自分へのごほうび | おいしく、楽しく、美しく!

おいしく、楽しく、美しく!

自分らしく豊かに生きる。心と身体の調律
Private Salon
Le Papillon Bleu


おいしく、楽しく、美しく!

そうだ、今年のひとり打ち上げはこれ!と
思い立って向かった箱根のポーラ美術館


おいしく、楽しく、美しく!

「最後の印象派」と呼ばれるボナール
「最初の現代芸術家」と呼ばれるマティス

(色彩豊かな二人の作品を一度見たかった、しかも
「日常という魅惑」という副題、なんだかひかれる)

すばらしかったです。すぐまた行きたいくらいに!
展覧会図録に本にポストカードも30枚買ってしまった

最も心を打たれたのは、ボナールの「湯上り」
(1917年 天保山サントリーミュージアム蔵)

一日の大半を入浴して過ごした(ちょっと風変わりな)妻マルトの様子を
何枚も描いたボナール。やさしい愛に満ちたまなざしで妻をみている、
その場の空気感。 胸がいっぱいになって少しの間、動けませんでした

これも、ずっと見ていたくなる絵

おいしく、楽しく、美しく!

「ノルマンディー風景」
ピエール・ボナール
1925年 上原近代美術館蔵

"正統派の描き方の絵にこだわらず、色彩の見事さをたのしみ、
絵画を感覚的に見たい人にマティスやボナールは向いている"

そんなことをどこかで読んだことがあります

納得・・ わたしめっちゃ感覚派

今回はボナールのやさしいタッチと色が、すうーっと入ってきました
別の時に見たら、力強い色彩のマティスだったのかもしれないけど


常設展で感激したのがこちら

おいしく、楽しく、美しく!

「日本風の花瓶」
オディロン・ルドン


ルドンの花と蝶、だいすきです

はっとするほど色っぽい野辺 も、印象的でした


着いたのがお昼だったので、レストラン「アレイ」でランチコース

白で統一されたインテリア、おおきなガラス窓、のびやかな景色、
美術館内のレストランって少々割高感はあるけど、好きだな

絵を観る前に空っぽになったり、鑑賞後の余韻に浸ったり・・
たっぷりと芸術をたのしむための場所、という気がします


おいしく、楽しく、美しく!

途中、自然光がふりそそぐカフェ チューンで休憩

ランチから閉館までずうっとポーラ美術館で過ごしました
(それでも常設展の一部はみれなかったという・・スローすぎ)
今回行けなかった彫刻の森美術館は、一眼レフと4月に!


誕生日にむけて を書いた時点では新国立美術館のルノワールと
ポールボキューズでのランチなんかを考えていたのですが、
ここまで足をのばして本当によかったとおもう

いろんなことに挑戦した38歳、オツカレ! 自画自賛

帰りに温泉もはいって最終の小田急ロマンスカーで帰りました
(はじめての電車、というのはこれのこと)

去年 とは違った祝いかたができて、だいまんぞくです

追記: けっきょく昨晩、晩ご飯編もやってしまったぶーぶー