょっとすきになりました。2010年、年の瀬。よかったよかった。ここまで読んでくださった方、ありがとうございますぶーぶー


CAFE MAME-HICO